産後クライシスの続きの話はまた次回に更新するとして。


とりあえず先にこちらの話題を。






息子の幼稚園が決まった\(^o^)/






はぁーー、もーめっちゃホッとした。

第一希望のとこやったから。




ここに至るまでちょっといろいろあって。




第一希望のこの幼稚園。

園バスがあり、歩いても一応行ける距離で、同じマンションの子が通ってて評判良かったり、近所のお受験学園っぽい幼稚園の雰囲気が苦手だったので庶民派の私は最初からここ行きたいなー思ってて。

プレもここに春から通いはじめて。







しかし

プレに通って初めてある問題に直面。





息子は集団行動ができない子だった(´Д`)





それに改めて気づかされたというか。

以前からうすうす思ってたんやけどね。



赤ちゃん時代から児童館での手遊びや絵本の時間には先生のやることに全く興味を持たず、自分の世界に入ってオモチャで遊ぶタイプの子だったので。

1歳代はもちろん、2歳後半になっても 変わらずで。


まあ2歳なんて 空気読んだり我慢とかできない年齢やし もともとマイペースな子やし、こんなもんやろう、って感じで そこまで気にしていなかった。





そして、プレの初日。



幼稚園に初めて足を踏み入れた息子。

上履きを履かせようと リュックをおろした瞬間、靴下を脱いで裸足でダッシュで廊下を走り、どこかに消えた。



おいおい どこいくの?

どこに何があるかも分からんのに何処を目的地にして走っていったん??




呆気に取られつつ、追いかける先生と私。

どうやら大講堂のおもちゃコーナーに突進したらしく。



「Kくんは興味のあるものを見つけるのがとっても上手だね!」

という 先生のあからさまなポジティブ発言に救われるも、その後もそんなことでは済まなかった。





自由時間がおわり、教室に移動して みんなで紙芝居をみたり工作しましょうの時間。



予想通り、椅子に座っていられず 部屋から脱走。

二階に上がり、トイレや年少クラスに勝手に入っていこうとする。素早すぎて追いつかない( ̄□ ̄;)



追いかけて連れ戻し、座らせ、また脱走。

見かねた先生に「好きなとこで遊んでていいよ」と優しく声かけてもらい、やっと落ち着く。


結果、うちの子はほとんど何も参加せず、ずっと別室で好きなオモチャで遊んでいた。





最後にサヨナラの挨拶の時間に部屋に戻ったときにも脱走を試みようとする息子に、私の血管がプチっと音を立てた。




点呼で名前を呼ばれても返事しない。

先生の指示まったく聞かない。

片付けしない。

椅子をずっとガタガタ。

脱走。脱走。脱走。





なにコイツ。もう嫌。

マジではずかしい、もう帰りたい(´Д`)





いやいや、私的にはこれくらいのことは予想できてたよ?



ただ、何がつらいって 周りの子がみんな想像を超えたお利口さんだったこと。

2歳なら息子みたいな落ち着きない子も普通にいっぱいいるだろうと実は思っていた私、他の子どもたちがきちんと椅子に座って大人しくしてることにショックを受けた。



いつもつるんでる近所の友達の子が同じくらいややこしいから、こんなもんだと安心しきってたのかも。





すいません、うちの子 落ち着きなくて~(^_^;)

と謝りながら愛想笑いを顔に貼りつけてたけど、途中から私の顔から笑顔は消え、

ついに盤若になり

最後の方は表情が抜け落ちて能面のように ただ息子をうしろから睨みつけていた(-_-)




帰り際には先生に平謝り。


「全然大丈夫ですよ、まだ初めてだから興奮してるのもあるし、2歳ならこれくらいが普通ですよ!」

とポジティブ発言をいただくも、心は晴れることなく どんより曇ったままで足取り重く。




暑さのなか 園内中を鬼ごっこしていたので、徒歩で帰宅しながら サハラ砂漠を横断してきたかのような疲労に見舞われた。

普段はこんなくらいじゃ疲れないのに、すっっっごい疲れた。気疲れのせいで。


冗談抜きで 道路にラクダ見えた。




もう一生 行きたくない(´Д`)

とまぁ、大変なトラウマになったわけで(笑)







でも、それから しぶしぶ二回三回と参加するうち

息子は相変わらず落ち着きはないけど、ママ同士もだんだん打ち解けてきて。



親しくなったママに「うちの子ほんま落ち着きないから恥ずかしい」と悩んでることを話したら

「大丈夫!多分、よその子の事はそんな気にならんっていうか みんな自分の子が何しでかすかハラハラしてるからそんなに周りの事は気にしてないと思うよ」って言ってくれて。


他のママは「うちも園では奇跡的に椅子座ってるけど普段はギャーギャー騒ぐしわがままやし めっちゃややこしいから いつ騒ぎ出すかハラハラしてるよ!同じクラスにKくん居てくれて正直安心したよ(笑)」って。

自虐の文化で育った私には これが一番響いたし、無理なお世辞よりずっと嬉しかった。


たしかに自分の子よりややこしいのが居ると正直「ラッキー、目立たなくて済むわ」てなるんよね(笑)

ややこしい子ママあるあるやね。




二人とも「大丈夫やで、みんな一緒やからそんな悩まんでも!」って膝ぽんぼんしてくれて。


じーん…(つД`)


思わず涙声になりそうで一瞬喋れなくなった。



でもこれで、かなり肩の荷がおりたというか。
すごい気が楽になったよね。




息子は初めよりは少し落ち着きを見せてきたし、先生たちも変わらず優しく接してくれるし

この幼稚園に通いたい!という気持ちが強くなっていって。



そうこうしてるうちに夏休みを迎えて。






そう。夏やすみの間にちょっとでも集団生活に向けて何か対策が出来たらと思って。



前から気になってた市の子育て相談センターに、集団行動のできない息子について どうしたらいいか電話でアドバイスを求めてみた。

すると実際に会って対策を考えてくれるとのことで、自宅訪問での観察と、そのあと市の子育てセンターでの発達テストを受けることになった。



そして発達テストの結果。


ざっくりいうと

・出来ている分野と やや理解や認知が遅い分野あり(3歳1ヶ月時点で、2歳半くらいのレベル)

・手先もやや不器用な傾向あり

・言葉や発音がやや幼稚で不明瞭ながらも三文語も出てるし、 あきらかな遅れではないかと思う

・マイペースな気質もあるせいか一方的な会話になりがちで、コミュニケーションが取りづらく、理解はできていても指示が通りにくいので お母さんは育てにくさを感じているのではと思われる


みたいな事を言われて。




結局、発達障害などの可能性があるかどうかは医療機関でないと診断できないけど、グレーだったり 別に異常とかじゃないにしても こういう子は 集団行動に必要な「落ち着き」「指示を理解すること」「手先の器用さ(指示をこなすためのレベル)」を訓練によって身につけていくことで かなり緩和されるんだそうで。


まあ、最終的に いわゆる「療育」というやつを勧められた。




いよいよ療育か~。

覚悟はしてたけど、まあそれでイコール発達障害ってわけじゃないし、不安になるよりも 子どものために出来ることがあれば早く対処しておけば後悔しなくて済むしね。


仮に発達に問題があったとして、療育にしっかり通ってトレーニングをこなせば、普通学級での集団生活に何の支障もないレベルにまで追いつくことも多いと聞くし、とにかく療育は早ければ早いほど良いって聞くし。


とりあえず私は他人に「育てにくさ」を理解してもらえたことが一番の収穫であるとそれに満足して、心が落ち着いた。






そうこうしてたら 入園説明会を挟んで二学期のプレが始まり。


私もトラウマはだいぶ解消されたし、久しぶりのプレ登園に 息子も月日が経つとともに少しは落ち着いてるんじゃないかなって期待して 意気揚々と出かけていった。





しかし


息子は久しぶりの幼稚園に興奮したのか、また脱走を繰り返した。




しかも捕まえて連行すると叫んで暴れて手のつけようがなく、前よりずっと酷くなってる( ̄□ ̄;)



やっと席について皆を待たせて始まった点呼では名前を呼ばれて返事の代わりに「しー!しずかにして!」と先生に返して 皆に笑われる始末。

お前が一番静かにしろや!と心で叫ぶ私。



5分おきに脱走を繰り返し、結局また別室コース。




悪夢再来( TДT)

そして私はまた 愛想笑い →盤若→ 能面に。




しかもその日は雨で人数が少なくて、よりによって大人しい子ばっかり。

ほんとにお利口さんばっかりで。
みんな先生の指示通りに動き、静かに座ってる。


ほんまに2・3歳ってこんなにお利口なもんなの!?




