7月21日は



『上を向いて歩こう』が始めて歌われた日

つまりは


お誕生日クラッカー



今年で

生誕50年となります


ちなみに
作曲の中村八大さんは生誕80年
坂本九は生誕70年




そんな今日




音楽プロデューサー 佐藤剛さんが



『上を向いて歩こう』が

どのようにして誕生し、育まれ

世界へと羽ばたいていったか

スキヤキと呼ばれる様になったのか

誕生秘話を書かれた本を出され


出版記念パーティーへ
出席させて頂きました


生誕50年とういことも重なり



音楽業界の様々な大先輩方の貴重なお話を
伺う事が出来ました


この曲の作詞家でもある
大好きな永さんのお元気そうな姿にもお会いする事が出来ました


スタジオジブリの鈴木プロデューサーにも
コクリコ坂の感動をお伝えする事が出来ました
(『上を向いて歩こう』のこの本は、
ジブリの出版物『熱風』の中で連載していました)


そしてお話される方皆さんが
『上を向いて歩こう』という曲を愛しているという事


天国の八大さん、父は喜んでいるでしょうね



半世紀もの間、こんなにも愛される楽曲


永六輔さんも
『一曲の歌がこんなにも素性を明らかにされるなんて
 六輔はこの著者に脱帽です』と語っている様に



その全ての秘密が

この本の中に詰まっていると思います





実は


小さい頃の私にとって『上を向いて歩こう』という曲は


父が亡くなったときの、告別式を思い出す曲でしかなかった

ただただ泣きじゃくる自分の涙と、暑い夏の日に当たった汗で
頭から制服までグチョグチョ。立ってるのも精一杯
その後ろでリピートされる『上を向いて歩こう』




16歳で一人関西へ旅立ってからは
辛い時にこの曲を聴く事で
元気を貰える曲になった



その後
父の声と私の声を
まるでデュエットしているかの様なMIXで
2000年にCDを発売させて頂く

父との想い出が少ない私にとって
ステキな想い出を作ってくれたのも

この『上を向いて歩こう』でした



葬儀のことしか思い出せなかったこの曲が
いつの日か

私にとって
励ましの曲、想い出の曲に変化してきた



時間が解決してくれた事でもあるけど
やっぱりあの曲には
魔法の様な力が込められているのでしょうね




そして
いつまでも日本の誇る楽曲である事を
日本だけでなく、海外に行っても気づかされてきた





今年は特に

東北地方の大震災によって
再び多くの被災地の方々に歌われ
音楽のチカラで
被災地の皆さんを励まし、勇気づけてきている





日本人が
元気をつけたい時にに歌う曲



『上を向いて歩こう』




50年経っても


色あせるどころか



世代を超えて
世界中で
愛され続けています


曲と共に
作曲の中村八大さんと父の笑顔が
この先もずっと生き続けていく事を
私たち家族は祈るばかりです


きっと今後も
何世紀にも渡って
生き続けていく事でしょうね




佐藤剛さん

出版おめでとうございます



ステキな本ありがとうございます



上を向いて歩こう/佐藤 剛

¥2,100
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また
復刻版のCDも
13日に出ました

上を向いて歩こう/坂本九

¥1,200
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あと、

『コクリコ坂から』も
是非ご覧下さいね♥