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インドマイトリの会通信

お釈迦様の涅槃の聖地、インドのクシナガラで子どもたちの初等教育支援をしている
NPO(NGO)「インドマイトリの会」公式ブログです。
現在、現地駐在員からリアルタイムで情報をお届け中☆

 現在5年生に進級しているラードヴェンドラ・シン君は4年生の終わりにすべての学科でトップの成績を修めて、学校から表彰されました。
算数、英語、ヒンディー語、理科、社会などです。体育や美術なども優れているという天才肌の少年です。
 特に好きなのは算数とモラルサイエンス(道徳)。
彼の一日は朝2時間の家業の手伝い、主に畑仕事の後登校し、学校が終わると家に帰って手伝い、その後2時間ほど宿題や授業の復習・予習をするという良い子のお手本のようです。
 好きなスポーツは?と訊くとにっこりして「カバディ!」いかにも頭脳プレイが得意そうです。
そのほかにはクリケット、運動も得意分野のようです。
 お父さんは近くのインペリアルホテルで守衛さんをしています。家族は8人。
妹3人と2人の兄、弟がいます。
 将来は何を目指しているの?と訊ねると「エンジニアかセナ(兵士)」、この年齢の平均的な答えが返ってきました。

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(見るからに賢そうな瞳のラードヴェンドラ少年)

 いろいろな学校の優秀な生徒を紹介してみようと思います。学業の成績だけでなく、得意分野で際立っている子なども見つけていきます。(角田)
タタガット小学校を訪ねました。ここは登録受付中でもすでに教室は生徒でいっぱいです。2年前に「マイトリの会」が新校舎を造りましたが教室が4室だったので、1部屋を2つに分けて、1年生と2年生というように2学年が一部屋で勉強しています。英語の勉強、でも教科書が違います。先生は大忙し。子供たちは何の屈託もなく勉強しています。早く新教室ができますように・・・
(角田直美)
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 新学期を迎えて、小学校はどこも生徒たちでいっぱい。クシナガラパブリック小学校を訪ねてみました。
 この学校では早くも定員をオーバーする、800人の登録があり、幼児クラス(年少・年長)から5年生までを各年3クラスとしています。21クラスどこも教室は満杯で、生徒たちは元気いっぱいに勉強しています。
 写真は1年生のあるクラス。無邪気な笑顔に思わずシャッターを。
(角田直美)
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