マジだみの高1娘ミニだみは
今年の4月に入学して以降

土日やGWの連休を含め
ほぼ毎日登校しています。ニコ


過去のブログでも
何度かご紹介しましたが

ミニだみは
中学の部活でバレーボールの楽しさに
目覚めまして

高校受験の際も
「バレー部の活動が盛んな高校」を
軸として高校選びを行い

紆余曲折を経て

ミニだみは
コートに立つことを夢に見るまでに
魅せられた高校のバレー部に
ご縁を頂くことができました。キラキラ


なので
「ほぼ毎日登校」の中身は
学校の授業以外だと
部活の練習や遠征に参加することが
大半を占めておりますが

もう1つ、バレー部には
学校から割り当てられている
重要なお役目がございまして

それは
学校行事や在校生の保護者会
あるいは
受験生や親御さんを対象とした
学校説明会など

学校で行われる各種イベントにおいて

会場設営や運営を円滑に行うための
実行部隊になることです。ぶー


これらは去年マジだみが参加した
他校の学校説明会でも見られた風景で

特に
「生徒主体」を教育理念に掲げ
部活に力を入れている私立高校では

野球、バレー、バスケ部などの
球技系部活に在籍していると思われる
生徒さんが
学校見学のために来校した保護者を
席まで誘導したり
資料の配付やアンケート回収を行ったりと
忙しく立ち回っていて

爽やかな笑顔で礼儀正しく
きびきびと活発に動いている
生徒さんの様子に

保護者の方の多くは
好印象を抱かれると思われます。うーん


中には将来の自分の子を
彼らの姿に重ねて合わせて
我が子を是非この高校に入れたい!と
感じる保護者の方もいるのでしょうし

まさにそこが
受験料や授業料を飯のタネとする
私立高校の狙いでなので

球技系の部活に所属する
私立高校の部員は
中学生保護者や外部の大人達に
いつ目撃されても良いように
あるいは
気持ちを引き締めるために

校則とは別の独自の部則で
髪型や制服着用の細かな規定に
縛られているようですし


ミニだみの所属する部活でも
制服のネクタイを緩めるのは
禁止されておりますので

他のクラスメイトが
お洒落でネクタイを緩めていても

ミニだみは
「これがバレー部のプライドですから」プンプン
とでも言わんばかりに
ネクタイをきちんとしめて
堂々と登校しています。にやり


さらに
毎年全国大会出場が期待される
「強化指定」を受けた部活になると

厳しい部則と平行して
厳しい顧問の指導が行われることが多く

それらが行き過ぎると
魑魅魍魎が跋扈するような
「ブラック部活」が誕生しアセアセ

最近では
ブラック部活の体罰問題で
「顧問の先生が部活を解任される」
という記事がメディアを賑わすのも
珍しいことではなくなりました。ぼけー



30年近く前
当たり前のように体罰が行われ
生徒全員を
意味不明の校則で縛り上げるような
自称進学高校に通っていたマジだみは


生徒の人格を否定する
憲法違反のようなブラック部活が
大嫌いで
早急に撲滅した方が良いと思う一方イラッ

ルールに則った集団行動や
自分より上に立つ人間の意向を
速やかに実施する「技」を
自然と身に付けている方が

社会に出た時
我が身を助けることが多いというのも

マジだみが自身の仕事を通して
学んだ事実でもあります。真顔

※特に女性の場合、孤高の人より
その「技」を持っている人の方が
一緒に仕事をする上司や周囲の男性から
好まれる傾向にあると思います。


ミニだみが今、夢中になっている
バレーボールという競技は
その「技」を鍛えるには
打ってつけの手段でありますので

青春の頂点である高校3年間を
ブラックではない部活で
ミニだみがボールを追いかけることが
出来るのであれば

そして部活に通して
様々な学校イベントの設営に
取り組むことが出来るのであれば

将来のミニだみにとって
どんなに有り難く
貴重な経験になるだろう。。。キラキラ

と考えたマジだみは

ミニだみが志望校を決めるために
色々な高校の部活体験に参加した際

顧問の先生や先輩達を観察して

威圧的ではないか
厳しい上下関係はあるか
先輩達に自然な笑顔があるか、などを
確認したり

廊下で擦れ違った先輩に声掛けして
簡単なヒヤリングをしたり、と

ミニだみにとって
健康的な心を保てそうな場所かどうか
マジだみなりに色々と
判断を下しておりました。おーっ!


