子供の日に、子供を親に預けてラ・フォル・ジュルネに行ってきました。
ラ・フォル・ジュルネとは、毎年ゴールデンウィークに国際フォーラムで開催されるクラシックの音楽祭。
クラシックのコンサートというと敷居の高い感じがしますが、ラ・フォル・ジュルネはかなり庶民派です。
1時間くらいのミニコンサートが、5つか6つか複数のホールで終日開催され、いくつかの演目をはしごすることもできます。
値段もリーズナブルだし、はしごする人多そう!
なんと0歳児からOKのコンサートもあり、子連れで楽しめちゃうとこも子持ちにはうれしい。
まぁ、うちは連れて行かなかったんだけどね。
実際には子連れでコンサートというのは大変な気がします。
近くの席に3歳くらいの子がいたんだけど、開始早々に騒ぎ出して、その時の周囲の人の視線がこわかった。
一斉にじろっとその子のいる方を見て、誰もが無言だったけど「うるせーよ」って声が聞こえた気がした。
結局お父さんが慌ててその子を抱えて出て行って、それきり戻ってこなかった。
かわいそうに・・・。
子供を持つまでは「うるさいなぁ!」って非難する方の立場だったけど、今となっては親御さんの立場に立ってしまう。
でもさすがにコンサートは電車とかレストランとは違うよね。
あたしたちが行った回は3歳児からOKってやつだったんだけど、0歳児からOKのコンサートはどんな雰囲気だったんだろう?
もっと寛容な雰囲気なら来年はビヨンセを連れて行きたい気もする。
小さな頃からいい音楽を聴かせてあげたいと思うのは、親の自己満かな?
子供にしてみたら「静かに!」って我慢を強いられるのは苦痛なのかな。
あるいは、音楽に聞き入ったり、その心地よさにうとうと眠ってしまったりするのかな。
どんな反応をするのか見てみたい。
ちなみにあたしは、「その心地よさにうとうと眠ってしまう」タイプです。
今回もしばらくはバイオリンの音色にうっとり聞き惚れていたんだけど、すっかりα波に飲み込まれてウトウトしてしまった。
クラシック通の人はもっと違った楽しみ方をするんだろうけど、これも1つの楽しみ方では、と思います。
まったく聴いたことのない曲だったけど「音楽ってよいな」と思えた。
来年もまた行きたいな。