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お掃除とメンテナンスのプロ 矢部要のブログ

「仕事でお掃除をする方の作業を楽にする事」が使命(ミッション)だと考えています。

 一般の『お掃除』から世界のプロが実践する『メンテナンス』の紹介をしています。

前回からの続きになります。少し時間が空きましたね。前回は強い酸(塩酸)の扱い方を主なテーマにし、安全な酸の例としてリン酸やクエン酸を上げました。リン酸は場合によっては、環境問題に触れるケースがありますので、この点での注意が必要になります。弊社で一時出していた、無水用トイレ洗剤の主成分は乳酸でした。
さて、酸性洗剤が必要なケースは主には錆び取りや水回りになります。水回りは水や石鹸(アルカリ)を使った上で着く汚れですので、普通の洗剤が効かないのはある意味当たり前の話になってしまうのです。
水回りのトイレや洗面台等には何らかの形で、その上に着く細かな汚れを取ってやらないと、汚れが堆積してしまいます。こうしたケースには酸に傾いた洗剤を使用する事が合理的であるのは言うまでもありません。蛇口等の金属には通常クロームメッキが施されています。こうした部分に適正な洗剤(酸に傾いた洗剤と言う意味です)を使用してやれば、(既にクレンザーや研磨剤入りパッドを使用して)表面を削っていなければ、非常に綺麗にする事が可能になります。


酸性洗剤は通常の洗剤と違いますので、少し覚える必要な事があります。先ず、耐酸性の無い大理石では使用できません。素材が石材なのかどうかを確かめます。触って冷たければ、石材ですので、その上で大理石かどうかを判断します。大理石には葉脈と言う特有の模様がありますので、見慣れると簡単に判断できます。因みに細かな粒々模様があれば御影石になります。石材は見る訓練をすれば、直ぐに容易に判断できるようになりますので、試してみると宜しいでしょう。




次に次亜塩素酸と一緒に使わないという事を徹底しましょう。注意点は前回述べた通りです。
以上を気を付ければ、それ程難しいものではありません。効果の方はどうでしょう?日本では酸性洗剤を上手く使える人が圧倒的に少ないので、相当な差別化になるでしょう。その人が扱えば、トイレやお風呂場、流し台がピカピカになるからです。