書き始めた時は続けるつもりもなかった家族の肖像。
1回ではおさまりきらず3回目となりました。
ここらへんで終結したいと思い、最後を華々しく飾るテーマはないかと
いろいろ考えた結果、やっぱりこれしかないという結論に至りました。
東方家に新たな家族の誕生です。
では、はじまり、はじまり・・・・
チャンミンの日記より
7月23日(金) 晴れ・猛暑
暑いで~す。僕はこの暑さというものが苦手です。僕の優秀な思考力と食欲を奪います。
この暑い最中、我が家にはもっとホットな出来事が起こりました。
まさしく天変地異、世紀末です。
昨晩、ママとパパはリビングのソファーで何やらヒソヒソ話をしていました。
パパもママもとても嬉しそうに笑っています。
「どうしたんですか?とても嬉しそうですね。」
ぼくはパパの言葉の意味を考えた。
「えーっ。それって・・・・」
「ふふふ・・・しょうゆうこと。チャンミンに弟か妹ができるよ。
「どうして恥ずかしがるの?僕達の愛の証だろう。
念願の女の子かもしれないよ。」
「どっちでもいいよ。ユノ似のかっこいい男の子ならなおさら嬉しい。だってよく考えたら、うちの3兄弟は
ユノに似ていないよね。性格は似ているけれどね・・・。
俺様のチャンミン、思い込んだら一筋の熱いユチョン、KYなジュンス・・・」
その時パパが言いました。 パパは完全に妄想しています。
「だから俺はジエジュン似のかわいい女の子がいいんだ。」→僕はこんな情けないパパは見たくありません。
確かに近所の女の子を抱いたパパはとても嬉しそうだった。
そんなパパを甲斐甲斐しく世話をやき、後方で心配そうに見つめる
ママもとても幸せそうでした。
ちょっと(いや、かなり)不思議な感じはするけれど、神様が下さった贈り物と思い、
僕も新たな家族に出会える日を楽しみに待ちたいと思います。
○月△日
ママに赤ちゃんができてからというもの僕達の生活は少しずつ変わりました。
転んではいけないからと、出かけるときはいつもパパがママをガードします。
大食漢の僕もママの負担を減らすために、 ユチョンヒョンはときどきママのおなかに
食事の用意を手伝うことにしました。 手を当てて自作の歌を聞かせてあげます。
ジュンスヒョンは無事に生まれてきますようにと
ママは以前にもまして綺麗になりました。 それに胸も豊かになりました。この間みんなで
そしてとうとう僕達の家にまちに待った天使がやってきました。
「妹ができたよ~。」
僕達はママ似のかわいい妹ができてとても嬉しかったです。
「それだけじゃない。喜びも2倍だ。」