先生もママたちとも顔見知りで気心知れた空間なはずやけど、その日は 前とは違う不安に駆られて。



思い通りにいかないと脱走し泣き叫ぶ息子を目の前に、私のしつけがなってないから と思われるんじゃないか って恥ずかしさと(実際それが関係あるかはわからないけど、しつけがちゃんと出来てるって自信もそこまではないし)

あとはもう二学期やのに全然落ち着いてないし、むしろひどくなってて退行にも見えるし、やっぱりうちの子 異常なのかも…という思い。




恥ずかしいし、不安になるし、またいつ脱走するかわからんし、居たたまれなくなり。


トラウマ復活 (´Д`)




子どもを自分の思い通りにさせようとしてはいけないし、その子の個性や発達に合わせて認めてあげなければならない、とわかってはいるけど

私も未熟者なので、そんな大きい器ではなくて。



もう誰かこいつを代わりに通わせてくれ
私は辞退したい……と思った。


なさけない母親ですわ(  ̄▽ ̄)






んで、願書提出まで数日のあいだ、いろいろ考えた。





プレに通ってる幼稚園は、この近所でも 有名なのびのび系の園。

他に条件的に通えるところを第二希望で願書ももらってきたけど、そこは面接だけじゃなく入園考査などもあり 説明会でもかなりお勉強に力を入れてるみたいで。


座ってもいられない、名前も歳も答えない子が、入園考査なんて絶対ムリ。ネットにも実際に落とされたって例もけっこうあったし。

奇跡的に何かの間違いで合格したとしても、日々の生活やクラスの子たちのレベルについていけなくて途方にくれる息子を想像したら泣けてくる。



いや、園に入ってしまえばなんとかなるってよく聞くけどさ、なんともならなくて先生から毎日「今日も脱走しました」と報告され続け、ついていけず転入する子もいるってのも聞いたし。




なんとしても、プレに行ってる第一希望の園に入りたい。


もう、ここしか息子を受け入れてくれる園はない…落ちたら難民になる覚悟で…

と、さんざん思いつめて。





そして迎えた願書受付日には、予想通り 若干の定員オーバーによる抽選となり、開封のときは ここ数年で一番の緊張の瞬間となった。



『合格』

の文字を見たときは、まじで震えた。




仲のいいママたちを見つけて集まると、みんな合格だったらしく、ほんとに嬉しかったー!


抽選日には くじの運命を子ども本人に任せたいって意向で子連れとか家族総出で来てた人もけっこういたけど、うちらは似た者なのか 「連れてきたらややこしいだけ」と誰も子連れで来ておらず(笑)


休日だったので私も旦那に子どもらを預けてて、女子トークならぬ井戸端会議をゆっくり楽しんで帰ってきた。





あー、素敵な一日やった(*^^*)

もう感無量。





てか、まだ面接来週にあるんやけどね(笑)



ここの面接は名前言えなくても全然大丈夫!って先生から言われてるし、余裕。


といいつつ、やっぱ名前くらい言えてほしいし 集中的に練習しまくったら 昨日くらいから急に言えるようになった。

やればできるやん!




今はそれより旦那が面接でトンチンカンなこと言わへんかの方が心配(笑)

他のママも同じこと言ってて笑った。







あとは 来月くらいから療育に通って、プレが終わる頃にはいろいろ出来るようになって先生たちをビックリさせる計画。


底辺を知られてるんやから、これ以上恥じることはもうない。あとは浮上するだけ!


目標が決まれば、俄然前向きになってきたぞー!





これから先も、思いどおりにいかないことばっかりやろうけど まあ焦らず。


がんばるでー(^-^)v


















旦那にイライラする。

定期的にキレてしまう。





自己嫌悪 → 反省 → でもやっぱイラつく



の永遠ループ。






なんとかしたい。

なんともならない。





そんな状態が3年続いてます。



典型的な産後クライシスかと(´Д`)





??産後クライシスとは

出産や育児により、良好な夫婦関係が築けなくなってしまう現象のこと。
子供の年齢が0、1、2歳と上がるにつれ、「夫(妻)への愛情を実感する」割合が、妻・夫ともに減少する(特に妻側が急激な減少を示す)ことが示され、その原因として 産後のホルモンバランスの変化、ライフスタイルの変化、出産後の夫の家事育児への非協力、理解不足、ねぎらいの言葉の不足 などがあげられる。




最近になって やっとちょっとイライラも落ち着いてきたから、だから書けるというか。



書いて、客観視して、頭を整理したい。

こんなこと赤裸々に書くことは相当な恥さらしやし、そうしたところで解決するとは思えないけど、とりあえず書かずにいられない(笑)


とりあえず書いて吐き出すわ。






私の場合。


産後クライシスの始まりは、産後2ヶ月くらい経ったある日のこと。




おっぱいがあまり出ない & 赤ちゃんも吸うのが下手くそなのが理由でミルク寄りの混合栄養だった時期。


搾乳したり 夜中もまだ真面目におっぱい吸わせる練習をしてた。




お腹すいて泣きわめく息子に 無理矢理おっぱい飲ませようと頑張るもうまく吸えず、さらに泣きわめく息子を見かねて 旦那が

「もうミルクでええんちゃうん」 と一言。




それにキレた。




はあ?

出来るだけおっぱいあげた方がいいって助産師さんに言われてんねん。何も分からんくせに口出しせんといてや。


と思った。



気づけばそれが そのまま口から出ていた。





不穏な空気を察し、触らぬ神に祟りなしとばかりにリビングから出ていく旦那。



ん?なんか私、めっちゃ感じ悪い?

ちょっと言い過ぎたかな。






でも旦那が視界から消えて、なんかスッキリした。うん。



というのが最初の記憶(笑)






しばらくして気づいた。

これ 産後クライシスかも、と。






実は 出産前に、産後クライシスの悩みを専門家に相談する夫婦の番組を観ていたことがあって。


そこには、旦那さんが発した 「疲れてるだろうから夕飯はカレーでもいいよ」という言葉にイラつきを抑えられないと訴える奥さんの姿があった。



奥さんいわく「カレーでいいよってあんた、カレー作んのもそんな楽ちゃうねんで!普段料理もせーへんやつが偉そうに言うてんちゃうで!」

みたいな内容の事を丁寧な言葉で話していて。
まあ要は 旦那が何を言っても裏目に出てイラつく、と。




へぇ… 産後はこんなことでいちいちイライラするのか、大変やな…

と思った記憶が。







今ならわかる。奥さんのその気持ち。






私も大人やから、一応わかってるつもり。

「ミルクでいいやん」と言った旦那の気持ちも。



旦那に悪気はまったくなかったこと。

不器用ながらも 「がんばり過ぎずにな」という意味で気遣いの言葉をかけたつもりなこと。

そもそも男性に育児のことやら まして母乳育児の賛否について理解なんてできなくて当然やしさ。




冷静に考えたら イライラする理由も何もない。

「ありがとう、適当に休むね」 で済むはずやのに。




なのにこんな大人げない感情が急に湧いてきて それが抑えられず口から出て 相手を攻撃してしまう。


制御できないイライラといえば生理前。
でもこれは生理前の10倍の威力はあるんちゃうかな?

