皆様、おはようございます
皆様、こんにちわ
皆様、こんばんわ
皆様、おつかれっすぅ〜
本日もいい感じに青空
暑くなる前に1台でも多く、修理を進めておこうと思います
では、早速、「welcome修理品」
で、不具合症状は?
「ポンプケースの合わせ面より水漏れがする」
という事らしいのですが、どれどれ(._.)
あ〜、確かに漏れてる形跡あるねぇ〜
では、修復に取り掛かりましょうか
「カンカンカン」、「ガリガリガリガリ」、「ド・ド・ド・ド・ド」、診断した結果はフランジブラケットの歪みよりポンプケース間から水漏れが発生いている事が判明
お客様には事前に費用などの見積もりを報告をして、修復の方向でという事でお返事を頂きましたので早速取り掛かりたいと思います。
ポンプケースを外したらインペラが現れます。
ブラケット交換には当然このインペラを外さなければ先には進めません。
しかし、このインペラ、かなりの難敵、いや、いきなりのラスボスと言ってもいいでしょう
「いざ」
メカニカルシールは水漏れ防止の役目をしてやがる、あなどれないやつだ。
「とりゃあ」
外す事に成功
メカニカルシールもこれまでの戦いでかなりの摩耗が見受けられます
メカニカルシールもギリギリの戦いをしていた様ですね
さて、ここからは修正・修復の戦です
まずは、こいつから修正です。
このままでは、新しいメカニカルシールに交換しても直ぐにまた水漏れを起こしてしまいます。
なので、これをこんな風に
エンジンをアイドリングで回転させつつ、平やすりで「さー」って軽く流す感じ、ここで平やすりを押し付け過ぎるとクランクシャフトが削れ過ぎてしまうので注意が必要
で、後はこれまでの反対に新しい部品を組み付けていくだけ
組み付けに関してはまだ簡単なので、作業時間的にも、ブラケットの取り付けからすると約5分もあればやっつけられると思います
それでは、後は性能テストですね
てな感じで、性能もバッチシ
完璧
今回の戦いに要した部品
フランジブラケット × 1
メカニカルシール × 1
インペラ × 1
Oリングパッキン × 1
スパークプラグ × 1
他、エンジンオイル交換
作業時間(診断・試運転時間除く)
約45分
(作業時間はあくまで目安であり、使用する道具や環境、状況により異なります。)
尚、ブラケットの歪む原因の殆どは、冬季凍結による内部からの膨張圧迫によるものがほとんどです。
使用時以外は、夏冬関係なくポンプ内の水はぬいておきましょう
以上