美しいものを見ると稀に悔しい気持ちになることがあります。
呉服問屋の千總さんのお着物を手掛けられている、高橋徳さんへ友禅染のお勉強に伺いました。
(お写真は許可を得ています)
この100年前の着物のデザイン画集を見て、この美意識が羨ましくて悔しかったぁ。。 着物のデザイン画集なのに、、、
表紙には刺繍が、、、
中のデザインは1つづつ木版で刷られて細部まで再現。
デザイン画集って日の目を浴びないのに、このこだわり。。
なにこれー!って叫びたかったw
この「愛」とゆーか「思い」が100年経っても色褪せていなくて。
私が昔のものが好きな理由、、、
「もの」に込められた光が強いからなんだなぁと。
高橋徳さんは、皇太子妃雅子さまの御成婚の時のお着物も作られていて、その時のデザインの秘話も素敵でした。
こちらのお着物は素晴らしい仕事をされたお着物。
こちらは現代に作られたもので博物館に収められるのだそう。
価値にすると2000万円だそうです。こんな時に値段を言うのもナンセンスだとわかっているけど、関西人はお値段言っちゃう!
後世に繋ぐ素晴らしいものを拝見しました。
日本文化はとてもとても美しい。