小型無人機ドローンの農作業への利用が進んでいるそうです。従来、農薬を撒くために使われていた無人ヘリコプターよりも操縦が簡単で価格も約1/5に抑えられると言われています。さらに、1/3の時間短縮も確認されているそうで、農作業の効率が大幅に上がるそうです。遊休農地の解消にもつながることが期待されています。
これまでの農薬を撒く作業は重さ80キロを越える農薬散布用小型無人ヘリコプターを使用していましたが、1台1000万円を越えるもので個人農家にとってはとうてい購入できないものでした。しかし、ドローンであれば180万円前後なので購入のハードルも大幅に下がりそうです。また、ドローンはヘリコプターに比べて価格だけではなく小回りの効きやすさや操縦の簡単さなど様々なメリットがあります。
 農林水産省によれば人手不足などによる遊休農地は15万ヘクタールにも及ぶそうです。小型ドローンやその他のテクノロジーによって農業が効率化され、このような土地も減るかもしれません。 今後の科学技術の発展が農業の課題を解決してくれることを期待したいと思います。