念願の対面!ネ20ジェットエンジン!! | ふらふら埋蔵さん日録

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息抜きで駄文綴ってマスよ?

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↑IHIそらの未来館のネ20
 12月22日、昭島駅のすぐそばにある「IHIそらの未来館」へ行ってきました。その昔、『秦野市史研究』という刊行物に、この国産初のジェットエンジンの開発が終戦間際に秦野に疎開して行われた事を紹介したのがきっかけで、いくつかのご縁ができ、今回同館名誉館長の原田さんからお招きを受けたのでした。
 大企業の一角にあるこの展示室は完全予約制で、一団体づつしか対応しないため、大変細やかなお話が聞けて、非常に有益でした。
 とりわけ増本館長の「技術力だけが突出して高くても、品質管理や生産体制といったものもきちんとさせて、裾野をしっかり構築しなければ結局駄目である」という意味の発言には、さすがに唸らされました。積んでいらっしゃる経験値が違うのでしょう。


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↑記念撮影しました
 私たちは6人で訪問したのですが、ネ20の開発を指揮した種子島時休さんに戦後直接学ばれた鈴木さんが御一緒だったため、原田さんや増本さんもお忙しかったのでしょうが妙に話は盛り上がり、あっという間に2時間が経過、閉館時間の17時となってしまいました。
 「…今日は種子島先生に会えた気がする。」ネ20から離れる際、鈴木さんが呟きました。
 私も念願の物件に対面でき、このお招きに感謝すること大でした。皆様、お忙しい中、本当にありがとうございました。