日常に小さな幸せを。

 

こんにちは!暮らし整えサポーター横田ちひろです。

 

仕事がお休みの今日は、以前から興味があった映画を観に行きました。

 

とはいっても、実際の映画館ではなく、ミニシアター支援で配信されている

 

仮想の映画館

 

にです。コロナで経営危機が心配されている、全国のミニシアターを支援するサイトで、

 

目的の映画館を1館選んで鑑賞すると、料金の約半分が映画館に入る仕組み。

 

鑑賞した映画はプリズン・サークル

 

 

今の職場で、最近周りのみんなが「みたい。みたい」となっているのだけれど、

 

コロナ騒動前の上演では(関西では第七藝術劇場)満席で立ち見になっていた。

 

というのを聞いたので、「仮説の映画館」で拝見してみました。

 

内容は「島根あさひ社会復帰促進センター」という刑務所で行われている、受刑者同士の対話をベースにした「TC(Therapeutic Community=回復共同体)」という更生プログラムをていねいに追ったドキュメントです。

 

真摯に、自分の過去や感情をふり返りながら、犯した罪に向き合う彼らの様子を観て、

 

どこか自分とは違う、特別な人。と見ていた受刑者に、私は自分を重ねていました。

 

誰の中にも凶暴性はあって、最近あったSNS上での誹謗中傷によるプロレスラーの木村花さんの自殺でも

 

確かに被害者にもなりうるけれど、はたして加害者としての自分はいないのかな?

 

という事をずっと考えていました。

 

過去の傷が人しての深みや味になることも・・・

 

自分がずっと否定したり、ため込んでいた傷みや悲しみ、屈辱などの負の感情が、ふと凶暴になって目の前の相手に向けられる。

 

それは自分より小さな子どもであったり、文句を言わなさそうな友達だったり、ネット上に匿名で書きこめる有名人だったり。

 

そんな危うさを、私もずっと抱えているなあ。と、改めて映画を観て認識しました。

 

実は私、長かったステイホームで、誰かとつながりたいはずなのに、「もうほおっておいて。一人にして」と思ってる自分がいて、

 

それは相手が優しくて、親切であればあるほど想いが強くなって、「私はなんてひどい人間なんだろう」と思っていたのですが

 

この映画を観て、私の感じていた嫌悪感は、その親切な相手の行動が、かつての自分が

 

何かの役にたったり、その人にとって有益な何か(それは物だったり、情報だったり)を与えないと、私は存在する価値がない。

 

と感じていた事を思い出させるからだ。と気づきました。

 

 

自分の中からの気づきって、すごいですね。

 

気づいたからこそ、今までとは違う形で対処できそうです。

 

そして、この映画を観たおかげで、大変だった時に自分に優しくしてくれた人と、関係を断ってしまわなくて済みそうです。

 

映画っていいな。

 

そして、あー、次はやっぱり劇場に足を運びたいな~。

 

で、最後はそこに落ち着いたのでした。

 

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフ(プロ・アドバイザー)へ
にほんブログ村

 

開催予定の講座・勉強会

詳細はタイトルにリンクを貼っております。クリックしてご覧ください。

 

【PTA講演・子育てサークルなどでのお話会依頼】

 >>詳しくはこちら