先日、文部科学省が

同志社国際高校の

沖縄県で実施した平和学習を

教育基本法違反だと認定し

その根拠となった調査結果をホームページで

公開しました。

 

一部の政治家さんが

「教育の現場を委縮させる」だなんだと

文科省にいちゃもん付けていましたが

 

それに対し

国民民主党の伊藤たかえ議員が

「生徒を危険にさらすような教育なら

ぜひとも委縮していただきたい」と

啖呵をきっていて

マジだみは伊藤さんに惚れました。。。

 

平和学習については

いろんな意見があるかと思いますが

どんな内容であれ

子ども達の安全が確実に守られるよう

マジだみは願ってやみません。

 

 

 

ところで

このニュースの主人公である

文部科学省について

国家公務員就活の観点で申し上げると

エグい官庁のひとつです。

 

何故かいうと

官庁訪問(採用面接)で訪れた

国家公務員志願者の学生を

「囲い込み」するからです。

 

 

国家公務員になる為には、まず

「国家公務員試験」を受ける必要があり

総合職試験、一般職試験、専門官試験など

職務別に行われます。

 

よくメディアで取り上げられるのは

最難関である総合職試験(旧国家Ⅰ種)で、

6月中旬には

「大学別合格者数ランキング」が

各紙紙面に掲載されます。

 

確かに難しい試験ですし

その合格者数ランキングは

学歴に興味のある方には面白い指標なので

それら試験の存在を知っている方は多い一方

 

頑張って試験に合格したからといって

国家公務員になれるわけではないことは

あまり知られてないように思います。

 

国家公務員就活において

一番厳しい。。。。いえ、

恐ろしい物語が始まるのは

試験に合格した後の

官庁訪問(採用面接)なのです。

 

 

 

官庁訪問には一定のルールがありますが

そのルールに従えば

色んな官庁へ訪問出来るようになっていて

当たり前ですが、

学生は出来るだけ沢山の官庁を

訪問したいと考えます。

 

 

一方、官庁側からすると

優秀な学生を他の省庁に取られたくないので

網にかかった魚(官庁訪問でやってきた学生)を

朝から晩まで自分の所に監禁して

他の省庁へ行かせないようにします。

 

それが先述の「囲い込み」です。

 

 

囲い込まれた学生は

朝の9時~夜の20時近くまで

会議室にずっと待機させられます。

そして自分の名前が呼ばれたら

面接をするのですが

12時間近く待機させられるのに

面接回数は数回、

それら面接時間を合計しても

1時間~2時間程度です。

 

それ以外の時間はただただ暇なので

囲い込まれた学生同士は

初対面ではありますが
面接までの間、

おしゃべりして仲良くなります。

 

仲良くなって良かったね、で

終わればいいのですが

待機中にいきなり面接官がやってきて

数人の学生の名前が呼ばれます。

呼ばれた学生も、呼ばれなかった学生も

蒼白になります。

 

呼ばれた学生たちは

面接官にエレベーターホールまで見送られ

「これであなた達の官庁訪問は終了しました。

お疲れ様でした。」と言われます。

 

これは、「あなた達は面接に落ちました」

という意味です。

 

そのアクションは

公務員就活業界でよく言われる

エレオクというものでして

エレオクされた学生が

その場で泣き出してしまうのも

珍しい光景ではありません。

 

一方、会議室に残された学生は

無事に面接を通過したわけですが

かと言って安心はできません。

 

今、落とされた学生たちと同じように

次の面接でエレオクされる可能性もあるワケで

監禁されている時間内にエレオクされず

また、帰宅した後に

「次の官庁訪問にも来てください」

というメールが入っていたら

 

その日は無事に面接に通過した、

という事になります。

 

その流れは

官庁によって少し異なりますが

デスゲームな官庁訪問を4ケ日、通過出来たら

晴れて「内々定」を貰うことが出来ます。

 

 

この官庁訪問がエグイのは

先に述べたように

囲い込み中に仲良くなった学生が

目の前で落とされる、あるいは

皆の前で自分だけが落とされる、みたいな

公開処刑のような景色が

ずっと繰り返される事です。

 

