今月の読書2025〜10月
バビロン大富豪の教え
ジョージクレイソン
お金の作り方を古代バビロンの大富豪の生き方にならいながら教えてくれる本。
いつくかあるけど一部すでにやってることだな…でも別に富豪になれてないな…なんでや。
給料の10%を貯金しろって。外貨株インデックスで運用しろって。あといいとこに住めって。(幸せを可視化できる)
でも年収800万以上の人は物欲ではそれ以上の幸せは感じないんだって。今で言うともう少し上かな? 思い出や体験、家族が幸福を生む、と。ズドン。億万長者は答える、家族を作ることが大切、と。ズ、ズドドン。
会社で必要なのは学歴じゃなくて周りの人といかにうまくやってくか、だって。これは常々昨今思ってたことよね。勉強も(というか一般常識)まったくできなきゃ周りとうまくいかないけどね。
今の所この本でお金はさらに生まれそうにない。
メンタル強めになる習慣 松島雅美
うーん。例えば早寝早起きしましょう、バランスのよい食事を摂りましょう、経験を積みましょう、メディテーションしましょう、ジャーナリングしましょう、今日良かったこと、悪かったことを書き出しましょう。
と言った世界一般で知れ渡っている「やるといいこと」が書いてあっただけのような…
もっと目新しい画期的なメソッドが欲しかった。
成瀬は信じた道をいく
成瀬シリーズ第二弾。第一弾より成瀬の世界観に慣れたのかさくさく読めたし面白かったかも。
滋賀県民の心をくすぐる(あるいは白けさせる)ワードがふんだんに出てくるが、何度も思うがこれは県外人にとってどういう印象を与えるのだろうか。超ベストセラー作品だけになかなか興味をそそる。
ホップカード、ミシガン遊覧船、フレンドマート、琵琶湖プリンスホテル、彦根、長浜、ICOCA…
住んでないとわからないワードでもあるし住んでいたらわかりすぎるワードでもある。すなわち県民と県外人にとっては全く異なる印象を与える単語である。
要は県民にとっては頻出がわざとらしく聞こえるし県外人とっては未知の興味をそそるはず。
人間の心理もよく表現されていてクレーマー主婦、幼馴染、ローカルヒーローに憧れる小学生。ありふれた日常だ。
成瀬以外は違和感のない人間模様である。県外人から県民になった著者ならでは作品ではないだろうかと思う。
最後に思ったのは誰しもが大津弁(いわゆる関西弁だが県内では地域に細分化して呼んでいる)を使っていない。特に読者のお目汚しをするようなきつい方言でもないと思うが…
成瀬調で今日は記載してしまった。今日のところはこの辺で。
2024.12月の読書
2日で以下二冊を読了。
読書納めな12/31。来年はもっと本を読もう。
成瀬は天下をとりに行く
ずっも読もう読もうと思っていた出身地滋賀県がテーマのベストセラー本。舞台の大津市が私のホームタウンではないものの、慣れ親しんだ平和堂、うみねこ(小学五年時の琵琶湖学習船)、新快速、膳所高(当時より県下ナンバーワンと名高い高校!)方言*ちっと南寄りではあるが…そしてご当地グルメの話もなかったな… いろいろ親しみのある世界観がそこには存在。なぜこれがヒットしたかと言うと、県外の人はこの実在するであろう世界観に行ってみたい、県内の人は地元が舞台のこの本への親近感、と行ったところであろうか。滋賀県を離れて25年の私にはもちろん地元愛は人並みにはあるがこの中途半端な気持ちがあるのはどうしても否めないのでこれはもう18で県外へ出た同郷の友人と語りあうしかない、というのが率直な感想である。
次巻もとりあえず読んでみたいと思う。
移動力 移動をする人はうまくいく
永倉顕太
2019年に刊行された移動力を加筆修正され2024年に出版されたものなので情報としてはコロナ禍後、最新の内容の本。
まとめると、下方気味の日本でうまくやっていくためには移動をしろ、ということ。
移動をすると環境や考え方がアップデートされる。定住してしまうと環境が停滞し思考も停止する(ちなみにYouTubeとTikTokも思考を停止させる最たるもの)。その時に大事なのが常にアップデートをすること、AIに負けない人間力を養うため人間関係、人から信頼される人脈づくりをすることなど。
なので会社も辞めろ、サラリーマンをするな、と。特に優秀な人は働きに見合わない給料しかもらえてないとも。(ひぃ)
かと言って何をすべきとは書いておらず人生において培った経験や知識であればコンテンツビジネス(特に教育分野は著者ではなくテーマで売れる)は容易である、と。また海外物は英語のレベルが低い日本では半永久的にニーズがある、と。
そして移動しながらビジネスを、とのこと。見切り発車でも良い、とにかくまず移動の習慣をつけろ、と。
満員電車には乗らずなるべく賃貸、とも。
ビジネスコンテンツと言われてもひらめくものがなければなかなか難しいと思うがひらめいたらやってみるのはいいかもしれない。
今の自分にはかなりfitする本であったのは間違いない。
2024.8-9の読書
汝、ほしのごとく2022
凪良ゆう
王様のブランチでランクインしていた、長編小説。344ページ。思ったより時間がかかった。
人間色々あるんだよ、人間そんな強くないんだよ、人間、好きに生きていいんだよ。っていう現代物のお話。舞台は瀬戸内、今治。島の話。
アンハッピーエンド、なのか好きなように生きたから、ハッピーエンド、なのか。ハッピーかアンハッピーなのかは本人がどう思うか次第。そんなお話でした。
今度は完全ファンタジー小説を読みたいな。
休むヒント。
こちらはいろんな作家さんの休むということについての短編集。 ほんと短編集なので雑誌のコラム感覚に近いので深みもなく。
みなさん休むということに対して自分はどうであるか、というような話。
読もうと思ったときはこんな感じを想定しておらず、休むことに対する意義でも見つけられたらいいなぁ、と思ったけど特に感じられなかった。ちゃんちゃん。
水車小屋のネネ 津村記久子
“長編小説”。奇遇なことながら、物語の始まりは1980年頃、と私と同時頃合い。
でもその頃にはもう登場人物は8歳であったり19歳であったりするから年上か。でも40年ものの物語なので最後はみなさんいい歳だったりする。
いつの時代でもありそうな物語ながら、離婚夫婦、再婚相手との確執、家出、独立、挫折、仕事探し、結婚、動物、同性愛、と言った、現代ならではのテーマがあったりもする。
最大のメッセージは、「(いやな世の中だけど)他人に親切くらいしないと長く退屈な人生になっちゃうのよ」
このような現代ヒューマンドラマは多く存在すると思うのだが、「ありそうでない話」、より「なさそうでない話」の方が好きかなーなんて思ってしまった。
世の中きれいごとの方が多く語られたりするのでアンダーグラウンドなところを垣間見るとはっとしたりすることがあるけど、今回もそうだよな、こういう人たちもいるんだよな、と思わせてくれた。読了に10日期限を設けていたので本としては、サクサクとは読めず苦労したけれどまあまあ良かったとは思う。