好きなことば
「give all」byマイケルジャクソン
「与えないのは罪です。」by映画グッドライ
考えられる全ての最善を他者に。
己を潰す必要はないけれど。
私は、ルールに縛られない。
目を瞑ることはあっても、決してゆるがない自分の基準がある。
人はあらゆる場面、立場、しがらみの前でもいつだって自由だ。
この「自由」はその言葉以上に崇高なものだから、人はそのために涙し、戦い、時に命をも差し出すのだろう。
なにが正しいかなどということは、ない。
はぁ。
でもこのようなつぶやきも、結局は己の自己正当性をただ安直に表現したいがための単なる弁論だ。
真実がないというのは、つまり「無」だということ。
虚無という水の中で、泡をついばむようにしか生きることのできないむなしさよ。
時も場所も人も営みも、やがてはうつろいゆく悲しさよ。
自分の想いも、人の想いも、限りある幻想でしかない。
だから、誰とも関わりあいたくない。
深い付き合いなんていうものは、まっぴら御免なのだ。
あらゆる多様性を受け入れることは、とてもこわい。
全ての可能性の存在を感じうる時、自分の足元をかためていた砂がたった一度の波ですべて海にかえってしまうような虚しさをおぼえる。
ニーチェは全てを疑い、破壊し、その上で新しく強い世界を作るべきだと唱えた。
今の私にはそうする精神力は皆無だ。
小さな世界でただ自分一人、満足していたい。
人の気持ちや立場などどうでもいいのだ。
悲しいかな、こんな言葉が一度は理想に燃えた自分から生まれるセリフとは到底認識したくないのだが…。