皆さん、こんばんは!
maityです。

ここ最近朝晩がかなり寒くなってきました。
風邪も流行っているので、お身体には十分気をつけてお過ごしくださいね。

さて、今回は、モラハラ男誕生後しばらく不安定になってしまった彼の様子を書いてみようと思います。

前回の暴言事件後、彼はごめんなさいと謝ってくれました。でも、私がしたことは今後も許せないかもしれないとも言われました。

私はたまたま隣に座った同期と親しく話していただけです。
私自身親しくしすぎた記憶はありません。
でも、そういう風に捉えられてしまった以上、私にも責任があると感じました。

私は彼が少しずつ穏やかになっていくのを感じながら、ホッとしていました。

ある日、同期の男性とモラハラ男と3人でご飯を食べることになりました。

ここでまたとんでもないことが起きます。

焼肉屋に行き、3人で楽しく過ごしました。
肉は後輩であるモラハラ男が焼いています。
私と同期の男性は、モラハラ男と同じ部署の先輩です。
なので、その場の雰囲気で、彼が焼くことになりました。

私が焼けばよかったのでしょうが、私がやろうとすると、いいから、と断られてしまい、早々に焼くのをやめてしまいました。

楽しくご飯を食べた後、モラハラ男は酔っ払ったから一人で涼みながら帰ると言い、早々と解散しました。
お酒に酔った彼が心配だったため、別れた後彼に、大丈夫?とラインしました。

でも一向に既読になりません。
はじめは彼の体調を気にしていましたが、だんだんと嫌な予感がしてきました。

そう、あの事件の時と状況がそっくりなのです!

もしかしたらまた怒っているのではないか?と怖い妄想が頭をよぎりました。
私はすぐに電話をかけました。

繋がりません。

すると、もう一つの考えが浮かびました。

もしかしたら、トイレで倒れているのかもしれない…

そうです。普通酔っ払ってしまったと言ってふらふら一人で帰ったあと連絡がつかなくなったら、まずはどこかで倒れているのではと心配するでしょう。
どうして真っ先にその考えが浮かばなかったのか、自分の身勝手さに腹が立ちました。相手のことを本気で心配していなかったのではないか、自分本位で連絡を取ろうとしてはいないかと、自問自答しました。

そして、勇気を振り絞って、駅員さんに声をかけました。「先ほど友人とこの駅で別れたのですが、連絡が取れなくなってしまいました。心配なので、お手数ですが、トイレを見てきていただけませんでしょうか。」
駅員さんは何度か入り、扉が閉まった個室に声をかけてくれました。

しかし、該当の人はいない、とのことでした。

思い切って彼の家に行ってみることにしました。

彼の家に行こうという発想に至ることが、もうすでにどうかしています。今なら冷静に、家に帰れたということだと判断して帰っていることでしょう。

でも、エゴですね。また突き放されることが怖かった、認めたくなかったのです。
どうしても会って愛情を確かめたかったのです。

彼の家に行き、チャイムを鳴らしました。
彼は家にいました。そして突き放すようにこう言いました。
「会いたくない。帰ってくれ。家にまで来るなんて神経がどうかしてる。」
確かにどうかしていたと思います。
でも、突然の無視や暴言に免疫がなかったため、どうしたら向き合ってきちんと話ができるのか、そればかり考え、パニックに陥ってしまってました。

早く、どうにかして解決しなければ…早く会って、仲直りしなければ…そればかり考えていました。

彼は私を家に入れませんでした。
私は諦めて駅に向かって歩き始めました。

駅に着いた頃、彼から「帰れるの?」と連絡が来ました。
「途中までは電車でいけそう。」と答えると、「帰れない時間に帰すほど、俺は冷たい人間じゃない。戻ってくれば?」と言われました。

私はようやく向き合って話ができると急いで彼の家に向かいました。

でも彼は一切話をしようとせず、そのままそっぽ向いて寝てしまいました。
私はどうしたらいいかわからず、朝まで眠れませんでした。

明け方、彼が言いました。
「何を怒ってるのかわからないなら教えてやる。どうして俺だけ肉を焼かなきゃいけなかったのか。3人でご飯を食べてるのに俺に失礼だろ。」

え?それ?
と思いました。

私は自分が焼こうともしました。でも彼がいい、と断ったんです。
そのことを話すと、彼は「そんなこと、一度断ったからってやらなくていいわけじゃないじゃん。俺が年下だからって舐めんじゃねーぞ。」と言いました。

たしかに、年下で後輩で、その日のシチュエーションは彼氏彼女としてではなく、職場の先輩と後輩としての飲み会だったため、彼に甘えてしまったのかもしれません。

私は反省しました。
ごめんなさい。と謝りました。

でも、彼は、一度失った信用は、元どおりにしようとしても、何かあるたびにこうやって崩れるんだと、前回の事件のことを引き合いに出してきました。

やはり、許していなかったのです。

私はゾッとしました。いつまでも、このことを引きずって何かあるたびに言われ続けるのかと思い、一瞬だけ彼への思いが冷めました。
でも、また彼が嫌いだと言ったり消えろと言うたびに、追いかけて、話をしようとしてしまうのです。

そうやって、彼と私の関係性は着々と築き上げられていきました。

本日はここまでにしておきます。
また次回、新たなエピソードをお話ししますね。
それでは、また。
おやすみなさい。


maity