ご覧いただき、ありがとうございます。

 

経理マン・ウ-マンの専門相談員のバンチ-コ-ディネ-タ-代表の中尾心(こころ)です。

 

 

今回は 「経理職のマメさが他の仕事でもいきる。」、という私の実体験でのお話です。(*^▽^*)

 

 

私は海外個人旅行が趣味、とりわけタイが好き、また、人に教えることが好きであります。

 

これらが高じて、以前、タイにて日本語教師をしておりました。

 

会社勤めが長い、タイ語力が低い、この二つの理由より、日系企業のビジネスパ-ソンの皆様のクラスを受け持つことが多くなりました。

 

 

 

その日本語教師時代、随所に「経理マン」らしさを発揮しました (したつもりはてなマーク)。

 

「経理マン」らしさ、それは「マメさ」、です。

 

私は基本的には、経理職での勤務が長いわりに、普段の生活において、比較的おおざっぱで、雑な面も多いと自負しております。

 

但し、仕事においては、随所に----、いや、ときおり---- (*^.^*)、「マメさ」を発揮します。

 

 

 

日本語教師の仕事においても、随所に、いや、ときおり (*^.^*)、「マメさ」を発揮していた私。

 

とある日系企業の「初級クラス」での筆記試験にて。

 

受講者の9名は仕事が終了後の受講にて疲れているであろうにもかかわらず、授業態度は真面目で、お人柄も良い皆様。

 

皆様は、宿題や筆記試験・口頭試験にも真摯に取り組んでおられました。

 

よって、講師である私は、とても楽しく授業を進めることができました。

 

でも----、ひとつだけ大問題が-----。(;^_^A(;^_^A

 

それは、「助け合い」の精神。(ノ´▽`)ノ

 

 

これ、一見よいことのように思えますが、タイ人の皆様の場合、これが試験の時も同様でして----。(;^_^A(;^_^A

 

そう、「わからないで困っている人」に「わかる人」が教えちゃうのです。

 

正に日本との文化の違い、なのであります。(;^_^A(;^_^A(;^_^A

 

私が受け持つクラスだけでなく、他の先生方が受け持つクラスでも同様でありました。

 

各先生に対策を聞いたところ、「心を鬼にして」、「注意する。」、場合によっては、「叱る」とのことでした。

 

 

元々、日本でも部下・後輩に対して、極力「叱る。」ということをしないでいた私。

 

まして、受講生の皆様はある意味、お客様 (お金を払ってくれているのは、受講者が勤務している会社)。

 

また、各部署で普段、活躍されているであろう皆様 (受講者は会社が選定しているので、「会社からの期待度」が高い人と予想される。)であります。

 

そこで、私は考えました。真顔

 

考えた結果-----。

 

「カンニングが不可能な状態を作ればいい。」

 

 

次の9名のクラスでの筆記試験はこうしようビックリマーク

 

問題をAパタ-ン・Bパタ-ン・Cパタ-ンの3パタ-ンを作成。

 

勿論、A・B・C、それぞれ問題は違えど、難易度は同一 ( としたつもり----(;^_^A )。

 

そして、なおかつ、各パタ-ンにおいての問題の順番を変える。

 

これで、9種類の筆記試験問題が出来上がり~ニコニコニコニコ

 

あと、ついでに言うと、3パタ-ンの問題の難易度の同一化って、結構難しいのですよ (;^_^A

 

これ、確か、動詞の変換の問題だったと記憶しています。

 

 

 

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あっ、ちなみにですが----。

 

日本語の動詞って、超~難しいって、ご存知ですか?

 

例えばですけれども----。

 

「~(動詞) て ください。」 の場合の、「動詞」の「てけい」 ( 「てけい」って、日本語教授法での呼び方です。)。

 

「書きます」 → 「書いて」、 「読みます」 → 「読んで」、 「飲みます」 → 「飲んで」。

 

日本人である我々にとっては、簡単な動詞の変換。

 

でもですよ----。

 

「書きます」が「書いて」なのに、「読いて」は×、「飲いて」も× ----。

 

日本語教授法の勉強、あるいは、国文法の勉強をしている人などは別として、この変換の法則性を説明できますでしょうかはてなマーク

 

我々日本語ネイティブの日本人が当たり前に使っている動詞の変換は、外国人の皆様からすれば、「わけわからん」ものなのです。

 

他にも、日本人以外だと、なかなか理解できないことが、日本語には多々あります。

 

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それは、さておきまして----。

 

9種類の問題を配布した当日。

 

私は、「パタ-ンが3つ、そして、それぞれのパタ-ンの問題の順番が違う。」ことを問題の配布前に受講生の皆様に告知しました。

 

9名の皆様、「やられた~!」って感じで、苦笑い

 

 

「仕方ないな~。教えっこなしで頑張ろう。」という感じで、皆様、黙々と取り組んでくれました。

 

その後、別のクラスでも同様に実施。

 

ある種、私にとって、これが当たり前になってきました。

 

このことを、他の先生に話すと、「え~、そんなめんどくさいことしているんですか?、マメですね~。」とのことでした。

 

これって、「経理職特有のマメさ」 かなあ~、と勝手に自己分析していたのですが----。

 

 

えっ、「関係ない」 (*^.^*) というあなたへ。

 

「失礼しました。」 (;^_^A

 

 

「う~ん、そうかも。」というあなたへ。

 

「同意していただき、ありがとうございます。」 (*^▽^*)

 

 

いずれにしても、経理職でつちかった「マメさ」、「細かさ」は、他の職種でも、また、プライべ-トでもいきると思いますよビックリマーク

 

 

それではまた~。