院展へ | はるのまいのつれづれ日記

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今日は名古屋で所用があったので、その帰りに松坂屋でやっている院展へ・・・

 

中学で担任を持たせてもらっていた子が、またまた、院展に入選したということで、招待券をいただき、足を運んできましたにやり

 

撮影禁止なので、彼の作品を撮れなかったですが・・・あせる

 

膨大な時間の集積と、

 

積み重なった幾層もの色彩が混じり合って、

 

新しい彼の境地を見させてもらったように思いました。

 

 

ぜひ色んな方に見てもらえるといいなあ。

 

既に新進気鋭の日本画家としていろんな美術系雑誌に取り上げられて・・・

活躍がめざましい彼アップ

 

 

学校で教えている時、何年かに1度、美術でもきら星のような子に出会えました。

それが楽しくて、思ってたよりも長く勤めてしまったというのもあります・・・

 

そのきら星は、発想力だったり、描写力だったり、色彩感覚だったり、人によって、さまざまなのだけれど。

 

彼は、絵を描くことが好きで得意で、周りの友達もそれを認めていて、という典型的なタイプの子。

 

でも、

 

『中学の時、美術が得意だった』

 

という子は、本当に、ザラにいるわけです。

 

そこからそれをどのように磨いていくか、伸ばしていくかは、

その子の興味の方向性だったり、家庭環境だったり、将来なりたいもの次第という感じなので、

 

彼のようにずっと、自分の’持っているもの’を磨き続けている子の変遷を見させてもらえるのは、

 

本当に励みになるし、人生の楽しみの1つです音譜

 

 

今でも、自分の指導の仕方のまずかった時の悪夢を見る時があるほど(笑)、前職はわたしにとってのトラウマ(笑)であると同時に、

 

大きな喜びでもあるのだなあと、相反する気持ちの中で揺れながら、

 

わたしの思いなんて軽々と越えていってくれる、やさしい元生徒たちの活躍に、

 

わたしももっともっと、自分にとっての高みを目指したい!

 

そして彼が、これからも長く、自分らしく作家活動が続けていけますように!

 

と、切に願った1日でした。

 

あと、毎回展示の報告をしてくれる、彼のマメさもちゃんと見習おうと、もう少し、筆無精な自分を変えていきたいな(笑)

 

チューリップオレンジ院展

 

チューリップオレンジ日本画家・玉井伸弥