マジだみの娘ミニだみは
今年度から中3の受験生と
なりましたが
部活と学校行事が
ますます忙しくなり
受験生なのに、勉強どころでは
なくなってきました。
とりあえず直近では
ゴールデンウィークに入ってすぐ
部活の大きな大会があり
その3週間後には
体育祭が控えています。
ただでさえ部活の練習や大会で
欠場も交代もできないポジションに
据えられているミニだみが
学校と塾を両立させるのは
結構キツイだろうと思うのですが
そこに体育祭の応援団やら
ダンスリーダーやら
忙しさの権現のような役割を
引き受けてきまして
部活と並行して
体育祭の練習があり
当たり前ですが、ミニだみは
毎日ヘロヘロで帰宅し
朦朧とした顔で塾に通っています。
中3の夏までは
かなりハードな期間になるだろうと
塾の先生から予言されていたものの
そんなミニだみの様子に
マジだみは
「また倒れるんじゃないか」
と青ざめまして
塾をしばらく休むよう
ミニだみに提案をしました。
しかし
ミニだみがこっそり張り合っている
頭の良いの野球部男子の
名前を挙げて
アイツも塾行っているのに
ウチだけ休むなんて出来ない!

というプライドで
這ってでも塾に行こうとします。
仕方ないので今までどおり
お腹の中でエネルギーにすぐ変わる
ご飯のメニューを考えて
食べさせたり
良質な睡眠時間が取れるよう
朝起こす時間を調整したりして
日々何とかやり過ごしておりますが
マジだみの中では
時限爆弾を抱えているようで
まだ本格的な受験が
始まっていないにもかかわらず
すでにお腹が痛くなって
まいりました。
このように
部活と学校行事と塾を
綱渡り状態で過ごしている
ミニだみですが
ひとつ
塾に行かせて良かったなと
感じる出来事がございました。
ミニだみが通う塾のクラスは
高偏差値の高校を狙う
塾のために編成された
合格実績獲得部隊で
主要科目において
中2までに中3のカリキュラムを
おおすじ終わらせるような
早い速度で授業が進められます。
高いIQと集中力で
難しい学習環境でも
ぴちぴち跳ね回る活魚のような
優秀中学生はともかく
クラス編成時に
たまたま水面近くに浮き上がって
網に掛かっただけの
深海魚ミニだみは
難関高校受験クラスという
酸素の豊富な養殖場に放り込まれ
底の方でじっとして
浮かび上がってくることは
ほとんどありません。
そのミニだみを
底から浮かび上がらせない
原因のひとつに
授業の進行が速いために発生する
「知識パズルのピース歯抜け状態」
がございます。
授業中に内容が理解出来ず
パズルのピースを取りこぼした時に
先生に質問するなど
すぐに拾って知識パズルに
はめればよいのですが
拾うまえに授業は
どんどん進むものですから
ピースの歯抜けた未完成パズルを
額に入れるがごとく
学習内容への理解がまだらな状態で
模擬試験を受けることになり
その結果は惨憺たるものに
なってしまいます。
このまだら現象は
中1の途中までは成績が良かったのに
その後成績が下がってきた
あるいは
集団塾に入れても
成績がなかなか伸びない、
という生徒さんにも当てはまります。
同じ学習内容の中でも
解ける問題と解けない問題があり
なぜそんな風にになってしまうのか
分からない部分がどこなのか
分からない状態になってしまい
この状態が続くと
親がいくらお尻を叩いても
勉強への意欲が失せてしまいます。
解決策はただ一つ
歯抜けたピースの形や
取りこぼした場所がわからない
という事実をしっかり認識し
ピースを地道に見つけ出して
拾ってはパズルにはめ込む
という作業を繰り返せば
テストの成績は上がります。
ミニだみの場合
塾の進行速度が早すぎて
かなり歯抜け状態のパズルとなって
深海に住んでいるのですが
取りこぼした大量のピースを
しっかりと
はめ込めるチャンスがありました。
それは
塾での先取り授業を受けた後
同じ内容を半年ほど遅れて受ける
学校の授業の時です。
塾での先取り授業は
学校の授業の予習を強制されるのと
同じでして
ミニだみにとって
塾よりも学校の方が
学習内容の基礎を懇切丁寧に
教えてくれる場所であるのと
半年という期間が
自分が学習内容を理解出来ていないと
充分に認識出来る期間となり
(習ったすぐ後では
内容を理解出来ていなくても
理解したつもりになっているので
ピースを取り落としたことに
気づかないのです。)
学校での授業の際
分からない所を集中して聞くことで
理解に繋げることが出来るようです。
もちろん学校でも塾と同様
小テストがございまして
それが
知識パズルを完成させるだけでなく
ピースが外れないように
糊で固定するような
知識の定着になっていたのでした。
なので
塾の授業の後の塾のテストは
当然のごとく出来が悪くて

「英語が難しくて
英語なんか嫌いだ!」

と言っていたミニだみが
半年後に学校で同じ内容を
基礎からじっくり学び直し
わかるようになった!
と
とるんるん気分でいるのを
マジだみは見て
特別優秀でもない普通の人間が
勉強嫌いにならず
知識を定着させていくためには
予習がとても大切なんだと
改めて実感しました。
優秀な生徒さんや
勉強そのものに興味を持つ生徒さんに
まつわるお話で
学年始めに
自宅で教科書の内容の勉強を
ひと通り済ませてしまう、という
記事を読んだことが
ございますが
それは
頭が良いというより
予習を早めにやっているからこそ
結果的に知識が早く定着し
テストで良い点数を取れるの
だろうなぁ、とも思います。
ということは
別に塾に行かずとも
自宅学習や通信教育での予習で充分
だとも言えます。
計画を立てるのが好きで
コツコツ進められる性格の
お子さんだったり
お子さんが自宅学習をする時
親御さんも一緒に
机について何かしらの勉強をしたり
読書したりするような
ご家庭全体が
学習に意欲的な雰囲気を作れれば
それが一番理想的ですし
わざわざ高いお金を払って
塾に通わせる必要は無いでしょう。
マジだみ自身は
予習がめんどくさくて
嫌いな人間でして
ミニだみを塾に入れた時は
予習のことなぞチラとも
考えたことがなかったのですが
最近のミニだみの様子を見て
マジだみも学生の時
予習を積極的にやっていたら
少しは良い点数が取れて
勉強が好きになっていたかも
しれないな、と
ちょっと後悔をしています。
また
大人になってから
面白い!と感じる出来事の数々は
大昔に学校で習った
授業内容だったりして
マジだみにとって学生時代の授業が
人生の予習となり
最近になって
自分の歯抜けていた知識が
どんどん埋まっていき
すぐ仕事への実践に繋がったり
次の謎解きのヒントになったりして
とても楽しく感じますが
この流れこそ
勉強が面白い!と思える
学習の仕方なのだろうなと
思います。
予習は、
ともすれば地味で面倒な作業で
なかなかやる気が出ませんが
確実に成績を上げる手段の
ひとつであり
これをご家庭で指導出来る
親御さんは
素晴らしい指導者だと思います。
。。。マジだみには
出来ない親技ですが。。。
今日もくさくてゴメンなさい。
