ビジネスの処世術を、育児に応用する方法。
先般の夕飯時。
エビピラフをつくっていたときのことです。
「あと5分くらいでピラフができるから、
もずくを食べて待っていて。
その間に、ピラフも完成するし、冷めるから
ちょうどいいと思うよ」
そう言いながら5歳の長女にもずくを渡すと
こう返されてしまいました。
「ママ、大丈夫。全然あわてないで!」
「子どもたちはおなかが空いているだろう」
そう思って
「あせりの塊」「申し訳なさの塊」になっていた私が、
一瞬あたたかい気持ちになれたのは、
言うまでもありません。
子どもから、
あたたかい言葉を引き出すには
どうやらコツがあるようです。
それは、情況を言葉で解説すること。
たとえば、近未来の出来事の状況を
事前に伝えておくことです。
これは、ビジネスでも同じこと。
「○時間後にできる見通しです」
などと合理的な「目安」を提示することで
相手は安心することができますよね。
さらに、遅れてしまった「理由」(エクスキューズ)を
伝えることも有効です。
子どもの場合。お迎えが通常より遅れたら。
「今日は、お仕事のお話合いが盛り上がっちゃって、
いつもより30分遅いお迎えの時間になったんだよ。
でも、おかげでよいものが作れそうだよ。
できあがったら、見てね」
という具合です。
大人の場合。回答をペンディング(保留)して
相手を待たせてしまっていたら。
「社内の決裁待ちで時間がかかってしまい、
ご返答が遅れているのですが…」など.。
先方に開示できるレベルの「理由」を
たったひと言、付け加えるだけで、
相手に不信感を与えることはなくなります。
極論を言ってしまえば…、
その理由は「ウソ」であってもよいのです。
要は「『遅れている理由を、わざわざ教えてくれた』」
という「誠意」を相手にしっかり伝えることが、
「あなたを大切にしていますよ」というメッセージを
相手に送ることにつながるのです。
「何も伝えようとしない姿勢」が最もダメなのです。
こんなテクニックは
ビジネスパーソンなら当り前のこと。
ですが、育児にも有益です。
最後にえびピラフ。
エビ、タコ、小松菜。
ほかに副菜もあるので、
「具材は3種類あれば、よし」としています。
