年明け早々

災害が立て続けに起こりまして


私にゃなーんにも予定がないと

寝正月でふて寝を決め込んでいたマジだみは

連日テレビでされる

被災された方々や事故に遭遇された方々を見て

茫然自失となり


あっちをうろうろ、こっちをうろうろと

無意味に動いておりました。


そして、寝正月出来ることが

どんなに贅沢なことだったかと

今更ながら思い知りました。。。。




たとえ当事者でなくとも

このような事態に陥ると

水が枯渇した砂漠で飲み物が欲しくなるように

何か有益な情報がないだろうかと

ネットの海に這い出てしまうのが

人間の性ですが


無防備に泳いでいると

サメに喰われてしまうことがあります。


そのサメとは

フェイクニュースなどの「デマ」です。




最近ではAIが発達しているので

デマの内容も高度化しており


少し前だと

水害が起こった地域に関する

画像生成AIによるフェイク画像が

話題になっていました。


↑画像生成AIによるフェイク画像

画像解析に詳しい専門家によると

この画像には「電柱」が無いので

フェイク画像だと見抜ける、とのことですが


そんなの

一般人には気付けるワケはないですし

また、これからのAIは

電柱くらい作れるでしょうし


情報工学の有名な研究者であり

メディアアートの先駆けでもある

落合陽一さんですら


これからの画像生成AIが作った画像は

さすがの自分でも

フェイクかどうか判断出来ない、と

既に白旗を揚げてらっしゃいます。



また、

文章によるデマについては

悪意があったり面白半分で創作された

へんてこりんな話より


「善意から発信される誤報」が

より広く拡散されるデマのベースになるようです。


例えばこちら↓


これは

元総理大臣の鳩山由紀夫さんが

Xに゙投稿したものですが

実際には志賀原発で火災は起きていません。



もともと鳩山由紀夫さんは

原発反対の思想を持つ方なので


こう言ってはアレですが

複数の関係機関へ綿密な確認をした訳ではなく

ご自身の信念に従って勢いで発信された

「善意」による行為だと願っていますが


鳩山由紀夫さんのような

ある程度影響力のある人物が

善意をもって発信した情報がベースとなって


尾ヒレ背ヒレがついたフェイクへと成長し

拡散されるのが

我々国民を混乱させるデマの正体である


というのが

危機管理対策に詳しい有識者の解説でした。



また有識者いわく

デマが拡散されたらすぐに

大手メディアが叩き潰す、というのが

デマの拡散を防ぐ鉄則のようで


実際

鳩山由紀夫さんのこの投稿の後

すぐに産経新聞が、ファクトを以て

鳩山さんの投稿を是正する記事を出しています。



昨今は「マスゴミ」など

大手メディアを揶揄するような表現が

SNSで散見されますが


このような時、

大手メディアは頼りになるなと思いましたし

これからも大手メディアは

思想の偏りはあれど

信頼のおける情報を伝えて欲しいと願っています。



とはいえ、

身近で災害が起きて

大きな不安に襲われた時

流れてきたもっともらしい情報に

思わず飛びつきたくなる時も

あると思います。


そんな時は是非

「だいふく」を思い出して下さい。


だいふく、とは

・「だ」=誰が言っているのか確認

・「い」=いつ言ったのか確認

・「ふく」=複数の情報源を確認


という、3つの確認の頭文字を並べたものです。


この確認作業は

その情報の正誤を100%確実に゙判断する、

というものではありませんが


最低でも

デマに゙流されることはないようです。



例えば、

共通テスト直前のこの時期


ある難関大学の受験に゙ついて

大学教員の急な人手不足により

英検準一級を取得していれば

英語が満点扱いになる、という情報が

流れてきたとして


それをそのまま鵜呑みにして

我が子に大学受験させる親御さんは

いらっしゃらないと思います。

(まぁ、ひとりふたりはいるかもですが)


ほとんどの方は

その発信源は誰なのか確認したり

予備校や高校の先生に゙確認したり

大学に゙直接問合せしたりと


我が子の受験に悪影響がないよう

各方面でファクトチェックされると思います。


それと同じノリで

災害時の情報もファクトチェックをすれば


「だいふく」の文字どおり

そのご家族はデマに惑わされず

大きな福を得られることと思います。



マジだみは大福が好物なので

いざという時には

大福を食べそこねて

幸せな気持ちを逃すことの無いよう

気を付けて暮らしていきたいと思います。



今日もくさくてゴメンなさい。イヒ