光の全くないヤジャーガマ、でもそこにはいろんな生き物がいた
オオゲジ、コウモリ、ヘビ、カニ、マイマイ、そしてクメトカゲモドキ
わかりますか?クメトカゲモドキ
なんかワニっぽい
『これだけ見られるなんて、今日は本当にラッキーですよ。クメトカゲモドキは滅多に見られない』
ガイドさんが興奮気味に話す
『ライトを消してみましょう。彼らはこんなところで生きているんです』
いくらたっても目がなれない、何も見えない
耳を澄ますが何も聞こえない
こんな真っ暗な世界で、彼らはけなげに生きている
そう思うと、生き物全般苦手な私も彼らが愛しく思えてきた
『ほら、光が見えてきましたよ。今日はあそこで折り返します』
ここは、この世なのか
目の前に広がる神秘の世界に声が出ない
降り注ぐ光が眩しい、ムッとする草の匂いを思いきり吸い込む
『私は生きてるんだ』
なぜかそんなことを強く思いました
一時期、ここはライトアップされ入場料をとっていたことがあったそう
そのときの名残か、鍾乳石にはところどころ落書きが
多くの人が眠り、闇に生きる生き物たちにそれはいらない
つづく
、日常の出来事







