ここ最近、マジだみは
大学4年の姪だみと
大学3年娘ミニだみをネタに
就活における業界研究にハマっています。
大学4年姪だみが目指すWEBデザイン業界は
マジだみが昔いたインテリアデザイン業界と
被る所があるので
マジだみのアイデンティティとの親和性も高く
ハマりやすかったというのもありますが
ミニだみに関しては
マジだみが勝手にインフラ業界に的を絞って
調べているうちに
ハマってきました。
※ミニだみは国家公務員志望なので
民間に関してはまだ興味が薄く
それに乗じて
マジだみが勝手に調べている感じです。
マジだみの出身地である福岡県の
北部に位置する北九州市には
日本製鉄の前身である｢官営八幡製鉄所｣という
世界遺産に認定された工場があります。
製鉄には石炭が必要不可欠でして
福岡には筑豊炭鉱と三池炭鉱の
大きな炭鉱があったのと
作った製鉄を
日本全国へ運搬するのに船舶も必要なことから
明治政府は
日本海と太平洋に近い北九州市八幡を
製鉄所の建設地に選びました。
そして明治政府の目論見通り
八幡製鉄所は
日本の重工業には欠かせない存在に
なったのでした。
マジだみが小学生の時
社会科見学でその八幡製鉄所に行きまして
あの冷たくて
硬いだけのイメージしかなかった鉄が
高炉で真っ赤にドロドロに溶かされていたり
製鉄がトコロテンのように
にゅーっと成形されていく様子を見た時に
人間ってこんな事が出来るんだ！
人間の技術ってすごい！と
幼心にいたく感動した記憶があります。
そんなマジだみですので
上京したての若い頃
ドライブで京浜工業地帯を通る時は
八幡製鉄所を思いだして
ワクテカしながら
クネクネしたプラントの構造を眺めたり
どんな企業がここに集結しているだろ？と
地図で確認したりしていました。
その後、
20年近くの時が経ち
ミニだみの就活をこっそり支援すべく
彼女が唯一興味を示している水ビジネス業界を
調べておりましたら
それらの企業が
京浜工業地帯に点在していることを
知りました。
あ、あの浮島近くのでっかい冷凍庫集団は
この企業の持ち物だったんだ！とか
プラントのクネクネしたパイプは
この企業が作っていたんだ！とか
それまでは
点でしか記憶してなかった情報が
一気に線で繋がりまして
いわゆる「アハ体験」が勃発する状態になり
とても楽しくなってきまして
暇さえあれば
インフラ企業のホームページを漁る日々が
続いています。
ところで
それらインフラ系企業の就活事情について
当たり前ではありますが
募集されているインターンシップのほとんどは
理系学部生が対象のモノばかりでして
ミニだみのような文系学生は
ほとんどお呼びで無いか、
あったとしても
理系学部生インターンのおこぼれのような
イベントしか開催されていません。
それでも参加しないよりマシなので
目ぼしいものを見つけるたびに
ミニだみのLINEへ
チマチマと情報を送りつけ
ミニだみが気に入れば
プレエントリーをする、という感じで
気がつくと
ミニだみが高校でも気持ちよく部活を続けるため
バレーのガチ部活がある偏差値60以上の高校が
どこかに転がってなかろうかと
草の根を分けて探し続けた高校受験の時と同様
就活でも
マジだみとミニだみは二人羽織、という感じで
過保護も大概にしろと
人様からお叱りを受ける事態に
発展しています。
そういえば
学生に内定を出した企業が
学生の親に内定承諾の確認を取る、という
「オヤカク」という言葉があるようで
そんな現象に「呆れた」と批判する
お声もありましょうが
どうせやるなら徹底的に、と言いますか
オヤカクとか
そんな甘っちょろいこと言ってないで
是非とも「親向けの就活サイト」を
ベンチャー企業のどなたか
作って頂けないでしょうか。
大学受験の推薦試験や一般受験が
我々親世代に比べて
かなり変化したように
昨今の就活も随分様変わりしまして
就活エージェントが多すぎ問題と
企業側の多彩なイベントが盛りだくさん過ぎて
学生は正直
どこから手を付けて良いのか
よくわからなくなっています。
そして肝心の企業が出す採用情報も
就活エージェントと
タイアップしていることが多く
それらの情報は
登録した学生本人でないと
閲覧することができません。
ミニだみが家にいるタイミングで
登録先のエージェントにログインし
ミニだみと一緒に見れるなら良いですが
あやつが家にいるのは
たいていマジだみが寝静まった深夜でして
日常生活で接触する機会がなく
それでもやるとしたら
ミニだみになりすまして
勝手にログインするしかなく
それだと過保護を通り越して
犯罪者になってしまいます。
(就活エージェント情報には
OB・OGの個人情報がズラリと並んでいるので）
だれか、
親が正々堂々と閲覧できる
就活情報サイトを作ってくれ！！！
。。。という気持ちを内に秘め
今晩も家事が終わったら
企業HPへ遊びにいくマジだみなのでした。
ちなみに
インフラ企業が世界で躍進する為には
丸紅や伊藤忠商事など
大手商社の存在が欠かせません。
かの朝鮮戦争でも
彼らが暗躍したお陰で
日本産業が大いに潤い
それが高度経済成長の火付け役になったのは
多くの方が知るところだと思いますが
マジだみはイマイチ
ミニだみに商社を勧める気には
なりません。
もちろん、ミニだみの学歴なぞで
それら商社に入れるワケはないのですが
「とにかく商社のオトコは不倫する」とは
マジだみの古い友人で商社勤めのお局ちゃんの
力説するところでありまして
年齢＝彼氏いない暦で
大人の男性慣れしていないミニだみが
まかり間違って商社に入った日には
そっちの方で悲惨な状態になるのは
目に見えてます。
(奥さま一筋の商社マンの方がいたら
ごめんなさい）
単純にミニだみ本人が傷つくだけだったり
偶然、そのような出会いがあったのなら
これも人生経験なので仕方ありませんが
不倫オトコが巣食う業界だと分かってるのに
おめおめと娘を放り込むなんて出来るもんか
というマジだみの小心さと
お相手のご家族へのご迷惑を考えると
君子危うきに近寄らずを徹底すべし、と
マジだみのボロいアンテナが
クルクルと回るのです。
まあ、お固いエンジニアも
海外勤務になると現地妻を作ったりするので
そっち方面で心配し始めると
キリがないのですがね。
今日はアホくさくてごめんなさい。