インターネットの法則 | スマホマスター!佐野裕史

スマホマスター!佐野裕史

スマホに関する問題の本質を徹底的に分析して損をしないようにさせるブログ

前回、全てを疑ってかかる
ということを言いました。
これは別に何でもケチをつける嫌な人間になれという意味ではありません。
正しい情報と間違った情報を見分けるための基本練習だと捉えてください。
いきなり見分けろと言われても何を基準に考えていいのか分からないからです。
そこでまずインターネットの法則と、情報を見分けるためのコツをお教えします。
試しに使ってみる事をおすすめします。

インターネットの法則とは

常に情報発信者が得をする

ということです。

インターネットを利用しているあなたは情報受信者になっているわけです。

例えばあなたがAmazonで買い物をした場合はAmazonが儲かります。
インターネット上にあるネットショップなどは全て情報発信者です。
こんな良い商品あるよ!
うちの店の方が安いよ!
っていう情報を発信しているということですね。
これは物を売って金銭的に利益を得るので1番分かりやすい例ですね。
ではブログやただのホームページはどうでしょうか?
実はこれも情報発信者が得をしています。
知名度を上げるため。
ファンや顧客を増やすため。
など後のビジネスにつなげるために作成される場合がほとんどです。
いかに情報発信者が得をするかが分かると思います。
これはもう法則です。
この法則をひっくり返す事は不可能です。
この法則をまず頭に叩き込んでおいてください。

次に情報を見分けるコツです。
これを教える前にまず確認しておかないといけない事があります。

そもそも得をする、損をするって何のことか?

という認識を同じにしておく必要があります。
人によって損をした、得をしたっていうのは感情でしかないです。
例えば70万円ぐらいの価値の商品を100万円で買ったとします。
普通の人であれば損をしたと思うでしょう。
ですが、手に入りにくい商品であったならば100万円でも払う価値がある!
と考える人も当然いる訳です。
その人からしたら100万で買っても等価と考えて損はしていないと考えるでしょう。
これでは意味がありません。
どんなに損をしていたとしても本人がそう思っていなかければ損になりません。

僕が基準としているのは
買おうとしているものの価値が一般的に出回っている市場の料金の平均と比べて高いかどうか?
です。
同じなら等価です。
例をあげますが、30万円のシャネルのバッグを買ったら等価です。
ブランド物は原則値引きをしないからですね。
30万円の価値のあるものを30万円で買ったら等価です。
得も損もしていません。
しかし、30万円の価値のない偽物のシャネルを買ったら?
これは30万円の価値がないのにそれより高い料金を払っている。
これは損ですね。
逆に30万円なのに誕生日キャンペーンで特別に25万円で購入ができた。
これは得をしています。
このパターンはどうでしょうか?
30万円するシャネルのバッグを買った。
しかし、1週間後に新作が発表されて買ったバッグは旧モデルになり値段が10万円下がっっていた。

あなたは損をしたと思いませんか?
え?思わない?
1週間買うのが早かっただけですよ?
中古だとか、ちょっと傷があるとか、そういったデメリットはないですよ?
全く同じ商品なのに、1週間後に10万円値段が下がった。
仕方がない。。。。。

本当にそう思いますか?
なぜもうちょっと我慢をしなかったのか。
なぜ新モデルのチェックをしなかったのか。

そうやって後悔してきたんじゃないんですか?

僕がものを買うときの完璧な基準を述べます。
「もう手に入らない、かつ、市場の料金より安いこと」
これが僕のものさしです。

なぜバーゲンセールになると行列ができて売れるかわかりますか?
バーゲンは原則売り尽くしセールです。
旧モデルとか売れ残りを売ります。
ですので、かなり安い、かつ、もう手に入りません。
旧モデルはもう生産が終わってますからね。

購買心理として、
希少性 × 安さ = 欲しくなる度合い
があてはまります。
手に入りづらいものほど、かつそれが安ければ安いほど欲しくなります。

あなたはこれにハマってしまっているのです。
冷静に考えましょう。

「そもそも、それって必要なものですか?」

と。

この「そもそも~?」っていう考え方は物事の本質をとらえる場合や損をしない上で非常に重要な考え方です。
マスターできるように日々考えてください。
「そもそも何で特売日ってものがあるんだろう?」
「そもそもこの商品の原価っていくらなんだろう?」
「そもそも金融機関ってこんなサービス行ってたっけ?」
「そもそも個人情報を入力させること自体おかしいのでは?」
「そもそも何でそんな儲け話を俺に教えるんだ?」
僕はこういう疑問の答えをひたすら調べて答えを探しています。

科学的または論理的な答えが見つからない限り一切手を出しません。
出す人は「カモ」です。
情報にいいように操られ振り回される「カモ」です。

こんな餌に群がってくるようなカモになりたいですか?
なりたくないですよね?
得をしているのは情報発信者です。
受信者のあなたは発信者のいいなりにならないように、しっかり考え方を身につけましょう。

次回は騙されないためのコツです。
お楽しみにー!