そして
「ここなら
安心してミニだみを任せられる」と
マジだみが感じた私立高校のひとつに
ミニだみは志望校を定め

幸運にも
ご縁を頂くことが出来ました。イヒ


そしていよいよ
ミニだみがこの高校に入学するにあたり

初対面の人に
自分から話しかけるのが苦手な
性格ブスなミニだみの最大の難問。。。ぼけー

すなわち
「高校での新しい友達づくり」において

ミニだみは躓き
悲しい思いをするのではないか、と
本気で危惧していたマジだみは

楽しみにしていた家族旅行を
封印し
(入学金や制服代やらの多額出費で
マジだみんちにあまりお金が
無かったということもありますが)

入学式の前の春休みの初日から
ミニだみを部活の練習に
参加させました。おーっ!


もともとこの部活が気に入って
ミニだみはこの学校への進学を
決めたわけですから

マジだみの
少々前のめりぎみの部活参加への誘導に
人見知りのミニだみは
嫌がる様子はなくむしろ楽しそうで

そのことだけでも
マジだみとしては御の字なのですがキラキラ

あわよくば
同級生よりも先に
先輩と親しくなったミニだみが
「新一年生のヌシ」となることで

ミニだみが心に余裕をもって
後から部活に参加してきた同級生と
打ち解けられればいいなぁ、と

顧問の先生と連絡を取りながら
しばらくミニだみの様子を
見ておりました。もぐもぐ


そのマジだみのはかりごとが
多少は効を奏したのか

ミニだみは少しずつではありますが
同級生の友達を増やしながら
部活の練習に励み

最近開催された
PTA会合の会場設営には
友達と上手く連携を取りながら
先輩からの指示を滞りなく進め

また部活のない日には
友達と部活帰りに寄り道したり
テスト前には
ファミレスで勉強会をしたりと

JKらしい楽しみを満喫しているようでニコニコ

その様子に
マジだみはホッと安心して
ミニだみの登校を見送っています。にやり




そんな風にミニだみが
高校の部活に馴染んだ頃

関東大会に向けた大きな大会が
東京で行われました。ニコ


まだユニフォームを貰えないミニだみは
試合には出ず、同級生と共に
アリーナからの声援で
チームを盛り立てるようですが

ミニだみとは別に
先輩達の勇姿を見たくなった
マジだみは

先輩やその親御さんへの挨拶も兼ねて
ちょっとお高めの差し入れを持参し
試合会場へと向かいました。もぐもぐ


マジだみが会場に到着すると
ミニだみのチームの試合は
既に始まっています。

マジだみは体育館入り口から
体育館の中を覗きこんで
キョロキョロと左右を窺うと

出入口左手の
コートの脇に並べられたパイプ椅子に
先輩の親御さんとおぼしき保護者が
ずらりと腰掛けていて

小声でおしゃべりをしながら
慣れた様子で試合観戦をしているのが
見えました。うーん


少し緊張したマジだみは
「お疲れ様です~。。。」と
小声で挨拶しながら

保護者さんの観戦の邪魔にならぬよう
腰をかがめて小走りに走り抜けました。


コートの隅に置いてある
得点板の裏側にたどり着いたマジだみが
ふーっと息を付いて振り返りますと

並んだパイプ椅子一番端に
大人しく試合を観戦する女性が
ぎこちなさそうに座っていました。もぐもぐ


あ、一年生の親御さんだ。。。

直感で悟ったマジだみは、
「お疲れ様です、
1年のミニだみの母です」と
女性に声をかけると

彼女の表情がパッと明るくなり
「こちらこそ。。。」と
丁寧なご挨拶と簡単な自己紹介を
マジだみに返してくれました。ほっこり


マジだみよりも先に会場に着いていた
1年ママの話によると

今日観戦に来ている1年生の保護者は
今のところ
1年ママとマジだみだけのようで

子どもが高校生ともなると
保護者同士が会う機会は
あまり無いこともあって

マジだみと1年ママは
貴重なこの機会を逃すまいと
先輩達の試合を応援しながら
小声でおしゃべりを続けておりました。おーっ!


