雪が降る予定だったなんて

知らなかったよ!!

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昨日、牡蠣で爆睡日記を書きましたが
今日は不眠症の思い出を書こうと思います。
長~いです・・・。

2012年の年末から2017年の年末まで
きっちり5年間、睡眠導入剤の力を借りて寝ていました。

きっかけは仕事のストレスです。
組織再編があり、職場の雰囲気はピリピリしていました。

その上、猛烈におっかない偉い方がいらっしゃって
皆、その方の一挙手一投足に恐々としつつ
じゃんじゃん降りかかってくる業務をこなしていたのです。

多分、眠れなかったのは私だけじゃないと思いますが
そんな事は私含め、おくびにも出さず連日遅くまで仕事をしていました。

毎晩寝る前に、翌朝の事を考えるとゾッとしたものです。
とくに、おっかない方との打ち合わせがある前の晩なんて
胃が締め付けられ、生きた心地がしませんでした。

そのうち、布団に入るとろくでもない思考が
勝手に脳内を高速で駆け巡るようになり
眠気が訪れなくなってしまいました。

 

ウトウトしかけたとしても

突然脳が再起動して

高速思考を繰り広げ出すので目が覚めちゃうんですえーん

これはマズイ事になった・・・と、業務に支障をきたす前に
迷う事なく睡眠導入剤を処方してもらいましたね。

最初は一時しのぎのつもりでした。
以前もちょくちょく眠れない時に処方してもらっていたので
また元通り眠れるようになると、高を括っていたんです。

ところが、ストレスの元となった
おっかない方がご異動になり
職場の雰囲気が何となく緩んで来ても
自然な眠気はやって来なくなっていました。

アロマをたいたり、ストレッチをしたり
ゆっくり入浴をしたり、カフェイン断ちをしたり
食事を工夫したり、IT機器から離れたり
考えられる限りの手を尽くしましたが、全く効果が無いばかりか
失敗するたびに失望が膨らむばかりです。

また眠気が来ない。
今日も薬を飲むしかないのか。
私はこのまま一生自然に眠れないんじゃないか。

もはや、夜が恐怖です。
布団に入る時間が近づいてくると
緊張するようになりました。

自分の目を覚まさないように
呼吸を制限し、寝返りを打たずに固まっていたり
まるで猛獣に見付からないよう、息を殺して茂みに潜んでいるかのようです。

私の脳は「緊急事態発生中」
という指示でも出していたのでしょう。

私が「眠れない恐怖」を毎晩繰り返し感じ、恐れ
不眠の事ばかり考え、脳に間違った判断をさせたのだと思います。

でも、当時はそんな冷静な思考なんてできません。
茂みに追い詰められた、原始人モード発動中ですからね!

そのうち、報われない努力にも嫌気がさしてしまい
漫然と薬を飲み続けていました。

科学の力で、緊急事態命令を解除してくれた上
リラックスと眠気も提供してもらえるんです。
当時の私にとっては、まさに救世主ですよキラキラ

いいかげん無駄な抵抗はやめて、楽になってしまうのが得策だ♪
と、とりあえず先の事は考えずに薬のお世話になっていました。

長期連続服用が5年になろうとしていたある日
とうとう主治医から
「そろそろ減薬を考えていきましょうか」
と提案がありました。

私も「ごもっとも!このままではマズイですよね。」
と思っていたので、さっそく減薬に挑戦です。

私はベンゾジアゼピン系の薬を飲んでいたので
離脱症状を考慮し慎重に減薬プランをたててもらいました。

まずは半分に割って、半量にしました。
何となく入眠しにくくなりましたが、まぁ、許容範囲です。
そのまま様子を2週間みました。行けそうです!

次は4分の1になりました。
今度は全然だめ。行ける気が全くしません。
激しい焦燥感に襲われてしまいました。

一旦、振り出しに戻ります。

次に主治医が提案してくれたのは
非ベンゾ系の薬に切り替える案。

ロゼレム、ベルソムラ等々を試しましたが
連日悪夢にうなされて、またしても断念。

そんなこんなしているうちに
2017年も終わりが近づいていました。

主治医先生からは
「もう年末になっちゃうから、焦らずゆっくりしましょう。
 方針はまた来年から考えるとして、今は慣れたお薬を飲んでいてください。」
と、励まされ年内最後の診察を終えました。

会社の仕事納めも終わり
明日から長いお休みが待ってます。
それなのに、ちっとも嬉しくありませんでした。

フツーに眠れない生活が続く事への絶望が
あまりにも大きかったからです。

先生も親身になって色々試してくれたのに。
私も努力したのに。
全部うまくいかなかった・・・。

本当に本当に、もう二度と自力で眠れないのだろうか?

