最近のニュースを読むと
官僚や政治家のセクハラ問題が
よく取り上げられて
ビジネスの世界でも
上司と部下、顧客と営業など
セクハラへの線引きの難しさが
指摘されていますね。
また
少し落ち着いてきましたが



大物アイドルの
強制わいせつ事件にまつわる新展開が
連日のように報道されるのを
目にしまして
このような事件は
本当に多くの人々の関心を
集めているのだなぁと思います。
大物アイドルの報道は
事件を引き起こした本人と
その周囲の人々の人物像や
未来像の解説が多く
事件に巻き込まれた
周囲の方々をことを思うと
お気の毒に、という感想では
まだ足りないと感じてしまいます。
また被害者の方とご家族については
被害届を出した、あるいは
報道された時点で
バッシングや炎上を
ある程度の覚悟はされていたと
思いますが
実際彼らに投げつけられる
心無い言葉を見てしまいますと
未熟者のマジだみは
怒りが抑えられずに
んじゃ、てめーらも同じ目に
遭ってみろってんだ!と
心の中で叫んでしまいます。
マジだみは
被害者の方とはレベルも内容も
全く違いますが
中学生の時に
知らないおじさんから
いかがわしい写真を撮られたことが
あります。
マジだみが住んでいた
九州の田舎町で
ある日の夕方
買い物に行く用事で
自転車を走らせていますと
道端に知らないおじさんが
キョロキョロと辺りを見渡して
突っ立っておりました。
マジだみはそのおじさんに
ぶつからないように
通り過ぎようとしましたら
あ!ちょっとすみません!
と呼び止められました。
何だ何だと自転車を停めますと
「いや、道に迷っちゃって」
と、おじさんは
近くのスーパーの道順を
尋ねてきました。
それはお困りだろうと
マジだみは自転車を降りて
道順を一通り教えますと
おじさんはお礼を言いながら
ニコニコ顔で
「この辺初めて来たから
ちょっと写真を撮りたいんです。
でも風景に人が写っていないと
寂しいから、お嬢さん
一緒に写真に入ってもらっていい?」
と、頼まれました。
現在なら
知らない人に近づくな、
返事をするな、など
知らない人への対処法について
小さな頃から徹底して教えられるので
写真の話が出た時点で
ぼんやり人間のマジだみでも
ダッシュで逃げて
交番に駆け込むところですが
マジだみが中学生の時は
知らない人について行くな、
くらいのことは言われましたが
困っている人がいたら
助けましょう
というような相互扶助精神を
教えられてました。
マジだみは
マジだみんちの周辺に住んでいた
ヤンキーが相手ならともかく
大のオトナともあろう人が
中学生に変なことするはずは無い
と言いますか
いかがわしいコトについて
とんと無知だった愚かしさで
このおじさんの助けになるならと
愛想よく引き受けてしまいました。
で、
おじさんは初め
マジだみを背景の隅に据えるような
カメラワークでパチパチ
シャッターを切っていましたが
そのうち
お嬢さん、ちょっと
座ってもらっていい?と言われ
マジだみは何の疑いもなく
近くの背の低いブロック塀に
座りました。
するとおじさんは
今度はマジだみの正面から
シャッターを切り始めました。
マジだみは手を膝の上に置いて
いたのですが
おじさんはマジだみに対して
手を腰に当てろだの
顔をちょっと傾げてなど
ポーズの注文をします。
マジだみは言われた通りに
体を動かしていましたが
最後におじさんが
ちょっとバランスが悪いから
足を少し広げてくれる?
