連れ去り別居が起きて5年以上経っている私。

 

調停と審判を経て離婚が成立し、

 

親権や監護権は元夫のところにあり

 

二人の子どもたち(小学生、中学生の女子)は

 

元夫と三世代で暮らしています。

 

 

 

子どもたちとは月一度ほど面会し

 

我が家に泊まったり、時には旅行に行きます。

 

何か欲しいと言われたら買い物に行くし

 

クリスマスや誕生日にはプレゼントをあげ、

 

お年玉も渡しています。

 

それなりにお金がかかります。

 

 

 

私は月々数万の養育費を払っています。

 

その話をすると、大抵の人に驚かれます。

 

 

 

でも性別が逆だったら?

 

妻が夫に愛想を尽かして子供を連れて出ていき、

 

話し合いをへて離婚。

 

子供の養育費として夫が毎月それなりに支払う。

 

そんな取り決めは当たり前と認識されています。

(守れない人もいるみたいですが)

 

子どもの親だからです。

 

 

 

たとえ連れ去り別居で精神的ダメージを受けても、

 

どれだけ相手のことが憎くても、

 

毎月相手に養育費を支払うことになります。

 

 

 

私はショックで一時的に働けなくなりましたが

 

(元々ハードな職場でしたが育児軽減制度も利用できなくなり

 

 休職して検討した結果、退職を選びました)

 

日々の中にうるさいほどの賑やかさがなくなっても、

 

無邪気な笑顔に癒されることがなくなっても、

 

お金は一人分以上にかかっています。

 

 

 

子供と会うため養育費を止めるわけにはいかない。

 

そんな風に面会交流が人質みたいな感覚になります。

 

 

 

ちなみに私は慰謝料請求等はしませんでした。

 

してもよかったのですが、揉めるとわかっており

 

離婚調停の苦痛が長引くことの方が嫌でした。

 

(元夫に財産はないとも知っていたので)

 

 

 

これまでの貯蓄と、親からの支援のおかげで

 

なんとか今まで生きてこれました。

 

 

 

これからも払い続けることができるか?

 

欲しい物を買ったり旅行に行ったりできるか?

 

未来はわかりませんが、

 

子どもたちがお金に困らないように願いながら

 

毎月、少しですが養育費を送り続けています。