お寒うございます
東広島市は霜でテラスの端っこが真っ白です
(写真はない。寒いから)
今日着物着ようかな~ど~しよっかな~
としばらくギッタンバッタン考えて
やっぱり裏ボアデニムにタートルセーターという
超現代カジュアルになってしまいました
今年に入ってから3回ほど
正絹の割とキッチリした着物を着ましたが
(一枚なんぞ比翼つきだからね)
着た感想としては、
やはりデスクワークは着物ではしんどい
ということ。
(いやデスクワークが一番楽な仕事ダロとかいうツッコミは無しで)
これが例えば着物の販売デストカ
イベントのお抹茶をふるまう場所などでの配膳係デストカ
(ウエイトレス?なんかどっちもしっくりこないな)
とにかく「着物姿」であることに意味がある仕事ならば
多少のしんどさを乗り越えてでも
一日中着続けるモチベが保てるんですが
PCの前に座りエクセルと睨めっこしているような仕事で
ふと
「アタシなんで着物きてやってんの?」
って思っちゃうジブンがいるのよねぇ・・・
勿論自分で補正ナシで楽々な着付けをしているので
(だから着た時あまり綺麗じゃないですけど)
色んな所が補正具や紐でギュウギュウで苦しい
なんてことはないのですが、
やっぱり洋服に比べると
座っていれば帯が身体に刺さるし
袖は机の上のプリント類をいちいち掻き混ぜちゃうし
急いでプリンターまで行きたいのに
裾がからんで早く歩けないし・・・・
あとは何よりカニより
「汚れる事が心配で思考が結構そっちに削がれる」
という事
他者から見て
「ああ、日本っていいな」とか
「ああ、四季折々のイベントっていいな」って思ってもらえるなら
それらひっくるめて我慢しますけど
誰も見ない
この環境でアテクシなんで正絹の着物なんて着てんの?
馬鹿ジャネ?
って思えてきちゃうんですよね
まあこの年始の3回は重要な来客があるから着てましたけど
やはりそういう他者にお会いするので正装する
という流れが無い限り
一日中正絹の着物を着て仕事をするモチベは
保てないのではないかと思うノヨ
じゃあ洗える着物は?
と思われるかもしれませんがね、
これがね、ポリエステルって、
さまざまな生地に加工されますけれども
ボアっぽい毛足の長いものならば暖かいのですが
着物生地のポリエステルって
ペラッペラのツルッツルなんですよ
で、そらもう手に取っただけで
ひんやり冷たい
霜で真っ白になっているような季節に
触っただけで冷たいと思うような衣類を
着たいと思います?
アテクシはムリざます
思うにさ、ポリ着物の袷はさ、
中側の胴裏とか八掛をピーチスキンとかさ
ちょっとほっこり温かみのある素材にすべきじゃね?
それならまだ着ようかなって思えるぜ?
洗える着物業界の皆様、是非ご一考願います