服:SNAP『労働者の休日。-rag&bone- 』 | pumasi

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ソーシャルライフディレクター "しょへ" のこと。




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□ SNAP 017 20120624 『労働者の休日。-rag&bone- 』




「当時に寄せる為に、様々なディテールを組み込む。」これは現代ファッションの一つの要素だと思う。「昔がカッコイイ」・「当時が本物」というような価値観もドコかにあると思うが、どちらにせよ「原点を知る」という事はとても重要なことだ。ファッションの"アレンジ"というのも、"基礎"があって始めて成り立つからだ。 今の若者は(僕も含めて)、"着崩し"の状態からファッションを知る事が多い。アレンジしたモノを商品として手に取る事が大半だ。

これは音楽やアートシーンなどでも同様だが、デザイナーや創作者は何かしらの影響を受けながら生きているし、それが作品に出るのは当然のこと。ビートルズ寄りのサウンド、セックスピストルズ寄りのアイデンティティ、ボブマーリー寄りの歌詞があって当然なのだ。それはリスペクトによるものだし、憧れや同調を持つのも当然であるからが故に近づく。

先日話した川の源流の話ではないが、上流の方が確実に水は澄んでいる。ファッションで言うと、それをトラッドとかクラシックとか言うかもしれないし、ルーツという言葉も使うかもしれない。"二番煎じ"は所詮二番煎じで、当の本人達もそれは十分に心得ていると思う。そこに"アレンジ"という言葉の魅力が始めて成り立つ。原水を自分の中に取り込んで、解釈して、"らしさ"を盛り込んで吐きだす。そういった意味でも、是非"二番煎じ"を"ホンモノ"とするのではなく、まず噛み砕かれる前の上流の水を吸い上げて、あなたのものにしてほしいものだ。

その価値観を踏まえた上で商品を見ると、遥かにモノを解釈できるようになるし、トレンドや着こなし方の理解も深まる。そうしていく中で、ファッションというものの魅力がどんどんと向上し、"モノとしての実用性"の枠を超えて始めて、たくさんの"付加価値"を感じる事が出来る。次になにが流行る…という事でさえ、未来を見るのではなく、過去を見ることから始まっているのだ。


なんて、写真と全く関係ない様なアレコレを一方的に話してどうするつもりなのだろう、、ね。(笑) 収集つかなくなりそうだからやーーめたっ。今の若い人から見たら「なんでこんな格好?」と思われるかもしれないという恐怖を必死で弁解していたのかな。(笑) わりと近代的な…でも今は昔の70'あたりのアメリカの労働者的着こなしに、トレンドの山・サファリ要素を少し入れたスタイルです。工場などでひたすら働き、実用性に趣をおき身なりなんか気にしてなかった…はずなのに、今のアメカジの一部を担っているワーカーズのスタイルはとっても渋い!!

この日はリジッドのデニムだったので、ワリと裕福な感じが出ちゃってますが、「洋服なんて仕事着しかねーよ!!」みたいな土臭さが素敵。リジッドは固い。でも、テントを作るキャンバス地からとにかく頑丈なパンツを作ってくれ…と金発掘労働者から言われて開発されたデニムだもの。それは当然のことで、洗濯や着用を繰り返して徐々に柔らかくしていく、強度はそのままに。

ワークキャップにシャンブレーのワークシャツ。ちぐはぐな"ガチャポケ"もカッコイイディテールです。足元もワークブーツ。ベルトも図太いレザーです。こんなスタイルも日本ではレッドウィングの流行と共に街着になったようですね。近年のアメカジブームが世界的に流行しても、歴史としての"労働"が沁みついているアメリカでは、いまいちシャンブレーやデニムシャツは売れていないらしい。この時代を体感しているから…。

労働者の中でも「くそ新人」。何年か掛けてクタクタに着倒してやりますから、そのエイジング経過を見ていて下さいねー。(^^)




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