これが産後クライシスなんやな、と。







ちなみに私は カレー作りを軽視して奥様に叱られたTVのなかの旦那さんが 当時すごく気の毒に思えて。


父親になったといえど 母親と違ってまだ実感も確かじゃなく 取るべき行動も定まらないなか、わからないなりに気遣いの言葉をかけたのに 怒られて。

赤ちゃん産まれて家族は幸せに包まれてる時期のはずが、思いの外 ギスギスしてしまってオロオロ。




事前に情報があっただけに 私はこんな感じに旦那にきついこと言わないようにしよう と思ってたし、そんな風にならない自信もなんとなくあった。





というのも、その当時 不妊治療を乗り越えて出産間近だった時期で、結婚してから一番夫婦仲が良かったピークだったこともあって。





とはいえ。

ベースにあるのは、私が旦那を好きで好きで大恋愛の末に結婚したわけではないこと。

これは最初に言っておくべきで(笑)




婚活で出会い、お互いの年齢や焦りもあり、まあ性格の相性も悪くなさげで 一緒にいてなんとなく心地よいし、スピーディーに話が進み

これが縁とタイミングというものなのかと。



これを逃したら結婚はともかく出産適齢期は逃すかもしれない、と 冷静に判断して 心より頭で考えて結婚したのかも。

これに関して後悔はしてない。





結婚直後は お互いに自分の考えを相手に理解させようと必死で、けっこう(いやかなり)ケンカした。


生活が軌道にのると、だんだん相手の性格や言動パターンもわかってきて 受け入れたり諦めたり、ケンカも減って。




いつの間にか、せっかく結婚したんやから 私を嫁に選んで正解だったと思わせたい願望が出てきて。

自分のイメージする「良い嫁」を演じることが楽しくなってきたり。



私の思う良い嫁とはこういうの。


・いつもにこやかでいる
・義両親を大切にする
・たまには手抜きして、忙しさを理由にカリカリしない
・何かとほめる
・旦那の好みの味を研究する
・外見にそれなりに気遣う
・束縛しない


半分本気、半分演技やけど 女優になったみたいでだんだん楽しくなってきて。

それから夫婦仲が急に良くなり、まあ ラブラブ期突入ですわ。




よく夫婦は鏡とか言うけど、本当それ。
一方が優しくなるともう一方も優しく返す。

お互いの良いとこを見つけるようになるというか、不満も許せるし それもまた可愛くみえたり。




ちょうどそんな頃に不妊治療を開始して。
二人で一つの目標に向かって、それが達成されてめでたく妊娠。




里帰り~出産したころにはラブラブ期のピークになっていた。

前にも書いた気がするけど、里帰りした日は 離れるのが寂しくてちょっと泣いたり。




あれ?私、この人のこと こんな好きやったっけ?みたいな気持ちになったり。



…今書いてて 前世の話かと思う。笑





誕生直後はもちろん産後もしばらくラブラブ期は続いていて。


少なくとも、里帰り中は。






で、こっちに帰ってきてから 一ヶ月ほどして、冒頭に書いた「ミルクにしたら」発言により 産後クライシスは突然始まった。


こんな感じですわ。







その実態について。


長くなるので次回に続きます。





今年もまた例の封筒が来てしまった(゜_゜;)




凍結受精卵をどうしますか? の書類。






……結局、今年もふんぎりがつかない。


採卵してからもう4年になるし、そろそろ決めなあかんねんけど。全っ然だめ。




結局自分はどうしたいのか?







二人で充分、むしろ二人しか無理。

っていうのは事実で。





前にも書いたけど、宝くじが当たったら迎えに行くつもり。これは本当。


でもすごく可能性が少ない。





当たり前の事実なの前提で。






気持ちの問題だけで考えたとして、

三人目が欲しいかどうかと聞かれたら、欲しい。




娘が一歳を迎えて、もう赤ちゃんじゃなくなってしまったので さみしくて、また赤ちゃんが抱きたくなるし欲しくなる。

単純にいま 特にそういう時期でもある。



息子が一歳過ぎた頃も同じように 無性に赤ちゃん欲しいってなったし。





で、産まれてからドタバタに巻き込まれてヒーヒーいって、今もまさに絶賛ドタバタ中なんやけど(笑)


それでもまた赤ちゃん欲しい気持ちが湧いてくる。



なんやろうね…







赤ちゃんもほしいし、また妊娠出産という体験をもう一度でいいからしたい。





二人目を産んだ直後にも思ったしブログにも書いたこともあるけど。



妊娠も出産もすっごい楽しかった。
特に二人目ね。


怖いとか緊張とか不安とかのマイナス要素が全っ然なくて、予定日に向けて異常なくらいテンション上がっちゃって。




制御不能のジェットコースターみたいな、興奮の渦に飲まれていく感覚。

とにかく私の人生であんな面白い体験はないって思った。







それから、妊娠中の感覚も忘れられない。


息子が私のお腹に抱きついてるときに胎動を感じると、お腹の外と中の両方から子どもたちを感じることが出来る、なんとも不思議な感覚におちいって。

自分の身体が 地面とか宇宙になったような、不思議な感じ。



お腹の皮膚と脂肪と羊水と羊膜を隔てて、兄弟同士が触れあっている。

そんな瞬間。




「兄ちゃんやで~!ここに赤ちゃん入ってるねんで」と一歳の息子に声をかけた日々。


(゜.゜)


よくわかってない様子の息子(笑)







そしてその二人が、産まれてご対面するわけ。


なんという感動
なんという不思議

なんという面白さ…


※今となっては二人が絡むとろくなことがなくドタバタでしかないんやけど、当時はすごい感動したもんですわ






二人は、同じ日に授精した卵。



もうひとつ、一緒に授精した仲間がいて。

三つの卵は 仲良く一緒に冷凍保存されてお迎えを待ってた。





たまたま、見た目一番張りのあった受精卵として、息子が最初に選ばれて。



だから長男として産まれた。

そして今、布団からはみ出してマヌケ面で私の右隣に寝ている。






次に娘が選ばれて。



長女として、産まれた。

そして今、猫のように丸まって 私の左隣で寝ている。





こうなるともう、だめ。


選ばれなかった子…


私のお腹に入ることさえできれば、次男か次女になってこの世に誕生し、数年後にはベビーベッドですやすや寝てるかもしらんのに


今もレディースクリニックの貯卵庫のなかでひっそりと冷凍されていると思うと胸が痛くなる。

お迎えを待ってるような気がして今すぐ迎えにいきたくなる。








受精卵が人間になってこの世に誕生し、自分の日常に不可欠な存在になっていくという体験を2回もしたら、もはや受精卵がものじゃなくて人に思えてしまう。


こんなに情がうつるとは思ってなかった(T_T)






そして、私にとって受精卵は これが人生で最後のひとつ。

いろんな事情からもう採卵することはないし、自然に受精することはない。




受精することも、妊娠することも、出産することも、可能性がなくなる。




必要がないのは理解してるよ。

贅沢言っちゃいけないのもわかる。




でも1%でも可能性があるのと全くないのでは あまりに違いすぎる。

可能性がゼロになるのは あまりに寂しい。




大袈裟かもしれんけど、子宮がなくなる寂しさにも似たものがあるかもしれない。本能的にふんぎりがつかない。






全くそんな風に考えずに始めたのに、最終的にはいろんな意味であまりに重い「たった1つ」になってしまって、悩んでる(T_T)