それがあまりにも辛すぎて

本当は3つ4つの官庁を回ろうと思ってたのに

2つで断念してしまう学生も少なくありません。

 

 

そんなエグいことをする官庁は

冒頭に挙げた文部科学省だけではなく

 

財務省、経産省、外務省、警察庁、

総務省の5大省庁をはじめ

防衛省、厚生労働省、法務省、環境省など

学生に人気の省庁が

このデスゲームを実施します。

 

 

さらに国家公務員就活の苦しいところは

民間企業と違って

「その仕事はそこでしか出来ない」

という点です。

 

例えば、銀行の仕事がしたければ

色んな銀行の面接に

チャレンジすれば良いですが

財務省の仕事は財務省でしか出来ません。

 

財務省の官庁訪問で

スムーズに採用されればいいですが

ほとんどの学生は落とされます。

 

また、公務員浪人して

何度かチャレンジすれば

内定が貰えるというワケでもないので

 

「この仕事がどうしてもやりたい!!」と

思い詰めすぎると、病んでしまったり

30歳になるまで公務員浪人を繰り返すなど

せっかく良い学歴を持っていたとしても

それを台無しにしてしまいます。

 

ですので

自分の中で第一志望、第二志望など

いくつかの官庁の選択肢を持っておくこと、

そして公務員浪人は2年目まで、などと

線引きすることが

官庁訪問ではとても重要になってきます。

 

 

 

あと、官庁訪問に向けての事前準備も

とても重要です。

 

試験に受かってから準備しようと思っても

合格発表から官庁訪問まで

1週間くらいしかないので

 

東大生の中でも相当優秀、

というレベルでないと

全然間に合わないです。

 

ですので

 

・興味のある官庁を調べ上げる。

 

・いくつかピックアップした官庁の

 業務説明会に何度も参加し

 その官庁のことを熟知しておく。

 

・その官庁で自分はどんな役割を果たせそうか

 自分はどんなことをしたいのか

 明確にしておく。

 

この3つのアクションはマストです。

 

そうやって調べたあげたり

自己PRを考えた上で

官庁訪問の面接練習を何度も行います。

それらのことは、

試験に合格した後にやろうと思っても

絶対できないので

出来れば官庁訪問の2年前から

その準備をすることをお勧めします。

 

(1年前からだと、大学のスケジュールの都合で

インターンや業務説明会に参加できない

可能性があるので)

 

ここら辺の話は

経験者が近くにいないと

なかなか知ることが出来ないので

国家公務員になりたい学生さんには

是非知っておいて欲しいと思いました。

 

 

 

来週の6月10日から

国家公務員総合職の官庁訪問が始まります。

それが終われば

7月から国家公務員一般職の官庁訪問です。

 

官僚志望の人も

一般職志望の人も

人生の中で忘れられない出来事に

なると思いますが

体調に気を付けて乗り切ってほしいです。

 

 

 

 

。。。。。それにしても、

マジだみの新社会人娘ミニだみも

去年の官庁訪問は

本当にキツそうでした。。。。

 

自分が落とされるのも辛いけど

仲良くなったあの子が

落とされるのを見るのも辛い。。。

 

何が原因で落とされるのか

何が良くて面接が通るのか

全く分からない。。。。。

 

国家総合職と一般職の官庁訪問の

2ヶ月間、

幾度となくミニだみから

これらの言葉を聞きました。

 

マジだみはミニだみの背中を

さすってやる事しか出来ませんでした。

 

 

 

 

 

運良く一般職の官庁訪問で

志望官庁のひとつに採用された

ミニだみとは

今年5月の連休後、

また音信不通になっています。

 

元気でやっているのか?

仕事はきつくないか?

 

公安職に近い仕事なので

連絡が取れないのは仕方ありませんし

ちょっと寂しくもあります。

 

ですが、

去年の過酷な官庁訪問を思い出しますと

大した学歴でもないミニだみが

やりたい仕事をやらせてもらっていることは

奇跡的な事なんだ、と

改めて実感しました。

 

ミニだみ、頑張れ!

 

 

今日もくさくてゴメンなさい。イヒ