ふと思った。
「印刷会社の社長って高齢の人が多いよなぁ・・・」

ほんとにそうだ。
知ってる社長をポンポンと思い出してみても50代後半〜60代後半。
どう思い出しても30代はいない。

IT系なら20代、30代はざらにいる。

なんでだろう??

1つに印刷は結構「経験」がいる。
10年くらいガッツリ働いても業界では「まだまだ」扱い。
工場のオペレーターなどはとくに10年選手ではインクの練りひとつとってもまだまだとも思う。

デザインにしても、どんなに「僕PC関連はめちゃくちゃ詳しいです」といって入社してもデザインは全く別のスキル。たとえC言語とかでプログラミングができたとしてもおそらくMacの前でイラストレーター起動して名刺一つ作成するのに3時間以上はかかるだろう。しかも文字バランスめちゃくちゃで(笑)

前も言いましたが、名刺一つ満足に作成するのに最低半年はかかると思う。
どんなに簡単な名刺でもです。

それほど文字バランスは難しい。これも経験でクリアできる。
名刺の何百とつくるとやっとわかってくる。

僕の経験からすれば、名刺が一人前に作成できるまでに200種類は作ったかな?




まぁ印刷って意外に簡単な製造業の一つだと思われがちなんですが、これが一筋縄ではいかない

だからといって「経験」重視だから社長が高齢ってことでもないけど

また、だいたい地方印刷会社は家族系統なので、若い社長はほとんど2世社長。
でも今のご時世にわざわざ地元とかに帰って来て、印刷会社と継ぐってのはめちゃくちゃ苦労するでしょうねぇ〜。

という理由もあって帰ってこないから社長が高齢なのか??




引き継ぐ人材がいれば、早めに継承しておくことを今の印刷関連の社長さんにオススメします(笑)




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