日常に小さな幸せを。
こんにちは!暮らし整えサポーター横田ちひろです。
ボクちゃん(オス猫・享年15歳)が亡くなってから、はや2か月。
寂しさは相変わらずですが、ボクの居ない生活にはやっと慣れてきました。
外出自粛要請が解けた今月、
数か月ぶりに、お花のレッスンに来られた生徒さんたちが
「家の中の空気が違う~。やっぱりもうボクちゃんは居ないのですね」
と仰っていて、
そう。それはボクの遺品を整理した事も大きいのかもしれません。
余っていたフードや猫砂は、すべて数人の猫ちゃん仲間に貰って頂きました。
キャットタワー、トイレなどは、のこぎりで解体して不燃ごみへ。
大型の遺品は、生活している上でどうしても目につくので、早めに処分しました。
物を処分する事で、私の場合「もういないのよね」という事実と、向き合えたような気がしています。
愛用の毛布、体調が悪い時に寝ていた猫ベッドも「ありがとう」といって、普通ごみで出し、
残したものは、子ネコの時から愛用していたおもちゃ1つ。
そして、爪切り、金ブラシ、キャリー、避難時用の折り畳み式簡易トイレです。
夫はもう猫は飼わないというのですが、娘と私はいつかまたいいタイミングで猫ちゃんを迎えるような気がしていて・・・
これらは、保管していてもかさばりませんし、また新たに購入するとなると費用もかかるので。
まあ、ボクが亡くなったばかりなので、今は考えてはいませんが。
あと、お友達たちが訃報を聞いて、うちで撮影したボクの写真をあれこれ送ってくれたので、
私や家族が撮っていたもの(全部で500枚位になりました)と合わせて、フォトブックを作りました!(しまうまプリント)
これは作ってよかったです。
生きている時の空気感とか本を開くたびに思い出して、幸せな気分になります。
あと、最後の一年はどんどん痩せて、毛もボロボロで、
ふーふーとしんどうそうにしていた印象が大きかったのですが、
若いころの、ぷくぷくして、いたずら大好きだった頃の楽しかった思い出も、
写真のお蔭でよみがえってきて、ボクちゃんへの感謝がまたわいてくるというか・・・。
甘えっこで、トイレもお風呂も私の後を追いかけまわしていたボクちゃんでしたが、
最期の1か月は、徐々に距離をとっていってました。(しんどかったのでしょうね)
その時は「寂しいな~」と思って、こっちから無理やり声をかけたり、スリ寄ったりしていたのですが、
亡くなってから、意外なほど私の中で「ペットロス感」はなく、
みんなの仕事や学校が忙しくなる直前に、家族全員に見守られ、何の手も煩わせずに逝ったボクちゃんは、
ほんとうにあっぱれ!な猫だったなあ。とつくづく思っています。
ただ、以前「家のあちこちから出てくる亡くなったワンちゃんの毛を、捨てられなくて瓶にためている」
という方の話を聞いて、「え~」と思っていたのですが、
私も、しばらく着ていなかった服などに、ボクの毛がついているのを発見すると
わーーん( ;∀;)と思って、たった一本の毛をナデナデしてしまいます。
仕方ないですね。
ペットの遺品整理は、自分の気持ちと向き合いながら、
心の中で、亡くなった子と話しながら、自分のペースで・・・でいいと思います。
きっとそんな様子も、天国の彼らはあたたかく、見守ってくれているんじゃないかな。