人のチカラ
今日から「のと里山街道」が通行出来るようになりました。
「のと里山街道ってなに??」
って言いますと、
金沢から能登へ車で行くには
「のと里山街道」を使うか、(以下、里山街道)
下道の国道249号線を通るしかありません。
里山街道はいわば、能登へ行くための高速道路みたいな存在です。
(以前は「のと有料道路」と呼ばれていましたが、10年程前にありがたいことに無料になりました)
そんな便利な里山街道ですが、
1月1日の能登半島地震で道路がめちゃくちゃになり通行止めになってしまいました。
実はこの2日前の12月30日に、
両親が金沢から珠洲に住んでいる祖母の家までお餅をもらいに日帰りで行ってたんですね。
その時は普通に通れた里山街道が、別世界みたいに変わってしまいました。
自分も何度も通った里山街道。
映像を見て、
「あぁ、これは当分どころか復旧にかなりかかるだろうから数年は使えないかな…」
って思ってました。
ところが、あれから2カ月半で復旧して利用出来るようになったとのニュース。
人の力ってすごいです。
全国から、たくさんの作業される方々が来てくれて雪や雨の多い中で懸命に立て直してくれた。
今、政治家は裏金問題とか言われてゴタゴタ続きですが…
日本ってすごい国だな、って思います。
何年もかかるはずの道路がたった2カ月でここまで戻るなんて。
もちろん、輪島や珠洲はまだまだ手つかずみたいな惨状なので安心できませんが、
とにかく里山街道は能登へ繋がる「大動脈」
みたいな道路なので、これでかなり復興に向けては前進したと思います。
全国の皆さんが能登へ想いを寄せていただいて、石川県民の自分としては有り難いし感謝感謝です。