日常に小さな幸せを。
こんにちは。
宝塚 片づけ整理収納作業・子育てサポート→HP
暮らし整えサポーターよこたちひろです。
先日NHKのプロフェッショナル仕事の流儀で、
世界一綺麗といわれる羽田空港の清掃員、新津春子さんの特集をやっていました。
中国残留孤児の子どもとして、中国でも17歳で帰国した日本でもいじめられた新津さん。
学校に通いながら、家族の暮らしを支えるため、唯一採用されたお掃除の仕事。
でも、清掃業の地位は低くて、誰も見てない。眼中にない。
「お掃除終わりました。どうぞ」と声をかけても、相手からは返事はない。
私も家事代行でお掃除の仕事をしていたので、ちょっとその気持ちわかる気がします。
知らない人の家の汚れたトイレの裏の裏までピカピカに掃除しても、
雇われてお金頂いているので当然なのかもしれませんが、そんなに感謝される仕事ではありません。
でも、あるきっかけで素晴らしい上司に出会い、
清掃の職人になろうと決心した。
でも、どれだけ技術が向上しても、努力しても上司は褒めてくれない。認めてくれない。
そのかわり、何度も繰り返し言われたのは、
掃除はやさしさと、相手への思いやり。自分に余裕がないとそれは出来ない。
ただ綺麗にするだけでは、それは自己満足にすぎない。
そして、不思議な事に自分がそれを持って仕事をすると、
いつのまにか「お掃除してくれて、ありがとう」と声をかけて貰えるようになった。
そして、やっと自分の居場所が見つかった。と思った。
・・・
なんか、じーん。ときちゃいました。
私は元々掃除は大嫌い。というか、家事全般嫌いで、長い間それをやっつけ仕事だと思ってやっていました。
・とにかくご飯作ったらいいんでしょ
・とにかくちゃちゃっと掃除したらいいんでしょ
・なんとなく、それで生活が回っていたらいいんでしょ
だって、もう私ふらふらなんだもん。子どもに一日中振り回されてるんだもん。
食べて、寝て。それだけで精一杯
確かにそれは事実だったし、余裕を持って家事をするなんて、どだい無理でしたが、
ふくれっ面でやっつけ家事をしている限りは、
誰も「ママいつもありがとう」なんて言ってくれなかったな。
全部は全部無理だったけど、
家族を大切にするために
自分を大切にするために
屋根のある家があること、水道から水が出ること、当たり前だけど当たり前じゃない事に感謝して
”家”という空間にむきあった時はじめて
あー、家っていいよね~。と思えた気がします。
家に帰るの恐かった時期もあるんですよ。
だって、玄関の扉を開けたら、子どもは泣き叫んでるし、永遠に終わらない家事が続くのが見えるから。
でも、ほんと一つ一つ
引き出し一つを片づけて、物と向き合い
水道蛇口の曇りをふきんで拭き磨く
簡単でいいので、美味しくな~れ。と思ってご飯をつくる
そんな所から、目の前の世界の見え方が変わっていったような気がします。
そして、今では家族も「ママ、いつもありがとう」と感謝してくれるように。
まだまだ新津さんのように、いつもいつも
相手への思いやりとやさしさを持って家事なんて、出来ないけど、いつか出来るようになればいいな。
効率や仕組みもたしかに大事だけど、日々の暮らしに大切なのは、
こういう気持ちの持ちようかもしれませんね。
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