で、結局「破棄」とかね、ちょっと全然考えられない。






そして結局今年も更新するつもり。

更新料は年間25,000円やから、かなり安い方。


うちのクリニックは良心的やから好き。






旦那からしたら全く理解できへんやろうなとは思うけどね。

二人目も産まれて、何ら必要のないものをお金を払って置いておく意味とか。




この話をしたらいつも「三人目とか、さすがに無いで~」と言われるけど

「無くてもいいから置いとおきたい。男には分からんねん」というと何も言えなくなるようで黙ってくれる(笑)





来年もどうせ悩むんやろう。


で、いよいよ期限がきて破棄になるとかにはもっと重い感じになってしまうんやろうな…






今書いてて、自分も不妊治療してた身からすれば 欲張りで贅沢な悩みやと客観的に思う。


けど、今こういう気持ちになってるのは事実やから正直に吐き出そうと。






女心は、自分自身ですら把握できず操れず


我ながら手強いですわ。










息子がめずらしくアデノウィルスによる風邪で寝込んでて、やっと回復!




初アデノ。

長かった~(´Д`)






高熱→微熱→平熱→高熱→微熱→高熱→平熱→微熱→高熱→微熱→高熱→平熱→現在にいたる




朝起きると微熱か平熱に下がって

午後からまた高熱、夕方ちょっと下がって、夜中また高熱。


4日間、その繰り返し。




熱下がっても、どうせまた上がるんやろ。

みたいなね、疑心暗鬼のかたまりになった感じ。







発熱翌日に休日診療所で

喉の腫れや発疹もないし、呼吸音も綺麗、溶連菌や肺炎は否定的と聞いてとりあえず安心して帰る。

溶連菌は腎炎とかになる可能性あるからこわいよね。




ただ受診後も熱の上がり下がりがあまりに続くので、やっぱ肺炎じゃないか心配になって、3日目に再度別の病院に。


熱の上がり下がりと聞いて、扁桃腺の腫れを確認して、先生はすぐにアデノを疑い その場で検査キット。5分で陽性。


アデノは一週間くらい熱続くかも。特効薬なし。
対処療法の薬と解熱剤出しておく。

とのことで、ひたすら高熱平熱リピートの疑心暗鬼生活(  ̄▽ ̄)





しかしまあ、高熱がつづくと心配になるのは何かややこしい感染症かどうか。


熱自体は、子どもにはよくあることで。

40度くらいでも、けいれんや脱水さえなければ特に問題ないらしく。




ただ、3日以上熱が続く場合は ただの風邪じゃなく何かのウイルス感染とか肺炎とか最悪の場合 心筋炎とか、原因が潜んでる場合あるから。


急に重篤な状態になったり、出停の感染症かどうか把握して対処しなきゃならなかったり、原因をちゃんと知っとかないとね。



アデノも、インフルと同じような流行感染症やから 熱下がってから2日くらい(感染力あり)は子どもの集まるとこには行けないとのことで。


家で、ひたすらジブリのDVDみて過ごしたわ。

いいかげん台詞覚えたわ(笑)





専業主婦でよかったと思うのは、こういう時。



子どもの長引く風邪のとき、働いてるママさんはほんとに大変やろうなと。


特に今回のうちの経過みたいな感じやとしたら、朝に熱下がったから保育園連れてったら 午後からまた熱上がって迎えに来てくださいの連絡入ったり、みたいになるやろうし。

それが何日も続いて、会社に頭下げて、会社によっては上司に迷惑な顔されたりする人も多いみたいで、いつ治るのかわからんし、熱上がってきたら明日どうしようって悩んで、しかも看病で自分も寝不足。。

本当に本当に、大変やと思う。




最近は子どもと1日一緒にいるしんどさをよく愚痴ってたけど、誰に気遣うことなく、公的なスケジュールに追われることなく、あるイミ自由に子どもに振り回されることができるのは専業主婦の特権やなと。

贅沢言っちゃいかんなと。



思わされた今回の風邪っぴきでした。



ちなみに娘には移らず。

私にも移らず。




旦那はちょっと喉が痛いと言っておりました。







やはり女は強し。







なんか眠れない~~。






布団でゴロゴロしてたら零時を回り、

今日は娘の誕生日。






去年の今頃、病院に着いて 無事入院が決まり、スマホいじりながらベッドでくつろいでる頃。

あと7時間ほどで産まれるんやな~(*^^*)






なんか、ほんとつい最近のように感じるんやけど!





んで、ふと二人目出産のブログを読み返してみたりして気づいたけど

一年で6回しかブログ更新してない(笑)







会社勤め時代は通勤電車のなかで

二人目妊娠中は 産婦人科の待ち時間に


主にブログを書いていた。







あの時間がなくなってしまい、今は 子どもら(夜更し)が寝ついたあとの深夜しか 書く時間がない。

でも 睡眠をちょっとだけ削ってでも、またいろいろ書きたい願望がムクムクと。




下の子が一歳を迎え、一番つらかったピークのハイハイ期から考えると 息子の娘いじめもちょっと落ち着いてきて。

三歳になった息子は、会話が通じるようになってきてちょっと扱いやすくなってきた感が。



そして物理的にも、1日のほとんどおんぶ状態じゃなくてもよくなってきて、ちょっと身体も楽になった。


で、今までは子どもらが寝たあとも力尽きるようにバタンキューで朝を迎えてたのが、夜に布団のなかでちょっとだけ自分時間でスマホいじったりする余裕ができた。





ちょっと自分時間をもつと

みるみる出てくる。 欲が(笑)





私も、母親であり、一人の人間なんや!

(昨日もこんなこと書いたなー)



そして もともと、人のために尽くすよりも 自分が大好きで自分の世界が一番大事っていう性格だったはず。

一人っ子なのもあるのか、一人の時間がないと生きていけないタイプで。





よくぞ今、自分の部屋も自分時間もほとんど無い近い状態で何年も生活してるな!!


と、我ながら信じがたく。





子どもは望んで作ったのでこの状況はすごく幸せなことではあるけどね。

それとこれとはまた別で(笑)




何でもいいからちょっとでも自分の世界に没頭して何かこう自分を取り戻したい欲が。






本読んだり映画みたり何かに集中したりするのはまだまだ無理やけど

文章書くことで 頭を整理したり、赴くままにいきなり語ったりして、昔みたいな感じでブログやりたいなー。






専業で育児してるとね、世界がほんと狭くなる(笑)



毎日毎日 スーパーか、児童館か、幼稚園(プレ)か、小児科か、イオンという 近所の狭い範囲で生活していて

バタバタしててTVもニュースもしっかりみれなくて時事問題にも疎くなるし

毎日考えるのは子どもをどこで遊ばせるかと、ご飯何作るかと、休日どこ出掛けるか、だけ。




仕事してた頃みたいに、いろんな方向にアンテナ張って知識を増やそうとしたり 公の場でいろんな人と話題を共にしたりっていう 緊張感やメリハリが、今はまっったくない生活で。

脳みその一部分しか使ってないのでは?と思えて不安になってくる(笑)





だからね、頭を整理して 外に向かって表現する訓練がまたしたい!



ちょっとずつ書き溜めして更新しよっと。





とりあえず、幼稚園プレのこととか 産後クライシスのこととか書いていきたい!







またそのうちー(^^)v


今、一人で電車!




