また一ヶ月ぶりになってしまいました。

というのも、
父が亡くなりまして。

私が生まれる前から病気だったのですが、
ここ2年は末期ガンとの闘病生活で。

最後は藤田保健衛生大学病院の緩和ケアセンターで。
とっても良い方ばかりで本当に良い病院でした。

普通の家庭では無かったですし、
父親といってもむしろ嫌いだったり、興味が無かった人でした。

でも、24で親を亡くしてみて、
親の死とはシンプルなものではないと突きつけられました。
その悲しみは理屈ではなく、激しい。

私は歪んだ環境の中でもっと自分が非情になっていたと思っていたのに、
まんまと悲しみの涙を流していた。

私はあの人が居なければここに居なかった。
繋がりなんてそれだけしかないと思っていたのに。
それだけがこんなにも大きいことだと死んでから気付くなんて、と。

死に目には間に合わなかったけれど、
死ぬ間際に、一番大切なものは私だと言ったそうだ。

私は、父の事を好きでは無かった。
興味など無かった。
色々ありすぎたから。

今でも、あの人への感情ははっきりとは自分が一番よくわからない。

ただ、
あの日あの時私が流した涙の全ては、
あの人と私の繋がりだった。

勿論涙だけで今までの全ては語れない。
ただ、身体が示した感情だった。
涙が溢れた事に、一番自分が驚いていた。

燃やしたい位の記憶も、
断ち切りたかった繋がりも、
掻き回されすぎてわからなくなった心が、
こんな風に形になるなんて思わなかったから。

とにかく、
色々ありましたと。

もうすぐ1ヶ月経ちますし、
だいぶ落ち着きました。

また来週から、余裕みつけて書いていきたいです。

失礼しました。