1年ママのお嬢さんは
関東の中学バレーでは
強豪校と呼ばれる中学校出身のようで

お嬢さんの進学を決める際

県外の準強豪高校から
スポーツ推薦でのスカウトがあったけれど
お嬢さんはこの高校の部活を気に入って
第一志望校をここに決めて
準強豪高校を断り

部活引退後は、多くの受験生が
塾通いをしているのを尻目に
ほぼ独学で受験勉強に励んで

このMARCH付属高校に
一般試験を突破して入学された
とのことでした。ガーン


ミニだみもお嬢さんと似た経緯で
この高校に進学しましたが

スポーツ推薦はもらえず
小学5年生から塾通いを始めたわりに
頭脳も足りず、内申と面接で
何とか推薦試験を突破した
「キャラ採用」ミニだみと比べると

バレーの才能も頭の良さも
ミニだみの遥か高みにいらっしゃる
お嬢さんのお話に
マジだみはため息ばかりです。笑い泣き


お嬢さんの受験における
素晴らしいサクセスストーリーを
語り終えた1年ママは

少し間を置いて

でもほんとに
東京のバレーは色々大変なのよねぇ、と
呟いたので
マジだみはハタと我に返りました。もぐもぐ


東京には
全国大会でも上位に食い込むような
「強豪」と呼ばれるバレー部が
いくつかございまして

「下北沢成徳」「八王子実践」
「文京学院」「共栄学園」という
東京4強の私立高校は

何年も前から
都大会のトーナメントのトップに
君臨しているようで

バレー業界にとんと疎いマジだみでも
春高バレーのテレビ中継などで
東京4強の存在を
知ってはおりました。真顔


しかしそれは
どこか遠い世界の物語のような
ミニだみやマジだみとは
無縁の世界のお話で

中学生に上がってから
バレーボールを始めたミニだみは
それなりに濃いバレーボール生活を
送っておりましたが

それは全国レベルからすると
全くの無名な中学校の部活における
小さな世界であり

マジだみもミニだみも
東京のバレーの世界に
触れること無く過ごしてきました。もぐもぐ


しかし
ミニだみが首都圏で
高校バレーに立ち入った今となっては

東京のバレーのお話は
どこか遠い世界の物語ではなく

現実的なチャレンジとして
目の前に広がっているのだと
ひしひしと感じておりました。アセアセ


と、言いますのも

マジだみがこの会場に到着して
廊下を歩いていると

まるでスターウォーズに出てくる
クローン人間のような
選手一団とすれ違ったからです。


これまで
中学校でマジだみが目にしてきた
トーナメント上位の
バレーチームの選手達は

揃いのユニフォームを着ていて
髪型は全員ショートヘアで
何となく強そうに見えるのですが

身長は結構バラバラだったりして
それが個性を引き出す、と言いますか
人間性を感じられました。うーん


ところが
そのクローン人間の一団は
身長が170センチを越える選手ばかりで
(一番背の高い選手だと
190センチ近くありそうです)