定期検診で大阪時代から通ってるクリニックに来てたので。


子どもらは義両親に預けてる。





検診無事におわり、大阪の中心街でオフィスを眺めながら散歩。




やば、歩いてるだけでウキウキする。




ベビーカーも抱っこ紐も無く

一人身で歩いてる!しかもオフィス街!






ふふふふ




ぐふふ






自由や!!





子持ちであることを忘れるわ!



誰か声かけてくれへんかな?

とかつい思ってまうわ(笑)





あ~~~~ 解放感!


たまらん








もっと遊びたかったー






でももうすぐ生駒。


奈良や。現実や(  ̄▽ ̄)




着いたらイオンでちょっと服見てから帰ろかなとか、まだ一人時間を諦めてない(笑)





私も、母であり 女なんやで!

叫んでみる(笑)





ひとときの自由。


限れた自由やから、こんなに名残惜しいのか。






毎日自由すぎたらただのヒマになるしね。


よし、スイッチいれるぞー







てゆうか、こんなこと書いてるけど実は今日 息子の誕生日やったりする(笑)



検診が混んでて今日しか希望の時間取れなくて。





当日にこだわりはないので、夕飯も手抜きします!ごめんよー



ちなみに明後日は娘の誕生日。

早いなー!





今週末は両方の両親呼んで、盛大にやる予定♪





お食い初め、初節句、誕生日、これでやっと娘関係の三部作が終わるー!


毎回毎回、なんだかんだ凝り性が炸裂するので疲れる(笑)



ひな祭りですでに力尽きたんやけど、一歳の誕生日は盛大にやらなあかんみたいやし(  ̄▽ ̄)





ぼちぼちがんばろ~






連休終わったー!


とにかく子どもに合わせたスケジュールになったけど、自分も旅行や遠出がめんどくさいタイプなのでこれでかなり充実満足。



5月2日 イオンで友達親子とランチ&キッズスペース

二歳児が4人集まり、女子トークどころか食事も最後の方は修羅場に(笑)

やはり子連れにはイオンしかない、と再認識したわ。






5月3日 バイト時代の友達宅でバーベキュー&プール

めっっちゃ楽しかった!!

そもそも大阪時代の友達にも子ども産まれてから会うのかなり久しぶりやし。



バーベキューゆうても男性陣が外で焼いてくれたのを部屋で食べたるだけで、なんとも優雅なひととき♪
ま、子どもが騒いでるから目は離せないけど 友達も一緒に見てくれるし家のなかやからまだ安心やし。

プールでは、2歳の息子と友達の5歳の娘さんがキャッキャはしゃいでめっちゃ楽しそうで。
0歳たちは初めてのプールに不安なのか泣いてて、まだデビューは早かったみたい(*´ー`*)
うちの娘はほとんどずっとおんぶでプールも挑戦せず…
ほんま下の子って不憫(笑)



広い一戸建て、最高のおもてなし。


なにより息子のキラキラ笑顔を見れて満足!連休らしいことできたし、ノルマ達成やなー( ☆∀☆)

とホクホクしつつ

子どもにとっては今日の充実はすぐ過去のもので、明日になればこの思い出も過去の栄光。

明日からまた毎日 子どもを退屈させずに過ごせる予定を考えなければ、と焦る(笑)





5月4日 近所のちっちゃい遊園地に行こうとするも、山道の入口の渋滞っぷりにビビって Uターン。

ドライブスルーしたり、公園めぐりしたり、それなりに楽しく過ごす。




5月5日 旦那実家。


5月6日 イオン


5月7日 遅めのこどもの日のお祝い、両方の両親たち集まりお茶したり散歩したり。





ほとんどただの週末と変わらぬ感じ(笑)

やけどバーベキューのおかげでグッと連休らしい満足感アップ( ☆∀☆)




とにかくこどもが楽しそうにしていたので、それでよし!




子どもが赤ちゃん時代から旅行いったりする人もいるけど、行動的で尊敬する!

私は面倒くさがりのインドアなんで、旅行やら遠出の計画がまずめんどくさいし ややこしいこども連れて泊まりでどっか行くなんぞ、思いもつかんかった(笑)


近場でええやん( ´_ゝ`)
ってすぐなってしまう。

小学生とかになったら毎年家族旅行くらいは行かんとあかんなぁ、と義務的に考える(笑)



ちなみにUSJは興味がないので家族で行きたくないなー

並ぶのめんどくさいし。


断然TDL派なんで、それなら行ってもいいけど 旦那はジェットコースター乗られへんし どうせ行くなら一緒に盛り上がれる女友達と行きたいとか思ってしまう(  ̄▽ ̄)




うちの両親が高齢出産であり体力が厳しいのと趣味がしぶかったのもあり、私は幼い頃にテーマパークに連れてもらったことがほとんどなく、奈良や京都で寺巡りばっかりさせられていて(笑)

けど特に問題なく育ったし。

デートで演技しなくても新鮮な反応できるからなかなか便利やで(笑)





話それたけど、近場でも遠出でも、楽しめればいいんやってこと( 〃▽〃)

とりあえず連日イオンにならずに住んで良かった(笑)






息子2歳9ヶ月、娘9ヶ月。




ヤバイ。

ここにきて二人育児に行き詰まりを感じてきた(´д`|||)




自分で作った状況なので、泣き言をいうのは情けないけど(´・ω・`)

いやはや、愚痴を吐き出しながらじゃないとキツいわ。





二人育児の何が大変か。




お世話が大変なのではなく、共存が大変。




私の場合、娘も混合栄養で4ヶ月には完ミになったから 寝不足地獄も 新生児期すぎたら特になく わりと楽だった。


たしかに自由時間は激減したし 一日中動き回ってる感じにはなるけど、一人目の経験で体力もついてるし、あんまりしんどくはないのね。

お子さん一人でその子が二歳までおっぱい求めて毎日夜中に何度も起きる生活をしている完母のママの方がよっぽど大変やと思うし、普通に睡眠できるって本当に大切。




どうせ二歳児がいたらゆっくり休めないし、ついでに赤ちゃんもお世話もしとこう的な(笑)

精神的には、二歳児のややこしさを赤ちゃんに癒してもらってた感じ。




とにかくかわいいの。

手も足も、おしりも、なんてちっちゃいの…

ふわふわ、すべすべの肌。



息子のときは、そんな可愛いと思わなかった というか
初めての育児で不安やら孤独感に苛まれていて、それどころじゃなく。。


今回は、忙しいながらも 赤ちゃんの可愛さを心から楽しめていた。






しかし、今。


ハイハイを始めてからの娘は、癒しから脅威に変わりましたよ、ハイ。






とにかく大変なのは、ケンカ。


ケンカというか、息子がいっぽう的にいじめるだけなんやけど。



オモチャで娘の頭を叩く
つかまり立ち中に足を引っ張って倒す
髪の毛が束で抜けるくらい引っ張る
お座り中に前から胸を押して倒す

一歩まちがえるとケガするってレベルのことばっかり、明らかに悪意をもってやってる。


私が見てても見てなくても関係なく、キャッキャ遊んでいたと思えば5分に一回くらいの頻度でいきなりしかけてくる。





ここ二ヶ月くらい、急に苛めだしたのね。

嫉妬なら 産まれてからかなり時間あったし、なぜ今ごろ?なんなんやろう?




