春、新年度、新生活。
新しいことはワクワクする!!
と、同時に、ドキドキしたり不安になることもありますよね。
ママがいい~!!と泣いている子を見ると
我が子を思い出します。
我が子たち、幼稚園時代は
「まーまーがーいーいー!」鼻水と涙で顔をぐちゃぐちゃにして
毎日毎日泣いていました。
上の子の時は、「どうしてうちの子は泣くのか。私の何が悪いのか」と
ずーっとずーっと悩む日々。
園から帰宅した娘が「明日は幼稚園行かなくていい?」と聞いてくるので
そのたびに落ち込んだり、イライラしたりしていたものです。
〈不安な気持ち〉
誰にでもあるものです。
誰にでもあるから、大したことない?
いやいやいや。不安って自分の土台を不安定にするものなんです。
いつも元気でも、笑っていても、やんちゃでも、その自分がゆらゆらする。
それが〈不安な気持ち〉。
泣いたり、イライラしたりすることは、その〈不安な気持ち〉と向き合っている証拠なんです。
真っ暗闇の中で、自分の中でその闇の感覚を確かめ、その中でどうしていくのがいいか
一生懸命察知して、あれこれチャレンジしているところなのです。
だからそのチャレンジを「泣かないの!」と止めず、「なんなのその態度?」と突き放さず、
じんわり応援したい。
必死なきみに、一生懸命進もうとするきみに、安心のおすそ分けをしたい。
そうかそうか、がんばってるね。
そうだね、今戦ってるね。
そんな思いでドアから送り出して
そんな思いで入口で待っている。
今日もがんばるみんなを、いっぱい抱きしめたいと思う春です。