イトゥデイの記事(抜粋)です。
「スターをめぐる過熱競争が出演料問題生む」
MBC「許浚」、「商道」、「大長今 '、'離散 'など、国内外の大規模なブームを巻き起こしたドラマを演出してきたイ·ビョンフンPDの2008年のインタビュー記事のタイトルである。
主演級演技者の出演料の高騰により、ドラマ制作の質が落ちて、作品本位の競争力が落ちるというのが主な要旨だ。約6年が経った今、産業外縁の拡大を重ねてきたミュージカル界も同じ疲弊している。
JYJキム·ジュンスを筆頭に、アイドルスターのミュージカル進出は、ここ数年の間に国内ミュージカル市場の画期的な変化をもたらした。アイドルスターが既に所有して支持基盤、すなわち厚い国内ファン層はもちろん、海外ファンまで、国内ミュージカル市場の消費者に吸収させたものである
注目すべき点は、「助演級者も一緒に出演料が上がったが端役俳優の出演料だけでは上がらなかった。出演者の減少に応じて、これらの出演機会も大幅に減って富益貧現象が深刻化している」は、イ·ビョンフンPDの指摘をそっくりそのまま繰り返している公演界の状況である。
ミュージカル1世代に数えられ、最上に達した俳優チェ·ジョンウォンは最近会った席でこのように述べた。
「最初から多額の金を受け取って、突然飛び込んだいくつかのスターたちは、後で自分のギャラが低くなった場合は、今後の公演できるのでしょうか。自尊心のためれそうですよ。私は初めて舞台に立つ時から一回当たり5万ウォン、7万ウォンを受けた段階ずつ踏んできたので、むしろ今に感謝します。
今よりも下がるも関係がないですね。過去に我々のミュージカル界は「(主演級俳優として)私がこれだけ持って行けば、スタッフ、アンサンブルがどれだけ少ない額を持っていくしかないんだな」という悩みを一緒にしました。今のように「自分だけたくさん持っ分岐点」のような思考とは距離が遠かったですよ。 "
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この問題は日本人の方が、早く敏感に感じていたと思います。
5人の東方神起が一段階ずつ苦労して登ってきた階段を、あとからきた歌手たちは
その苦労もなく、しかも中途半端な日本語の歌で活動し、高いコンサート料金を設定して
儲けていくのですから・・・。
前記は日本のレコード会社が招いたことですが、
ドラマもミュージカルも韓国が自分で招いたことですよね。
その道では下積みもなく、いきなり主演をもっていく若い俳優や歌手たち・・・。
ドラマは今や海外販売なくしては成り立たない構造ですし、そうしようと思えば思うほど
海外で売れる人材をもってこないと元は取れない。
ミュージカルはもっと状況はよくないように思えます。
新規参加の芸能事務所や制作会社は最初から金儲けの手段でしかない。
ミュージカルという芸術をどうにかしたいと、崇高な志があってしている訳ではないですから
儲かればいいというだけ・・・。所属芸能人を前面に出し、その人気でチケット売って・・・。
今やここにSM等も参加しています。
日本公演でも、一部の人気芸能人の公演は売れてもそうでない公演は売れていなかったですね。アミューズも公演収益あがらず撤退。
歌手見たさの公演だから、思いがさめればみません。
その間に離れていくミュージカルファンもいるでしょうし、一度高騰した制作経費は簡単には下がらない。よい作品が生まれなくなりますよね。その悪循環・・・。
結局は、衰退を早め、本気で取り組んできた人たちが損する構造ですよね。
日本ではこの夏、「ミス・サイゴン」が再演されますね。
20数年前、ロンドンの初演版のメイキングをテレビで見てどうしても見たくて、ロンドンまでいけないからせめてもと思い帝国劇場に見に行きました。
主役の女性はべトナム人でオーディションで発掘されたように記憶しています。
その彼女の声が澄んでいて、のびやかで、でも哀愁というか切なさがあって、聞いた瞬間に
ズキンときました
当時はセットの関係で帝国劇場でないと公演が不可能ということでした。
群舞も歌も迫力がありました。日本の俳優さんたちもうまいですが、やはりヒロインはオリジナルを超えないですね。あの歌声は彼女のバックグラウンドも反映した魂の声だと思います。
上京する機会があれば、ぜひまた見たいと思います。