皆さん、こんにちわ。

本日も今にも閉じそうな目をひん剥いて、頑張って修理品のご紹介をしていこうと思います。


ほんなら今日は「工進 発電機 GV-28i」といきまひょか!!


お客さんからの修理依頼は、「エンジンオイルを入れ過ぎた」、で、「リコイルスターターの紐が引けなくなった」との事。

このお客さんはとりあえず自身でできるとこまで処置をされたそうですが、とりあえずロープは引けるようにはなったが、リコイルスターターを引いた時の圧縮力が通常より重い、それが全然改善されないとの事で依頼されて来られました。


現状を確認すると確かにリコイルスターターの引き力が異常に重たいというか、圧縮箇所での圧縮力が半端ねぇ!!

引くどころか、逆にワシがリコイル内へ巻き込まれるかと思ったわ∑ᔪ(°ᐤ°;)ᔭ


で、この案件、修理品を預かる前のヒアリングと自身の経験から、この不具合の核は…ダウンここどすえちゅー


クランクケース内をぱっかーんハートブレイク そこからさらにダウン

ハイ!!何これアップ 答えはダウン

カムギヤ裏に設けてある圧縮経験装置、所謂「デコンプ」ってやつのバネが外れておりましたわ。
これがクランクケース内満タンに入ったオイルの影響で外れてしもたんやろね。
こんな事も起こるもんなんやねポーン
怖い怖い。
で、このカムギヤ(デコンプ)を交換し、各所組み直して、リコイルを引いて圧縮力確認すると正常の圧縮力に戻ってくれましたウインク
インバーター発電機はカバー類に覆われている為、エンジンを下ろすだけでも大変です。
犯人探しにはかなりの労力を使います。

エンジンオイルはくれぐれも適量でお願いします。
そして、本機は平坦な所での給油をお願いします。

                     以上