私個人にとって恐れとは、ピアノで低めの音を聴いた時のような緊張、それは咄嗟に自分の心を守るような、何かを思い出さないために思考を停止させて身構えてしまうものです。


たとえばベートーヴェンの運命。

あの、ダダダダーンという音は荘厳で迫力がありますが、私には不吉なものがやってくる足音のように感じられ、子供の頃はとても怖かったことを思い出します。


さて、少し話は変わりますが

私たちは一体どのような存在なのでしょうか?私とは一体誰なのでしょう?


統合のプロセスが進むと

私という概念は根源の中に溶け込んでいき、私もあなたも全てのものは'私'という根源の一部であるという新しい理解がやってきます。


ではその'私'とは?


形あるものは肉体や性格(性質)の色があるので色かもしれませんし、色は波長なので私たちは音であると言えますし、光であるとも言えます。


よって

私たちは色を持ち、音を奏でる光

であると言うことができそうです。


「周波数(波長)が引き寄せる」という言葉を借りれば、自分自身に還れば還るほど、本来の周波数を発することができる=本当に波長の合うもの(魂で引きあうもの)を引き寄せるということです。