学力調査の結果についていろいろ分析していました。
基礎と活用という二つの分野で、平均点がでています。
基礎は何となくわかるのですが、「活用」とは一体なんだろう?と考えてしまいます。
子どもたちにもどう説明したらいいのかな?と思っていました。
もちろん、文科省やテストの解説には書いてあります。
それをあえて、自分なりの言葉で説明することが大切なのかなと思い、若い先生たちに
「活用ってなに?」
「活用の力を伸ばすにはどうしたらいい?」
と問いかけてみました。
正解があるわけではないので、
こんなふうに先生自身が自問自答することで、自分なりの実践ができるのだろうと考えています。
ちなみに私は
「活用とは、学んだこと(学習したこと)を使って、学んでいないこと(学習していないこと)ができる(分かる・見えるなど)ようになること」
としました。
既知の学習を使って未知の学習に立ち向かう、といってもいいでしょうか。
自分なりに定義づけると、だったらどんなことをすればいいのかな?と実践を考えます。
その実践は、その先生なりの実践になるはずです。
新しく先生になる方や若い先生は、様々な実践を学んで蓄えることが大切ですが、5年目10年目の先生には、それまで学んだ実践を通して自分なりの未知の領域に挑戦してほしいものですね。
私もまだまだ挑戦中です!