本日、参観日でした。
保護者の皆様には、子供たちの変化を感じ取っていただいたようでした。
この一週間で私が力を入れた局面指導。
①手を挙げること。
②話を聞くこと。
③自分の靴をそろえること。
①手を挙げること、については、手を変え品を変え、挙手することに躊躇しない子供たちにしていきました。「~したい人!」「~できる人!」などと質問します。(前者の言い方と後者の言い方は圧倒的に違います。)音読など、読むだけの場合は何とか全員が挙手できるようになりました。これから、自分の考えを持ち、意見を言いたい!伝えたい!という姿にしていこうと思います。
②話を聞くこと、については子供たちがどれだけ聞き取っているか分かりません。だから姿で判断します。体がきちんと話をしている人を向いているか、話の中で頷いたり相槌を打ったりしているか、です。これは個人差があります。あせらずしつこく3月の姿をイメージしながら指導していこうと思っています。
③自分の靴をそろえること、については、かなりそろえるようになってきました。見てわかるので、評価しやすいですね。ほかの子がそろっていて自分だけそろっていないと気になるようです。こうした所から、ちょっとずつ落ち着いて学習する構えを作っていこうと思います。
さて、今年はカレンダーの並びから、始業式からの2週間を第一クールと考えていました。授業もしていましたが、授業の中身は、学習内容が5割。学習規律(というか、心構えや②など)が4割、学習の方法についてが1割でした。徐々に学習内容を深めていける学習集団にしていきたいと思っています。
自分自身が過去に書いた本と見比べていました。(書いた本人が書いた内容を忘れていました。)30個のポイントのうち、13個(「GWまでにここまでは」という内容)は、いい感じでした。
参考までに、拙著です。
『「局面指導」が学級を変える』 広山隆行 日本標準