また
常に勝者であり続けているからか
勝者であろうと強く願っているからか

まるで女王のような風格が
彼女達の足元から沸き上がっています。


ひょえー。。。。ガーン

彼女達よりもマジだみの方が
何十年も長く
生きているのにもかかわらず

彼女達の圧倒的な雰囲気に
すれ違ったマジだみは
ビビりまくっておりまして

後で対戦表を確認すると
やはりその選手一団は
東京4強のひとつでございました。アセアセ


全日本にスカウトされるような選手は
あのような女王の集団から
生まれるんだよな。。。。もぐもぐ

以前テレビ中継で観戦した
バレーワールドカップを思い出して
マジだみは
しみじみと感慨にふけると同時に

何かすっきりしない気持ちを
抱えていました。ぼけー


1年ママとおしゃべりする直前に
そんな体験をしていたマジだみは

1年ママが呟いた「東京バレーの
大変さ」とは何なのかが知りたくて
思わず
根掘り葉掘り聞いてしまいました。




ミニだみのように
高校の部活でバレー部に入部する
生徒さんは
バレーボールを始めたのは中学校から、
という人がほとんどだと思いますが

中には「少女バレー」と呼ばれる
地域のクラブチームで
小学生の頃から
バレーボールを始める子ども達がいます。


少女バレーを始めたのは
友達に誘われたのがきっかけ
という人もいますが

幼い頃から、将来
春高バレーや全日本に出場したいと願う
お子さんもいたりします。

そのお子さんの親御さんご自身も
昔バレーの選手だったというケースが多く

彼らは一般人よりも
バレー業界に精通していますので

我が子をどの道に勧めたら
世界に通用するバレーボールプレイヤーに
育てられるか

その最短距離を示す地図を
持っていらっしゃるようです。


全日本の選手に選ばれる
近道のひとつは

春高バレーやインターハイにおいて
優勝や上位に食い込める実力のある
強豪高校に
我が子を送り込むことですが

その強豪高校の部活に入部するのは
基本的にスカウトによるものなので
入部希望を出せば
誰でも入部出来るものではなく

まずはその高校の監督の目に
とまらなくてはなりません。


ご両親とも体が大きく

同級生と比べていつも
頭ひとつ抜きん出ているような

バレー選手に選ばれるに相応しい体格が
充分に見込めるお子さんなら

あまり気負わずとも
チャンスはいくらでも
転がっているのかもしれませんが

そうでなければ

目標にしたい強豪高校の監督は誰か
そしてその監督は
どの中学校の監督と繋がっているか

その中学校の監督は
どこの少女バレーチームの監督と
繋がっているか

というように
少女バレーの監督の人脈を探り当て
ここの監督なら、と納得すれば

親御さんによっては
片道1時間くらいかけてでも
お子さんを目当ての少女バレーチームに
通わせたりするようです。


あるいは
監督の人脈に期待が出来なくとも
強いチームであれば
全国大会に出場する機会があり

その全国大会には
色々な地域の強豪中学校の監督が
試合見学に来ていて

良い選手がいれば
なるだけ早くツバを付けるような
青田買いが行われるようで

そのチャンスで
我が子がスカウトされることを願う
親御さんもいるようです。

そんな風に
ご本人あるいは親御さんの願いで
少女バレーのお子さん達は
幼い頃から厳しい練習に取り組み

関東の場合、目論見どおり
お子さんがスカウトされれば
強豪中学校がひしめく東京へ進学し

その中でも
群を抜く才能ある選手は
東京4強の高校へ導かれ

あるいは他県の春高常連チームに
スカウトされていくようです。

そして
もしその望みが叶わなければ
春高への切符はほぼ絶望的となり

東京への進学を諦めて地元に残り
地元の中学校のバレーチームで頑張る、

というのが
首都圏でのバレー界トップアスリートの
セオリーのようです。


。。。。。

と、言うことは

春高バレーに出場する選手は
小学生の時点で、もう既に
決まっているようなものなのか。。。。

。。。じゃあさ、
ミニだみは何のために
上を目指して頑張っているんだろうなぁ。


ミニだみは体格でも技術でも
レベルは高くなく
春高バレーに出られる可能性は
かなり薄いとは思います。

しかし、
小数点以下でも可能性があるのなら
春高バレーに向けて
頑張る価値はあるかもしれません。

しかし
まだチャレンジする前から
可能性がゼロだと
決まっているのであれば

そのチャレンジにはどんな意味が
あるのだろうか?

というか、
高校生の部活の頂点の大会が
選ばれた覇者以外は
出場の可能性ゼロの舞台であるのならば

それって部活と言えるのですかね?


マジだみ自身
中高とスポーツの世界には縁がなく
高校のスポーツの部活が
なんたるかを語ることは出来ませんが

国民を熱狂させる
部活の王者、硬式野球のほうが

球児は誰でも
甲子園を少しは夢みることが出来るように
感じます。





そんな感想をマジだみが
ポロリとこぼしますと

1年ママはマジだみに
少し共感してくださった後

「うちの子もね
準強豪からのスカウトを断ったのも
その高校が気に入らなかった
ワケではなくて

自分はもうこれ以上
技術で身長の低さをカバー出来ない

チームが春高に行けても
絶対レギュラーになれない、って
諦めたからなのよねぇ」と

ため息を付いています。



小学生からバレーを続けてきた
ミニだみの同級生は

夢の舞台を前に
一体どんな気持ちで
チャレンジを諦めたのか

マジだみは1年ママに
尋ねることは出来ませんでした。


オリンピックでもワールドカップでも
バレーボールは
沢山の人々が観戦を楽しむ競技で

バレーの国際大会に関わる大人達は
「東洋の魔女」を復活させるべく
日々選手への指導に
力を入れていると思いますが

その金の卵を見つけるのは
高校の部活では無いところで
やっていただけないものか、と
マジだみは感じました。

チャンスがあるからこそ
頑張れるし楽しいと思えるのが
スポーツだと思います。


大人達の思惑の世界で

子どもが自分で夢を断ち切ったり
あるいは
満身創痍を覚悟で強豪高校に進学を決め
春高バレーが終わると同時に
潰れる選手が出るような

そんなものは
部活ではないように思うのですがね。



今日もくさくてゴメンなさい。イヒ