2日目の行先は大塚美術館でした。

徳島県鳴門市にある

「陶板名画美術館」です。

 

古代壁画や世界26ケ国190余の

美術館が所有する現代絵画などの

1000余点を大塚オーミ陶業

株式会社の特殊技術によって

オリジナル作品と同じ大きさに

複製した陶板名画を展示しています。

写真撮影も陶板に触る事もOKです。

 

 

大塚美術館の事を知ったのは

2018年末のNHK紅白歌合戦でした。

米津玄師が徳島県内から

中継映像で参加。

大量のキャンドルと壁画に

囲まれた礼拝堂のようなステージに

登場して「Lemon」を歌いました。

 

その中継に使われたのが

大塚美術館にある「システィーナ・

ホール」でした。

 

これを見て、機会があれば

現地で見たいと思っていました。

 

6日のホテルの出発時間は

8時45分でした。

ホテルのすぐそばに

生田神社があったので

朝食後、8時前に参拝しました。

 

楼門

 

手水舎

 

花が飾られています。

 

拝殿

 

生田の森

 

稲荷神社の手水舎にも花が添えられて

います。

 

 

黒猫がいました。

良い日になりそうでした。

 

バスは予定通り8時45分過ぎに

ホテルを出発しました。

 

これから渡っていく明石大橋が見えて

来ました。

 

淡路島を抜けて

鳴門大橋を渡っている途中に

橋の下に大うずが見えました。

 

程なくして大塚美術館の建物が見えて

来ました。

 

国立公園内に設置する為、

地上に見える部分が13mまでと

いう事で地上は2階、地下3階の

建物になっています。

 

10時過ぎに美術館正面に到着

 

エレベーターで上がります。

 

上がりきった所が地下3階(B3)です。

 

正面に見えるのが

「システィーナ・ホール」です。

 

右手にあるのがミュージアム

ショップです。

 

 

大塚美術館の滞在時間は5時間

ショップ手前のインフォーメーション

コーナーに15時20分集合。

それまで各自自由行動でした。

 

音声ガイドを借りて、

早速、システィーナ・ホールへ

入りました。

約1000m2のスペースに

約300の人体が描かれていて

ミケランジェロが4年半を

かけて描きあげたとの事でした。

 

 

 

入口の左手に米津玄師の「レモン」の

陶板画と紅白の時のイメージ映像が

モニターに映されていました。

 

 

SNSから紅白歌合戦の時の映像を

借用します。

これを見たわけです。

 

入口右手には天井に設置されている

陶板の実物大のものが置いてありました。

 

その後、B3の展示を見てまわりました。

古代、中世のフロアーです。

 

エル・グレコの祭壇衝立復元

 

アレクサンダー・モザイク

 

B2の展示を見てまわりました。

ルネサンスとバロックのフロアーです。

 

ヴィーナスの誕生 

ボッティチェッリ

 

最後の晩餐(修復前) 

ダ・ヴィンチ

 

最後の晩餐(修復後)

 

モナ・リザ

ダ・ヴィンチ

 

夜警

レンブラント

 

キリスト昇架

リュべンス

 

真珠の耳飾りの少女

フェルメール

 

モネの「大睡蓮」

 

B1コーナーを回りました。

バロック、近代です。

 

7つのヒマワリ

ゴッホ

 

7つのヒマワリは見比べたいと

思っていました。

 

1888年末夏、ゴーギャンを迎えるために

描いたのが次の4点

最初に描いたとされる。個人蔵

 

1945年芦屋市で空襲により焼失

 

3番目に描かれたもの

花の数が増えた

ドイツにある美術館蔵

 

イギリスにある美術館蔵

 

1889年冬 ゴーギャンが去る前後に

自身の作品を模写したのが次の3点

 

イギリスにあるヒマワリを模写した

とされている 

SOMPO美術館(日本)蔵

 

ドイツにあるヒマワリを模写した

とされている 

アメリカのフィラデルフィア美術館蔵

 

SOMPOのものと同じく

イギリスにあるヒマワリを模写した

とされている

オランダのゴッホ美術館蔵

 

民主を導く自由の女神

ドラクロワ

 

笛を吹く少年

マネ

 

落ち穂拾い

ミレー

 

接吻

クリムト

 

叫び 

ムンク

 

1階の展示を見てまわりました

 

ゲルニカ 

ピカソ

 

約2時間見て回り、12時を過ぎていたので

B2のカフェ&レストランで

昼食を取りました。

 

モネの大睡蓮に直結しているレストラン

 

うずしお海鮮丼を食べました

 

その後は、システィーナ・ホールで、

定時時間毎に繰り返されている

美術館スタッフによる説明を聞いたり、

 

もう一度気になった絵を見直したり

ミュージアム・ショップで土産を

探したりしながら時間を過ごしました。

 

陶板なので、勿論、原画の絵の具の

塗りのタッチなどを感じる事は

出来ませんが、色合いとか原画の

サイズを体感出来たこと、また、

西洋名画を一度に見れた事が

とても良かったです。

 

今回まとめていて、B3のフロアーに

礼拝堂とか聖堂が数多くあったのに

行き忘れた所があるのが分かりました。

休憩時に、美術館のフロアーマップの

説明書の中を見直しておくべきだったと

思いました。

 

ショップ近くの通路には、

システィーナ・ホールで行われた

歌舞伎とか将棋の対戦の写真が

飾ってありました。

 

 

予定時間の15時20分に集合し、

エレベーターを降りて

美術館を後にしました。

 

 

上本町へ戻る途中、

トイレ休憩とショッピングを兼ねて

ドライブインに寄りました。

そこから明石大橋が見えました。

 

16時40分過ぎにドライブインを出発し、

上本町駅に18時20分頃に着きました。

各自で夕食を済ませ、

上本町発20時03分の「ひのとり」で

帰途に着きました。

 

旅行は天気の良さが気になるところ

ですが、2日間共に晴れの日で

良かったです。

団体行動は制約もありますが、

とても満足出来た旅行でした。