How are you?
私は、いちよ元気ではありますが、毎日、修理と酷暑と自分との戦いに明け暮れております( ง⁼̴̀ᐜ⁼̴́)ง⁼³₌₃ シュッシュッ
では、本日の対戦相手さんです。
「come on!!」
エンジンポンプ「PGM-50G」
海水でもできちゃうポンプ仕様です。
(因みにエンジンは普通仕様です。)
このお客様は年に一度、メンテナンスという形で主要部品なんかの交換依頼をされてくるお客様です。
今回は特にエンジン側のメンテナンスを要望されております。
という事で、早速、主要部品の交換を行っていきましょう
既に、リコイルスターターのロープが切れた状態で入荷です。
まずはロープからの交換といきます。
先にリールだけを巻いて巻いて巻いて巻いて元に戻らない様にドライバーをリールとケースに差し込んで固定。
そこへロープの先を結んでリールの内側からケースの外へと差し通します。
後は、ロープの端を結んでない方からノブを通してノブが抜けないように端を結んで完了。
最後に差し込んで固定していたドライバーを抜いて、リールがゆっくり巻いていくように手でリールを軽く押さえながらグルグルグルグルグルと巻き込んで終了
準備さえできていれば5分もあればできてしまう作業です
次は、こちら「イグニッションコイル」です。
フライホイールとコイル間の隙間は必ず隙間ゲージで「0.3mm」を測って取り付けします。
電気系は、勿論、コイルだけではなく、点火プラグとプラグキャップも同時交換です。
で、次に行うのはこちら
「キャブレター」ですね。
海の近くで使用されているのか、キャブレターのボディーも塩害で腐食しているのが見受けられます。
エアクリーナーがあるとは言え、空気中の塩分を吸っていると思われ、少なからずキャブレター内も塩害の影響を受けています。
なので、今は大丈夫でも年に一度は交換を行います。
新しい物はやはり気持ちがいいですね
他にも、ガスケット類、エアクリーナーエレメントも同時交換します。
後はエンジンオイルの交換を行って、今回のエンジンメンテナンスを完了とします。
今回の交換部品
キャブレターASSY × 1
イグニッションコイル × 1
キャブレターガスケット × 2
スパークプラグ × 1
プラグキャップ × 1
スターターロープ × 1
その他
エンジンオイル交換
バルブクリアランス調整
以上
エンジンは当たり前ですが機械ものです。
機械物はいつ何時故障するかわからないものです。
だからこそ、普段からのメンテナンスが重要となります。
今回のお客様の様に、年に一度のメンテナンスに入れて頂ければ、「使いたい時に使えない!!」なんて事は大幅に減ると思います。
少々、メンテナンス料は必要にはなりますが、使えないよりは全然いいかと思いますので、普段からのメンテナンスを心がけて頂きたいと思います。