と言い出しました。
しかもマジだみに近寄って
マジだみの膝小僧を触りながら
足の広げ具合を細かく指示します。
ちなみにですね。。。
マジだみとおじさんが
色々やりとりしている間
近くを人が行き交っていましたが
それを怪しんで
「何やってるんだ!」
と助けてくれる人はありませんでした。
そしておじさんは
本来の目的を果たすべく
マジだみの膝小僧と同じ高さに
カメラを構えて
何度もシャッターを切りました。
。。。というわけで
マジだみはスカートの中のパンツを
バッチリ撮影されたのでした。
で、
マジだみがアホなのは
おじさんを変だと感じたのですが
騒ぎたてることなく
おじさんの言いなりに
なってしまったんですよね。。。
それは
今マジだみが変に騒いだら
このおじさんに迷惑が掛かるかも
と、おじさんに気を遣い
躊躇したからです。
その撮影を最後に
「いや助かったよ、ありがとう」
とおじさんにお礼を言われ
マジだみも愛想笑いで
その場を去りました。
で、マジだみはこの出来事を
何となく後ろ暗いといいますか
人に言わない方が良いのかもと
思いまして
親にも誰にも言わずに
過ごしていました。
そしてマジだみが
アレは痴漢だったんだ、
と気づいたのは
大学生になり男の子と付き合うように
なってからでして
親切心で接した自分は
なんて馬鹿だったのかと
自分を責め
ぼんやりだった今までの自分を
消滅させたいと
何度も胸を掻きむしりました。
もう30年近く前の出来事ですが
あの撮影の日の事は
まるで自分の中に
ビデオ再生機があるかと思うくらい
鮮明にリフレインします。
パンツを撮影される痴漢で
よく聞かれるパターンが
エスカレーターで女子高生の
後ろに立つ痴漢が
スマホでスカートの下から撮影する
というモノがありますが
もし被害者が
マジだみだったとしたら
もちろん非常に不快ですが
その痴漢との接触は
ただそれだけといいますか
話をするような
交流の無い被害なので
自分の脇の甘さを反省し
友達や親に愚痴を
聞いてもらったりして
時が経てば忘れることも
出来るかもしれません。
ですがマジだみの
中学生時の痴漢の場合
ほんの少しだけですが
大人に対する信用というか
まさかこの人が、という心持ちで
接してしまったが故に
律儀な自分がアホすぎて
一生忘れられない出来事に
なりました。
痴漢も悪いけど
隙だらけのボンヤリなマジだみも悪い
という見解があったとすれば
マジだみは声を大にして
言いたいです。
マジだみは愚か者ではあったけれど
マジだみは悪くない、
痴漢が1000%悪いのだ、と。
マジだみは芸能界に疎いので
想像でしかありませんが
芸能界で活動する人は
先輩や目上の人に
頭を下げるのが
当たり前だと思いますし
未成年を育成するような
事務所に在籍していれば
そのところは徹底されると
思います。
また仕事相手に
失礼の無い振る舞いを
するよう指導もされるでしょう。
その上で
もし被害者のお嬢さんが
普通の女の子で
少しでもその大物アイドルを
信用していたり
尊敬していたのであれば
今回起こった出来事は
これから長い人生を歩む彼女を
どんなに苦しめることかと思います。
部屋に行ってしまった自分を
事件の根源となった自分を
人間をひとり失墜させた自分を
大人を信用していた自分を
知らない他人から
ナイフのような言葉を
投げつけられる自分を
輝かしい未来のひとつを
閉ざした自分を
そんな自分を抱えて
彼女は生きて行くことに
なると思います。
信用していた大人や
目上の人間から
性的な被害を受けた人間は
他者からの非難の声ではなく
自分の中から湧き上がる
自分への非難の声で
一生苦しめられるのです。
これから
彼女がその辛さを少しでも
克服しようと思うなら
親御さんやお友達など周りの人に
守ってもらうのではなく
厳しい表現ですが
苦しくとも自分の知性を鍛え
その出来事から学び、知恵を付けて
自力で乗り越えるしか
道はありません。
もしマジだみが
彼女に言葉を掛けられるのであれば
このように言いたいです。
あなたは絶対に悪くない。
あなたが上げた声が
第2、第3の被害者が出るのを
食い止めたのだ。
あなたの勇気のおかげで
救われた人がいる。
その事実に誇りを持って欲しい。
話が逸れますが
マジだみがいる建築業界では
セクハラは当たり前のように
跋扈しておりまして
自虐的ではありますが
セクハラへの自分なりの対処法を
編み出した女性が
淘汰されず生き残れる強さを
持つことが出来ます。
マジだみはセクハラをする
男性陣を観察して
ひとつ気づいた事がありまして
セクハラ被害を受けた女性に対して
君に隙があったからだ、
などと女性に責任転嫁する男どもが
いますが
逆もまた真なりで
セクハラする男性は
おしなべて脇が甘いのです。
セクハラする男性は
女性軽視というより
弱者蔑視の傾向があり
また己の立ち位置を
きちんと認識出来ていないので
ここぞという時に
ライバルの男性や競合相手から
足元をすくわれます。
何かコトが起きて
ハニートラップだ!と喚く
セクハラ男性は
己の脇の甘さが原因で
失墜しただけなのであります。
もしセクハラを感じて
でも事情があって耐えざるを得ない
女性がいらっしゃれば
あー、この男は長くないな、と
心の中で冷笑していればよろしい。
アンタのおかげで
成功しないオトコの観る目を養えた。
ありがとう、おバカさん。
くらいの心意気になれれば
その女性は
ご自分の賢さにひとつ
磨きをかけたように思います。
女性よ、
美しく聡明であれ。
マジだみもそうなりたいです。
