インドトサカシギを抱いてみました | インドマイトリの会通信

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お釈迦様の涅槃の聖地、インドのクシナガラで子どもたちの初等教育支援をしている
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 朝、アシスタントのブラジェーシュがちょっと大きめの鳥を連れて出勤してきました。
「昨日の夜弱り切って迷い込んできたので、一晩介抱し、水やお米などを与えたら朝立てるようになっていた。マタジー(お母さん=私のことです)に見せようと連れてきたよ」
と私に抱かせてくれました。まだ少し弱っているのか、暴れもせずじっとしています。
胸のドキドキが伝わってきます。
しばらくしてちょっと身じろぎをしたので、そっとベランダに降ろしたら、トトトっと歩きだし、羽を広げて滑空し、庭木の間から空へと舞いあがりました。
よかった!と見守ると、すぐ目の前でクルリと旋回し、かわいい声でチチチチと鳴きながらもう一度大きく回って南の空へ飛んでいきました。
まるで「ありがとう」と言っているようで心に温かいものが残りました。

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