先週の5月14日〜15日にかけて

長野へ旅行に行って来ました。

目的地は「小布施」と「松本」でした。

「小布施」は北斎の作品を見たかった

のと「松本」は松本城が目的でした。

いずれも初めてでした。

 

長野方面へ行くのは久しぶりでした。

名古屋を9時発の「特急しなの」に

乗りました。

 

 

列車が岐阜県に入ると

木曽川沿いに木曽谷を上がっていくのを

感じました。

 

 

塩尻駅近くになると平坦になり、

北アルプスが見えてきました。

 

 

塩尻駅を過ぎると、北アルプスの山々が

より近くに見えました。

 

 

千曲川の広がりを感じつつ

列車は松本へ向けて降りていく。

 

 

長野に12時前に到着

 

長野電鉄に乗り換え

 

 

始発は地下駅でした。

特急と普通電車が停まっていました。

 

 

特急の方が小布施へは早いのですが、

時刻表では普通電車の方が早く着きそう

だったので普通電車に乗って小布施へ

向かいました。

途中、樹木畑が広がっていました。

 

 

小布施駅へ13時前に到着

 

 

小布施駅で別のタイプの特急と

すれ違いました。

乗ってきた電車とのツーショットを

撮りました。

 

駅の観光案内所に立ち寄って、

小布施の散策の仕方について

アドバイスを受けました。

小布施駅から約10分程の所に

北斎館などの施設があるが、

八方睨み鳳凰図のある岩松院だけは

離れている。徒歩でも行けるし、

タクシーも利用出来るとの事でした。

 

 

先ず、北斎晩年の傑作である

「八方睨み鳳凰図」がある岩松院へ

向かいました。

時間節約のため、駅からタクシーを

利用しました。約10分で到着。

 

 

 

 

 

目指す絵は本堂内の大間にありました。

21畳の大きさの極彩色の天井絵です。

 

天井絵の説明が約10分ありました。

「北斎88歳から89歳にかけて

 約1年かけて描いた。

 岩絵具と金箔で彩色されており、

 描かれた後、塗り替えは一度も

 行なっていない。

 また、絵の中に富士山が3ケ

 描かれているので探してみて下さい」

などでした。

 

堂内は撮影禁止なのでパンフレットの

写真を利用します。

 

 

鳳凰が正に八方睨みで描かれていて、

見る方向によって、金箔とか線の

色も変わって見え、素晴らしいと

思いました。

北斎はこの絵を描いた後、

江戸へ戻り90歳で亡くなっており、

最後の大作と言えるものでした。

 

本堂の裏手には豊臣秀吉の重臣として

有名な福島正則の霊廟がありました。

 

 

 

寺を後にして、北斎館へ向かいました。

 

 

北斎館に入り、先ず、

映像ホールで「小布施と北斎」、

「ジャポニズムと北斎」を

各15分計約30分見ました。

 

「小布施と北斎」では

北斎は80歳代の半ば、

小布施の豪農商・高井鴻山の

招きにより来町、逗留。

地元の祭屋台の天井絵、

岩松院の大間天井絵

(鳳凰図)を描いた。

との説明でした。

 

その後、展示室で作品を

見てまわりました。

 

 

 

 

 

最後の展示室には

北斎筆の天井絵が描かれた2台の

祭屋台が展示されていました。

 

東町祭屋台の「龍」、「鳳凰」は

北斎85歳の作。

 

 

手前の床に置かれているのが本物の絵

 

 

 

上町祭屋台の「男浪」、「女浪」は

北斎86歳の作。

 

 

次に、栗の小径を歩いて

高井鴻山記念館へ向かいました。

 

 

 

岩松院大間天井絵「鳳凰図」の

下絵が展示されていました。

 

 

 

 

 

「富嶽三十六景」屏風

単独で数枚を見た事はありますが、

このように三十六図がまとめられた

のを見たのは初めてでした。

 

 

その後、

「おぶせミュージアム 中村千波館」へ

行きました。

 

 

中島千波は1945年に日本画家であった

中島清之の三男として疎開先であった

小布施で生まれた現代日本画家。

当館では中島千波の描くさまざまな

ジャンルの作品を展示している

とありました。

 

桜の絵の作品がとても綺麗でした。

 

動物と花を描いた絵もありました。

 

 

屋台蔵がありました。

小布施町内には祭り屋台が

7台現存している。

その内、5台を当館で収蔵展示し、

その他の2台を北斎館で展示して

いるとありました。

 

 

 

その後、

北斎館周辺にある小布施の名産店を

見て回った後、小布施駅へ戻りました。

 

 

 

17時前発の普通電車に乗って

長野駅へ戻りました。

その後、18時過ぎの「特急しなの」で

宿泊予定の松本へ向かいました。

 

松本へ行く途中、千曲川の広がりの

景色を再度見ました。

 

 

松本に19時過ぎに到着し宿泊ホテルに

入りました。

 

松本城は翌日見学の予定にして

いましたが、ライトアップされた

松本城を見たくなり、

歩いて出かけました。

約20分で到着。

 

松本城内への門は閉まっていましたが、

 

 

松本城公園越しに松本城の天守が見えました。

 

 

城の堀に沿って、

ぐるっと見てまわりました。

 

 

 

 

 

 

いろいろな角度から写真を撮りました。

とても綺麗だと思いました。

 

松本城は堀にその姿が映るのが

綺麗だと思いました。

 

 

 

 

 

 

思っていた以上の綺麗な写真が撮れました。

 

とても良い日になりました。