KDDIは、クアルコム、ラックスネットワークス、シャープと共に、国際標準技術である公衆無線lan向けの認証プログラム「Wi-Fi CERTIFIED Vantage」に基づいた品質改善技術のフィールドトライアルを渋谷区の一部のエリアで実施し、世界で初めて成功したことを発表しました。
 近年訪日外国人の増加やイベントにおけるトラフィックの急増災害時のwi-fi無料開放など公衆無線lanが混雑するシーンが増え同社は公衆無線lanを利用するための対策を継続的に実施しています。その政策の一環としてwi-fiアライアンスの国際標準化活動に参加しており今回実証した品質改善技術の使用策定や 業界への普及活動についても2014年から三角し貢献してきました。 この度受賞した 品質改善技術は混雑時の通信効率を改善する技術、電波が不安定な状況において接続しない技術、公衆無線lan への接続時間を短縮する技術という三つの要素で構成されていたようです。フィールドトライアルの結果30%の通信効率改善最大10倍の接続速度向上の効果が得られることを実証することができました。
 KDDIは今回のフィールドトライアルの結果も踏まえて現在提供している Service をより快適に利用できるようにするための将来の「Wi-Fi CERTIFIED Vantage」の 商品導入を検討する他更なる品質向上に向けて取り組んでいくとしているそうです。
 公衆lanは、現段階においては、セキュリティやサイバー犯罪など様々な課題がありますが、今後どのように進んでいくのか非常に気になるところです。