考えてみたところ、たぶん 娘がハイハイしはじめてから 自分の邪魔ばかりしてくるのがウザいんやろうなと。


遊んでいたら邪魔してくるし(娘に悪気はない)、オモチャを横取りされて取り返したら「兄ちゃんなんやから貸してあげてよ~」みたいに言われるし、お母さんは赤ちゃんばっかり庇うし。

よくやく考えてみたら、二歳にはちょっと理不尽な状況ではあるわな、、




いいかげん、妹うぜぇ。
コイツのせいでオレめっちゃ損してる気してきた。

って なったんやろうね。




一人っ子の私には分からないストレスがあるんやろうなと思うと、息子の気持ちを理解してあげないとって思う反面…


あんな小さい赤ん坊が 叩かれて泣いてる場面を目前で見たら、防衛本能からつい カッとなってしまい。
息子を怒鳴ったり ほんとにひどいことしてた時は叩いてしまう。

頭に血がのぼって、瞬間的に息子を敵みたいに感じるというか。同じ痛みを味わえ!みたいな気持ちになる。



今では息子が娘に近づくだけで立ち上がって構えてしまうし、触れただけで反射的に「コラッ!!」て言ってしまう時もある。




健診の問診に「子どもに大きい声で怒鳴ったり叩いてしまうことがありますか?」って質問があるし、こういうのが虐待のはじまりのサインだったりする?

ふと不安になった。




とりあえず周りのママに聞いてみたら、だいたいみんな「毎日怒鳴り散らしてるよ~たまに叩くし」って言っててちょっとだけ安心する。

二人いると、手がふさがってる状態で上の子が悪さしたりするのを止めるために 大きい声を出して牽制するしかないみたいなとこあるから、多少はしかたないよ、って。



あとで子どもを抱きしめて「怒ってごめんね」は必ずやってるけど、これって 怒ったあとで急に優しくするっていうDVの典型的なやり方では?と不安になる(´・ω・`)



これでいいのか、どうすればいいのか

育児は本当によくわからん。。







そしてもうひとつは、オモチャ共有問題。




娘に買った赤ちゃん用オモチャも息子が横取り。
娘におしゃぶりを渡すと知らぬ間に息子がしゃぶり、トミカやプラレールを おしゃぶりにする娘。


つまりオモチャは年齢別にわけられず、完全共有(  ̄▽ ̄)




だから赤ちゃんにとって危ないものを排除排除になるわけで。


粘土、シール、クレヨン、小部品のあるオモチャなど、もう三歳近いのに息子に与えられない。

与えてもいいんやけど、時間限定でずっと見張ってないといけないから 私が用事してるときに熱中してもらえない。
息子も不満げ→ストレス→娘をいじめる


悪 循 環 ( ´△`)






結局、二人を部屋に放しておくと 10秒たりとも目が離せず 子どもらが起きてる時間ずっと、プールの監視員状態(´д`|||)

その時間、ほんとに何にもできない。


ほんと、ピラニアと金魚を同じ水槽に入れてて そこに自分もいるような感じ。ピラニアが金魚食うのをずっと見張ってる感じ。






いや、、毎日 基本家にいてただ子どもと過ごすだけの自由なはずの生活がこんなにしんどいとは思わなかった。

煮詰まってくるとだんだんね、軟禁されて、座ることを許されず 宇宙人との会話を強いられている気分になってくる。





さすがに滅入ってくるわ~…

二歳差にしたこと、子どもたちとっても悪いことしたかなとか考えてしまう。

私の妊娠中から息子には外遊びとかいろんな制限ができて、今も不自由が多くて、可哀想なことしたかなとか。言ってもしょうがないんやけど。




保育園なら息子もそれなりに充実した毎日を送れたやろうに、専業主婦に育てられる二歳児って母親の状態がモロ生活に影響するからね。



赤ちゃんいるから退屈やけどガマンしてね。
みたいな申し訳なさよ。


もっといっぱい遊んであげたり笑顔を絶やさず楽しげにしたり手作りオモチャとか作ってあげたいんやけど、ちょっとあんまりできてない(  ̄▽ ̄)



ごめん……( ´△`)

けどちょっとお母さん精一杯やしこれ以上できへんわ





今、とことんマイナス全開(笑)

まあ、そういう時期もあるし そのうちこの状況も終わるやろうけどね。







とりあえず今、おんぶ紐にめっちゃ助けられてる。


息子と娘を引き離しつつ、自分も自由に動ける
もはや心のオアシス。




エルゴのアダプトっていうの使ってるんやけど、腰に重心がくるタイプで全然疲れない!

一人目ん時に使ってたやつは、肩が痛くて30分が限界やったのに、メーカーでこんなに違うもの?とビックリしたよ。





抱っこよりおんぶの方が重さを感じないし断然ラク!

買い物もお出かけも身支度も帰ってからも家事中も 昼御飯食べるときも、おんぶしたまま連続で動ける。



キッチンで用事しながら自分の趣味の音楽聴いたり、メールしたり、ちょっと息子と離れたいときも、おんぶなら好きな時にできる。

紐がなかったら正直、もう私 精神崩壊してたわ。





んでね、最近気づいたんやけど、娘だけじゃなくて息子をおんぶするのもアリやなって。

三キロしか変わらないから、重さの感覚はほぼ一緒。



息子はベビーカーの子やったからおんぶに慣れてなくて、アトラクションみたいに感じるらしく、おんぶでグルグル回ったりするとキャッキャ喜んでくれる。


息子との触れあいも増えて、息子のストレスも軽減すればちょっとは娘に優しくなってくれるかもと期待してる♪



って、今のとこ全然かわってへんけどな(  ̄▽ ̄)






まあとにかく、一日が長いわ。

毎日予定入れてどっか出かけても最低8時間は家で子どもと過ごさなあかん。






ちょっと独身に戻りたいわ。

仕事がしたい。

頭使いたい。

無になりたい。

カラオケ行きたい。

一人になりたい。





旦那よ、

半日でもいいから子らを連れて一人にさせてくれ。





けど旦那一人では二人連れて出かけらない残念な事実(  ̄▽ ̄)






育児の大変さをいまいち理解してないっぽい旦那に、苛立ちマックスで当たり散らしたここ数ヵ月。

いわゆる産後クライシス、例外なくうちも凄かった。
二人目産まれてからはほんとに凄かった。




旦那のことが一時的に本当に嫌いになった。

やることなすことイライラするし、顔見るのも嫌になった。




特に旦那は子ども出来るまでと出来てからで何も変わってないし、悪気もない。

私の方は心身ともに状態や環境が激変したのに、何も変わってない旦那に勝手にイライラしては落ち着いて、またイライラして爆発して。



理性も吹っ飛ぶイライラ。

まさに制御不能(笑)




まあ一時的な感じはするし、だいぶもう落ち着いてきたし。本格的な夫婦の危機には至らなくて済んだかな(;´∀`)




そして、友達のとこも皆だいたい同じような感じらしい。

育児に対する男と女の決定的な脳のつくりの違いを見せつけられたわ。




産後クライシスについてはまたゆっくり語りたい!








とりとめもなくマイナス事項を書いてしまったけど(  ̄▽ ̄)



まあ、毎日楽しいこともけっこうあるし、子どもは基本的に可愛いし。


愚痴ったらまた明日から頑張ろう!








あけましておめでとうございます。

めっちゃ久しぶりなってもうた…





毎日バタバタしながらもなんとかやってたけど

そんな普段のバタバタが塵かゴミのように思えるくらい、年末はヤバかった( ; ゜Д゜)




クリスマス前日、息子ノロにかかる。


何が大変かって、症状はわりとすぐおさまるし 思ったほどしんどそうでもなかったんやけど
大変なのは二次被害、三次被害よ…



二次被害、消毒地獄。


二歳なんで、大人みたいに予告してからトイレいって吐くとかじゃないから、もうね突然そこらへんで吐くわけ。

ウイルスが1ヶ月近く残るらしいから、ぶっかけられたクッションや敷き布団(安いマット)、布団カバー、私の服、バスタオル数枚を廃棄。

買ったばっかのラグは消毒後、クリーニング。

被害の少なそうなものはハイターで色落ち覚悟で消毒洗濯したらやはり色落ちして使えなくなったもの数枚。
敷き布団がないから畳やソファで寝る生活。


毎回食器の消毒、トイレの消毒、オムツ替えのたびに部屋じゅう消毒、ハイター消毒洗濯、

めんどくせえええ!!!!



