みなさんは、職場で「先輩からミスをなすりつけられた」「理不尽な対応をされて頭が真っ白になった」という経験はありませんか?
真面目で誠実な人ほど、「自分が無能だからだ」と自分を責めて、萎縮してしまいがちですよね。
でも、あなたが悪いわけでは決してありません。
今日は、理不尽な職場で自分の心を守り、賢くやり過ごすための方法について、心理学・脳科学・行動学の視点から学んだことを私なりにまとめてみました。
① 頭が真っ白になるのは「脳の防御システム」らしい
強い口調で責められたり、理不尽な状況に直面すると、言葉に詰まってフリーズしてしまうことがあると思います。
脳科学の視点によると、これは心が弱いからではなく、脳の「扁桃体(へんとうたい)」というアラーム装置が、相手を「猛獣(命の危機)」だと勘違いしてパニックを起こしている状態らしいです。
脳が考えることよりも、生き残るために必要な心臓や肺などにエネルギーを使うため、冷静に考える司令塔(前頭葉)の電源が一時的にオフになってしまうとのこと。
【対処法】
頭が真っ白になったら、まずは「細く長く息を吐く」こと。
息を吐くことで副交感神経が刺激され、脳がリラックスしている状態なんだ、と勘違いし、脳のアラームが止まる。そうすることで理性が戻ってきやすくなるそうです。
② 相手の感情はスルーする
「なんでも聞いてって言うくせに、聞くと嫌な顔をされる」
「いつも不機嫌な人がいて萎縮する」
心理学(アドラー心理学)では、これを「課題の分離」という考え方で整理できるそうです。
不機嫌になったり、意地悪な態度を取ったりするのは、あくまで「相手の心の問題(相手の課題)」であり、こちらの課題ではありません。
【対処法】
「あ、この人は今、自分の心の余裕がないんだな」と心の中で一歩引き、相手の不機嫌を「自分のせい」にしない練習をすること。
相手を「せっかち星人」などのキャラクターに見立てて客観的に観察するのも、心が巻き込まれないために有効だと言われています。
この記事が、誰かの明日を少しでも軽くするヒントになれば幸いです。