Ecole Mai Balletでは毎年舞台をしていますが、今年はスクールパフォーマンスの年です。
昨年は10周年記念公演として、初めて全幕の舞台「くるみ割り人形」に挑戦しました。
たくさんの役がありますが、どれも欠けては成せない、何ヶ月も練習を重ねてみんなの気持ちを合わせて舞台を創りあげていかないといけない。
それぞれが大事な物語の一員で、それぞれに責任があって、それぞれが支えてもらってるおかげで輝けている✨✨
そんな舞台を経験した子供達は、ひとまわりもふたまわりも大きく成長します。
私の中で発表会とスクールパフォーマンスは子供達の成長とそれを支えて下さっている方に披露する場という目的は共通ですが、それぞれに違った目的があります。
スクールパフォーマンスでは1人1曲のみ、それも出来るだけ小さい年齢の子供からVa(1人で踊らせること)を希望者にはさせます。
小さいうちからVaをさせる事にはバレエ界でも賛否両論ありますが、まずあの大きな舞台、たくさんのお客さんの前で1人で踊るという事はとても勇気のいる事です。
それをやりたいと言える気持ちを大事にしてあげたい。
そこから成長できる何かが絶対あると思うから。
そして、普段も1人1人をみているつもりではあるけれど、Vaをする事で私がその子と1対1で向き合える時間が増えること。
1人で踊るということは全部自分の責任。
まず振付を覚える事、小さな子にとってはそれだけで一苦労です。
分からないところ、私にもう1回聞けるか、何回やっても間違えるところ、新しく注意されたところ、次までにクリアしてこれるかどうか、Vaに限った話ではないけれど、これを舞台の日までに積み重ねていく中で子供達はまたぐんと大きくなっていくと思うんです😊
パフォーマンスは、自分自身と向き合って1人1人それぞれが成長していける機会になるようにとの目的で始めて今回が3回目になります😊
8月11日の本番に向けて先月半ばから始まったばかりの練習。
初めてVaを踊る子、初めてポアントで踊る子、今年は1年生でVaに挑戦する子もいます。
それぞれがワクワク、ドキドキ、なかなか出来なくて悔しい気持ち、出来るようになった時の嬉しい気持ち、たくさんの気持ちと葛藤しながらレッスンに励んでいます。
今日は◯ちゃんの個人レッスン。
今回初めてVaを踊ります。
まだまだポアントで立つ事も大変です。
感情をあまり表に出さない彼女。
器用ではなく、振りを覚えるのにも時間がかかります。
でも、その場ではできなくても、前回より今回、今回より次回、必ず変化があるようになった姿から彼女の気持ちがみえるようになってきました。
それでもまだまだ頭と体がすぐには繋がらず、言われた事がすぐにはできません。
今日も振付を進めていく中で、出来ない所を別の振りに変更しました。
それも時間内には出来るようにはならず結局宿題という形で個人レッスンは終わりました。
終わった後、シュンシュンと静かに泣きながら帰り支度をする彼女。
出来なくて悔しいんだろうなと思っていると、「先生」と私をよぶ声。
「先生、ここのところ…」と言いながら、変更前の振付を必死にしようとする彼女。
「これをしてみたいの⁉︎」と私が聞くと、「はい。」としっかり私の目をみて答えました。
自分の気持ちを話すのが苦手な彼女が私を呼び止めて、振付を変更せずに頑張りたいと伝えること、どんなに勇気がいったことか。
もうこれだけで大きな成長!!
こんな子供達の成長をパフォーマンスまでいくつ見られるんだろう😍
初めてのブログでとても長くなりましたが、これからEcole Mai Balletの日々と私の想いを少しずつ綴っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします😊