九州北部の梅雨入り宣言がありました。
 
 
蒸し暑いこの時期からは、水と関連する(脱水症・熱中症等々)知識をしっかり持っていたいものです。
何度かに分けて書き入れてみましょう。
 
 
今回は、水中毒について。
 
簡単に言えば、過剰な水分摂取によって血液中の「ナトリウムイオン」の濃度低下によっておこる症状。
腎臓の水処理能力は、通常16ml/分で、これを超えるスピードで飲むと体内の細胞の膨化が起こり
低ナトリウム血症を引き起こすことが分かっています。
 
     症状    軽度の疲労感
            頭痛や嘔吐
            精神症状
            ケイレン・昏睡症状
            呼吸困難
 
よく、ダイエットで、水分補給が大切です。水をこまめに飲みましょうと言っていますが、
1日に1.5L~2.0L位をさしています。
 
人間に必要な水分は1日約2Lと言われています。しかし、ご飯や味噌汁や野菜等食品からも水分は得られています。 
 
我々呑みスケが注意しなくてはいけないのがアルコールです。
アルコールは水分摂取と思ってはいけません。(後日触れます)
 
 
事故として マラソンによる過剰な水分摂取による意識障害の多発。
        アメリカで水飲みコンテストでの帰宅後の死亡。
 
体内のナトリウム濃度は、体の中で微妙なバランスを取っています。何事もバランスを保つことが大切です。