少し季節外れなのですが、今日は北欧の行事の一つである「ザリガニ・パーティー」(フィンランド語で Rapujuhlat、スウェーデン語でKräftskiva)を紹介したいと思います。
「ザリガニ・パーティー」とは、北欧で夏の終わりか秋の始まり(一般的に8月か9月)に行われるパーティーのことです。この習慣は元々スウェーデンで始まりましたが、最近フィンランドまで広がっています。
夏の終わり頃、つまりザリガニをあさる季節を祝うパーティーです。ザリガニを食べたり、お酒などを飲んだり、みんなで色々な遊びをしたりする、とてもにぎやかな集まりです。
私の家族は、今年の9月に初めてザリガニ・パーティーを行いました。私は妹たちと家をデコレーションしたり、食卓の支度をしたりして、父が知り合いからザリガニを買っておきました。親しい友達を誘って、妹がお客さんの名前を一つずつ、そして小さなザリガニのイラストを名札に描き、お皿の下に一枚ずつ隠しました。そこで、お客さん達が着いたら、自分の名札をお皿の下から探さなければならないという遊びでした。
みんなが食卓に就いたら、決まった順番にザリガニの部分を食べていきます。ザリガニの他にも、パンやサラダなどの食べ物が用意されています。
ザリガニ・パーティーでは、飲食以外に何をするかというと、歌を歌います。スナップスを飲む時に、歌を歌い出して、一気で飲みます。

以下に載せた2枚の写真を見て、ザリガニ・パーティーの雰囲気がなんとか伝わってくるのでしょう。


Maitotee ~ マイトテー-食べる前のザリガニ Maitotee ~ マイトテー-食卓にて


今日は12月1日だから、この日にぴったりのテーマ、「アドベント・カレンダー」について書きます。
(※ アドベント・カレンダーは、フィンランドの文化だけでなく、イギリスや他のヨーロッパの国々の文化でもありますが、アメブロでは記事のテーマは一つ しか選べないようで、フィンランドの文化にしました。)

アドベント・カレンダーは、ヨーロッパ(西洋)のクリスマスの風物詩の一つです。12月1日 からクリスマスまで毎日一つずつ小さな窓を開けていくカレンダーのことです。(フィンランドでは24日のクリスマス・イブまでですけど、イギリスでは25 日まで窓があります。)
クリスマスの日が来る(つまり、イエス・キリストが生まれた日が来る)のを待ちながら、クリスマスの雰囲気が味わってくる一つの習慣です。窓を開けると、 中には伝統的にクリスマスっぽい絵が描いてあります。例えば、クリスマス・プレゼント、クリスマス・ツリーなどの絵だったりします。
近年、窓の中に小さなチョコレートが入っている「チョコレート・カレンダー」も特に子供の間に人気が出てきました。アドベント・カレンダー自体も主に親が 子供のために買ってあげるものですが、大人でもアドベント・カレンダーを毎年買う人が少なくありません。
以下には、私が今年ドイツ人のペンパルからもらった、かわいいドイツ風のアドベント・カレンダーの写真が載っています。ご覧の通り、一つ目の窓が開いてい ます。


Maitotee ~ マイトテー

フィ ンランドで一番伝統的なアドベント・カレンダーと言えば、スカウトたちが毎年売っている"Partiolaisten adventtikalenteri"です。例えば、うちの母はスカウトたちのカレンダーにこだわります。今年のスカウトたちのカレンダーは、こ ちら   をクリックして見られます。
日本では、アドベント・カレンダーを見かけることは普通ありますか?
今回は、フィンランド人に愛されているサウナ(sauna)を紹介したいと思います。皆さんは恐らく「サウナ」という言葉を耳にしたことがあるのでしょうが、ここではフィンランドの“サウナ文化“というのは実際どんなものなのか、ということについて書きたいと思います。

日本だと、サウナに入れるのはスパーや温泉などへ行く時ぐらいですよね。しかし、フィンランドでは大体の人々は、自分の家にサウナがあるのです。マンションに住んでいる場合は、自分のアパートにサウナがある場合もありますが、マンションの住民が全員使える、共同のサウナがある場合もあります。(その場合は、それぞれのアパートの人々は、自分以外の人々しか使えないタイム・スロットが与えられています。あるいは、女性のみのサウナ時間、男性のみのサウナ時間などに分けられている時もあります。)

自分の家を持っている人たちは、家の地下にサウナがある場合が多いです。私の実家もそうです。私の家族は週に一回サウナに入ります。我が家で、金曜日がサウナに入る日です。仕事か学校から帰ってきた後、ゆっくりサウナに入って、リラックスできます。

フィンランド人がサウナに入ってから何をするかというと、サウナをもっと暑くするのです。(サウナは普通、80度ぐらいの温度なのだが、特に男性で、100度を越える温度のサウナが好きな人も少なくありません。)
サウナの中には、kiuas(キウアス)というストーブのようなものがあって、キウアスの上にある、熱い石にお湯をかけて、蒸気を蒸発
させます。このように、サウナがより蒸し暑くなります。
キウアスにかけるお湯に、様々な種類のアロマ・ドロップ(例えば、ミントかユーカリの香りがするオイル)を入れると、サウナがその香りでいっぱいになり、心地よくなります。

伝統的には、シラカバの葉で自分の体を叩くのもサウナ習慣の一つですが、これは現代昔ほど人気ではありません。私は、何回かやってみたことがありますが、我が家ではあまりしません。とにかく、気持ちをよくさせ、体をリラックスさせるのはサウナの目的です。

サウナは、普通木でできた部屋で、家の部屋の一つとなっていますが、家から離れたサウナもあります。例えば、以下の写真は、tynnyrisaunaと言われるサウナが映っています。(Tynnyri=樽(たる)という意味で、サウナの形から来た呼び方です。)
車で移動できる、小さいサウナも存在しますが、これは少し変わったサウナのタイプです。(笑)


Maitotee ~ マイトテー


最後に映画のおススメなのですが、フィンランドで今年できたドキュメンタリー映画の"Miesten vuoro "(ミエステン・ヴゥオロ、つまり「男性のサウナ時間」という意味)です。この映画をどこかで見たり、手に入れたりする機会があれば、是非見てみてください。
よく「内向的で、自分のことについて話さない」と見なされているフィンランド人男性が、フィンランドの各地のサウナでお互いに人生の辛いことや楽しいこと、色々語り合うという映画です。とてもシンプルな設定ですが、本当に感動的で、映画館で見た時は涙を流せざるを得ませんでした。(この映画は、国際的にどれほど売られているか分かりませんが、日本版も出たら嬉しいです。)

サウナの話は、以上です。o(^-^)o
サウナについて何か質問、意見、経験などあれば、コメントしてくださいね!