なのに結局家族全員かかったし。

発症時、家にはアルコール除菌のスプレーしかなくて(ウイルスには塩素系しか効かない) ハイターも切らしかけてて 買いにいくまで半日あいたのが敗因かも。

息子以外は軽症で お腹ゆるくなった程度。
私にいたっては胃痛と胃もたれで終了。
生後5ヶ月の娘は免疫ある時期だったから意外と大丈夫なもので。



三次被害、精神崩壊。


発症三日目に症状おさまって食欲訴えるからちょっと多めにおかゆ与えたらまた吐いたので心折れて、そこはから食事制限を厳しくしすぎたのか
起きてる間中、ずっと食べ物を求めて暴れ狂う息子。

まんま、まんま、まんま、まんま、まんまーー!!!!
かし、かし、かし、かし、かし、かし、じゅーしゅ、じゅーしゅ、じゅーしゅ、じゅーしゅ、じゅーしゅ、パン、パン、パン、パン、パン、パンーー!!!!

一日中、ずーっと言ってる
寝言でも言ってる
ご飯食べ終わったらすぐまたわめき出す
夜中に何度も起きて台所の前で暴れ狂う
頭をガンガン壁に打ち付けてアピール
外でも靴を飛ばして暴れ狂い、地を這って食べものを乞う


息子の人格崩壊のような暴れっぷりに4日目にして私も精神崩壊。

家事も全然すすまない。消毒待ちの洗濯物のゴミ袋だらけ、家中ぐっちゃぐちゃ。



誰か助けて…
一時間でもいいからこの家から逃げ出したい…
でも人に移すから身内にも来てもらえないし児童館にもキッズスペースにも行けない、みたいな

この半年でいちばん辛い1週間やった(´д`|||)



そんななか 納会で飲んで食って今日から休みという旦那が冬休み初日に美容院行きたいとか呑気なこと言い出すからぶちキレた。
こっちは1週間ほとんど寝てへんし休んでへんのに何が美容院やっ!!!!美容院なんか一生行かんでいいように坊主にしとけ!!みたいなこと叫んだ。まじで(笑)

産後クライシスも最近落ち着いてたのにまた復活したわ(´д`)



そんな生活が大晦日までつづく。

そんな合間にも、息子が寝ているタイミングてちょうどTVから流れてきたスマスマをみて不覚にも涙したり。

つかの間の息抜きもあったわけですが。




おかゆを卒業して食事を普通にして お菓子も解禁したらすっかり機嫌がなおり、穏やかな日を取り戻したと思った元旦

今度は私の目に異常が…
充血が激しいのでよく見たら黒目に白い斑点ができてる( ; ゜Д゜)
前に一回やった角膜潰瘍になりかけてる??
そして娘の下まぶたも なんか赤く腫れてる。

目を放置するのは気になるので元旦に眼科があいてる救急病院を探して大阪まで。

私のはアレルギー症状、娘はめばちこ。スムーズな診察~処方箋までたった40分のために、往復4時間。
元旦は半日潰れる(´д`|||)



夜ご飯にやっとおせちにありつく。

食事制限中はあんなに味気ないご飯も野菜も くたくたに煮たうどんも美味しそうに噛み締めていた息子、
伊達巻きとかまぼこに夢中で 筑前煮を差し出すとプイと顔をそむける。

こいつめ…治ったとたんに調子乗っとる( ; ゜Д゜)




こうして今年の正月は終わる。





でもなんか、いい経験になったな。

この半年もたいがい自由がないない、子どもと共に軟禁生活みたいやと思ってたけど、人に会えるだけマシやったと思えるし、ノロ生活に比べると何でも楽に思える。


ノロは型がたくさんあるから何回もかかるウイルス。

この経験を生かさないとね。


とりあえず、寝具は全部白物で揃え直そう。そして廃棄するときに名残惜しくないように安物で。
クレベリンスプレー、ハイター、ゴム手袋(使い捨て天然ゴム )は家に常備。


家族が増えるということはそれだけ 体調くずす人間がいるということ。感染のリスクも高くなる。




こうして母親はどんどん強くなるんやなぁ。

子を産み、寝不足を乗り越え、筋力がつき、子の病気を経験し、いろんな決断や判断を経験し、自分が風邪をひく暇もなく、どんどん体力がついて、小うるさくなり、厳しくなり、

どんどん男らしくなり、ついには男より男らしくなり、自分が女ということを忘れていく(´・ω・`)



これが悪いことではないけどね。

自分もそうなっていってることに驚き。




バタバタしてたらもう8月下旬。

産後2ヶ月になるんやなぁ。





今回もおもしろい出産となった。

忘れてしまいそうになる前に書き留めておこう!









息子の2歳をお祝いした翌日、朝からなんとなく今日かもなって気がしていて。

朝からいつもより積極的にうごきまわってみる。




すると 夜から鈍い痛みのともなう張りが来て。
それが22時頃から40分間に4回確認できたので およそ10分前後の定期的と判断して病院に連絡。すぐ来てくださいと言われる。


夕飯、お風呂、寝かしつけも全部終わった状態の素晴らしいタイミングなので、これが本番に繋がるよう祈りながら旦那の車で出発。






23:30 病院到着



0:00 内診の結果子宮口4センチ、定期的な張りが確認できるため入院決定。

助産師さんが陣痛室に旦那を連れてきたけど、孤独に集中したいので 「産まれたら連絡するわ~」と帰ってもらう。
せっかく息子がいない静かな時間、余裕なあいだは自由を楽しみたいし(笑)





0:00~4:00 基本 6分間隔で たまに3分、9分、12分みたいなのが混じる。
まだまだ全然余裕。とにかくスマホいじり。


間隔が安定しないので、たまに様子を見に来る助産師さんに「これって前駆陣痛ですかね?このまま遠退いて 朝に退院させられらるとかあるんですかね…??」

と何回も聞いては「まだわからないね~」と言われる。






4:30 痛みが少し強まったので内診。5センチ。

全然進んどらん……と焦る。

体力温存のためにちょっと睡眠とろうか、と助産師さんに言われ、寝ることにする。





4:30~6:00 たまに痛みのビックウェーブに起こされつつ 爆睡。





6:00すぎ ビックウェーブに起こされる。
想像以上に時間がワープしていて「眠れるなんて本物の陣痛じゃねーよ!!」とやさぐれる。

しかも内診したらまだ6センチ。
痛みも強弱あって安定しないし、まだ余裕ある。

相変わらず4~6分間隔やし こりゃ昼までかかるかもなと思う。






6:45頃 今までとは比べ物にならない波が来る。


呼吸で乗り切ろうとしても息が吸えず、ベッドの柵を握りしめてないと耐えられない。

そうそうコレコレ。待ってたよ本物の陣痛!
と歓迎しつつも「あれ、こんな骨に響く感じやったっけ…?」と一人目の時より強く感じる腰の痛みに冷や汗をかく。



かなり進んだ自信があったので ナースコール。

そういえば前回の出産では初のナースコールで全開だったので、何センチでどれくらいの痛みとかのデータが私のなかに無い。
とりあえず未知だけに凄いのを想像してたから、思ってたよりラクだと肩すかしな印象だけが残ってて。



「今 7センチやね、もうちょっとしたら分娩室行けるかな~」

「え、あ…そう…ですか」



そうか これが7センチの痛みか。
…ちょっと陣痛ナメてたな。


でもまだ7センチなのは現実。
もうナースコールは簡単に押さないぞ。
私は経産婦、プライドを持て!