鬱々とした気分で布団に入った私は
薬を飲み忘れている事に気づき、一旦起き上がりましたが

「いや、待てよ。私は明日の朝、絶対に起なくちゃいけないのかい?」
と自問したのです。

そして
「起きなくても問題ないです。むしろ起きなくて結構です。」
という結論になり、そのまま薬を飲まない事にしました。

布団にじっと横たわっていると
お馴染みのじわじわした恐怖がやって来ます。

今日も眠くならない。
怖い事だね。恐ろしい事だね。
絶望的だね。

 

この時間が怖くて、薬頼みになっていたのは

重々承知しています。

緊張して呼吸が詰まってきましたが
絶対に死なない事もわかっています。

大丈夫。
死にゃーしない。

何なら、何日もこのままでいたっていい。
薬を飲んでいない丸腰状態で
怖くて不安で仕方ないけれど、死ぬことだけはない。

だから、この不安と恐怖に飲み込まれながら

布団の中で震え続けていても大丈夫なんだ。
時間はたくさんある。
有り余っている。

・・・とやっているうちに


いつの間にか寝ちゃいましたにやり
おそらく、横になってから数十分程度で入眠していたと思います。

その日の夜も、次の夜も
同じようにして眠りにつき、薬なしで1か月過ごした後
主治医に報告できました。


先生の嬉しそうな様子を見て、

何だかイイ事をした気分になってしまいましたニコ

ただ、ベンゾ系の薬は
いきなり断薬すると、人によって離脱症状がツライそうなので
このやり方はおススメできるものではありません。
私も散々減薬を試した末の荒療治です。

私は特に離脱症状は出ませんでしたが
万が一のダメージを追わないためにも
お医者さんと相談しながらの断薬が安全です!

そんなこんなで、不眠症は寛解しましたが
私が不眠になりやすい気質だという事に変わりはありません。

うっかりすると、すぐに覚醒しちゃいます。

 

一番気を使っているのは

全力で脳みその興奮を阻止する事ですね。

試行錯誤を繰り返し、定着した寝姿は


耳栓、マウスピース、マスク、手袋を装着し


低反発のクッションを抱えて寝るスタイルです。

 

オススメ過ぎる耳栓

     ↓

 

ファミマでたまーーーに見かけますが

置いてない店舗が圧倒的に多いので入手に苦戦しています。


耳栓は、冷蔵庫がうなる音や外の車の音、話し声等を遮断。
マウスピースは、歯の食いしばりを軽減。
(歯医者さんで作ってもらっています)


マスクは、顔半分が覆われていると安心するから。
手袋は、あちこちボリボリ掻いても肌が傷つかないように。


これらは外的刺激によって

脳が起動してしまうのを防ぐのに役立っています。

横になって目を閉じたら「今日も安心して生きていますクローバー
・・・的な、平和な言葉を自分に聞かせて鎮静させてあげます。


最初は馬鹿馬鹿しくて白々しい気分になりましたが
毎日続けているうちに習慣になっちゃいました。

脳みそシャットダウンの
呪文的な役割も果たしている気がします。

私の脳みそは習慣に弱いので、
「刺激もないし、安心しているし、呪文も聞こえたし

 今日はもう働かなくて良いのね。」

と、理解してくれた模様で、

まさかの夜間再起動をする事が少なくなりました。

※0ではないんです・・・

家族旅行の時も
4種の神器は忘れずに携帯。
さすがにクッションは置いていきますが・・・

家族は横目で見つつも
見て見ぬフリをしてくれています笑い泣き

ひとつ大事な事を書き忘れるところでした!!


薬を止める少し前から、歩く時間を増やしました。
身体疲労からの眠りを期待して。


主治医からは、良くなった要因として

とても大きいので継続しましょう!と言われました。

段々距離が延びていき
今は、1日10km前後歩いています。

睡眠は、私にとってすごく大切なこと。
心身の健康も、よく眠れていたらそこそこ保てると信じています。

そして、良く言われている事なのですが

 

眠ろう眠ろうと焦らない事

「眠れなくてもいいやー」くらいの気持ちでいるのが

不眠には一番効く 

 

これは、コツを掴むまでむつかしいんですけど

本当にそうなんです。

 

簡単に言うなーむかっと当時は怒りすら感じていましたが

結局私が不眠症から抜け出したのも

「もー 眠れなくてもいいよ!」という、ブチギレた決断からでした。


今の寛解状態に甘んじず

これからも、より良い眠りを追求していこうと思いますヒツジ