好きなものを好きと思うこと

嫌いなものを嫌いと思うこと

どうしてこんなに難しいんだろう?




自分軸とは自分らしさ、ありのままの自分、生まれながらの自分の色のことです。


自分軸を育てるというのは一体どういうことなのでしょう?


'ありのままでいる'

言葉にすると簡単にできるように思えるけれど、それがとても難しい事は皆さんもおわかりだと思います。ありのままでいればいいのに、ありのままでいることを妨げてしまうのはそこに痛みがあり、潜在意識のパターンを繰り返してしまうからです。


ありのままでいないとどうなるのでしょうか?


例えば、怒りや嫉妬、恐れなどのネガティヴを否定するとどうなるか?

それはネガティブな事柄が秘める変容の可能性、その裏にあるポジティブをも否定することになります。


この世界は相対するふたつのもので成り立つ二元性の仕組みが適用されています。よってそれらは常にセットでひとつとして存在しているので、片方を否定することはその両方を否定しているのと同じです。


とすれば、ありのままであろうとする、ただそれだけで私たちは、暗闇と共にある光──それぞれの輝きを放つことができるのだと思います。



前回、信じられるものの範囲を広げていくということを書きましたが

自分軸を育てるということはまさにこれです。

その感情が私たちをどこへ連れてゆこうとしているのかはわからないけれど、それを感じている自分を信じる


私は、生命としての美しさをこの部分に感じずにはいられません。