と気合いを入れた(`・ω・´)=3







その5分後。





「!!!!」


腰に隕石が直撃したような衝撃が。

え?腰の骨、折れた…??



ナースコール押さない決意からたった5分、震える手でナースコールの紐をたぐりよせ、引きちぎらんばかりに握りしめたブザーを押し続ける。



さっきまでの余裕が消え失せた私の姿を確認し、助産師さんが宣言。

「 分娩室行きましょう。波がおさまったらすぐに立って歩いて」




言われた通り ちょっとだけ痛みが引いてる間にササッと起き上がってみた その瞬間。



「!!!!!!」

今度は身体の奥からマグマが噴火しそうな衝撃が。





何が起こったのか 感覚ですぐに分かる。



すでに頭が出てきてる。

まだ下着をはいてたから、かろうじてそれで塞き止められてるのでは?っていう感覚。





パニック発動。

「いたいいたいいたい!!!!あたま…でてる!!痛ああーーーい!!!!」



今回こそは静かに産むって決めてたのに(´・ω・`)

けど、声出した方が痛みが解放されてラクに感じる。情けないなと思いつつ、この段階にきたらもう流れに身を任せて騒いでればいいやって感じ(笑)




それにしても 5分前に7センチって言われて 一回の陣痛でいきなり鼻からスイカて……身体も心も何の準備もないわ!




この急展開に とっさに頭に浮かんだ言葉は「ドドンパ」。

ドドンパ= スタートと同時に時速170キロでロケットのように発車、通常のジェットコースターならゆっくりと上昇していくはずの坂道を最速で駆け上がるという 富士急ハイランドの人気アトラクション。

何かに例えるならまさにこれやないか!



ドドンパが線路を脱線、そのまま空中に投げ出され きづいたら「ええじゃないか」(同遊園地アトラクション)に乗っていて 空中でめちゃくちゃに振り回される自分、みたいな想像が止まらない。



♪ええじゃないか ええじゃないか♪
♪祭りだ祭りだ ワッショイ♪

頭のなかが祭りばやしで いっぱいになる。





現実の方では、陣痛の波がまったく引かず 四つん這いのまま動けなくなる。
身体が赤ちゃんを押し出すことしか考えられず 勝手に力が入りまくって制御不能。

すると助産師さんがドラマのような緊迫感のある声を張り上げた。


「陣痛室で分娩開始っ!」





ええじゃないかで頭が汚染されていた私は「もうここで産んだらええじゃないか」みたいに気楽に考えていたけど、現実はそうもいかないらしく…



声を聞いたスタッフがナースステーションから一斉に集まる。

そして赤ちゃんが出てこないようにと私の股を押さえながら一斉に無理な要求で責めはじめる。



「立って!」

「頑張って移動して!」



鬼か!お前がやってみろ!



歩くのは無理と判断され、寝ていたベッドそのまま運ばれて分娩室に入っていけたものの、分娩台にあがるのは自力でないといけないらしく…

相変わらず痛い痛いと叫ぶだけでまったく動けない私を冷静にしてくれたのは、一人のベテラン助産師さんの一言。



「お母さん頑張って。移動しないと産めないよ。赤ちゃんが苦しいよ!」




ええじゃないか、ええじゃないか、え…

さすがに祭りは中止となる( ´△`)




赤ちゃんが危険になると聞いて 仕方なく移動する覚悟をきめ、貞子のような動きでなんとか台に上がる。

足を乗せたらすぐに 4人がかりで ジタバタと暴れる私のパンツを脱がしにかかる。


なにこの光景…( ̄▽ ̄;)

ほんま立ち会いじゃなくてよかった。





正式に分娩開始となり、助産師さんの指示がとぶ。


「ちょっと切るよー」

「目開けて、下見て、赤ちゃん出るよ!」




早っ




下着を脱いでから約1分後、待ちきれずにつるんと出てきた赤ちゃん。



7時13分、3,090グラム 女児誕生★






ぜーぜーはーはー 嵐が過ぎ去った

なんてせっかちな子や…誰に似たのか…


私しかおらんがな。






赤ちゃんが産声をあげたのを確認し、とりあえずホッとする。



そして冷静になると感動より先に、経産婦なのに分娩中の指示を何ひとつ聞けずひたすら騒いでいた恥ずかしさが込み上げてきて

「すいませんすいません、こんなに取り乱すとは自分でも予想外で…」と 助産師さんたちに謝ってみる。



「私たちも 分娩室移動のタイミング逃しちゃって 大変な思いさせてしまって、ごめんね。ほんま、稀に見るド安産やったよ」

「ほんまにド安産」

「ド安産のド安産」



またもや皆にド安産と言われまくる(笑)


安産というのは、人によっていろんな捉え方があると思うけど、私的には 陣痛開始からの全体の所要時間よりも、辛い後半の進みが早いことを指すのだと思う。


今回、前回よりも時間は長かったけど、もしかしたら6時45分までのは前駆陣痛だったのでは?とすら思えるくらい 間隔が不定期で余裕あったし、まさに陣痛っていうめちゃくちゃ痛い時間はたった30分だけだったので。(ちなみに分娩室は5分)






赤ちゃんが運ばれてくる。

今回は呼吸に異常もなく、カンガルーケアが許される。



うへぇ、ちっちゃい!
旦那ソックリ!



泣けるほどの感動の波はまだこない。

なんか、この子が自分の産んだ子という実感がすぐに湧かないんよね。一人目もそうやったけど 実感に時間がかかる。けっきょく3日くらいかかったかな。

昔から気になっていた自分のドライさにちょっと悩む(笑)





カンガルー中に縫合。


あれだけ急に進んだし 間に合わず裂けたかと思ったら 医師に「ほんのちょっとだけ切ったけど、ほとんど無傷に近い。」と言われ 仰天。

おまけに産道を高速で通り抜けたので顔色や頭の形も凄くきれいやと。

うちの子、産まれるの上手すぎ(笑)






縫合終わり、助産師さんも持ち場に戻っていき 分娩室で一人休憩していると、今度は別の感情がわきあがる。



ううう、寂しい。

もうこれで産むのは最後なんやなぁ…と。





出産、なんかすごく楽しかった。


お腹に子がいるという いとおしい緊張感。
臨月の「いつ来るかな」というワクワク感。
陣痛が強まっていくたびに 感じる「もうすぐ会える」。
理性を失った自分に出会う面白さ。
産まれた瞬間の爽快感。
産まれたての赤ちゃんの可愛さ。



こんな究極的で非日常的な体験は 他にはない。

怖いとか、不安とか、全然なかった。特に二人目。
心地よいスリルと感動と愛しさしかなかった。




もちろん、母子ともに健康に安産で出産を終えることができたからこその個人的感想ではあるけどね。






出来ることなら また妊娠したい。


二人目は臨月の身体がしんどくて早く産みたいばっかり思ってたのに、いざお腹がへこんでしまったら無性に寂しくて。



もしも万が一 宝くじが当たったら三人目を考えよう、と本気で心に決める。







そんなこんなで、二人目の出産は無事に終わる。


しかしまあ、出産は楽しいけど 産後はやっぱりキツイよね。産めば終わりってもんじゃないことを実感するわ(笑)



今回はもう、授乳に格闘した入院生活でしたわ……